Googleマップに自分で道を追加できる「道路編集ツール」公開へ【ローカルSEOニュースまとめ vol.11】

今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第11回目として、2021年3月12日から3月18日に起きたローカルSEOに関する出来事についてお伝えします。

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今週のローカルSEOトピック4選

ここでは3月12日から3月18日の間、Web上のニュースやSNS上の反応などで確認されたローカルSEO関連Webサービス(※Google マップなど)の動向で、特に注目すべき4つのトピックについて解説します。

1. Googleマップに「道路編集ツール」など、3つの新機能が追加

Googleは、Google マップに3つの新機能を追加すると発表しました。これらの新機能は近日中にリリースされる予定です。

1. 「ローカルラブチャレンジ」の進捗状況を確認できるように ※海外のみ

ローカルラブチャレンジは、期間中に合計10万件のビジネスに関する情報をユーザーの手で更新しようというプロジェクトです。米国のAndroidユーザーを対象としています。

ローカルラブチャレンジの様子
▲ローカルラブチャレンジ:Google The Keywordより

実施期間中、Google マップの「投稿」タブにはローカルラブチャレンジの進捗状況が表示され、ユーザーは口コミや写真の投稿、ビジネス情報の更新などを通してローカルラブチャレンジの達成を手助けできます。

Googleでは、実施期間中に寄せられたフィードバックをもとに、より多くの国で同様のキャンペーンを実施する予定としています。

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2. 写真投稿機能の更新 ※日本で展開されるかどうかは未定

これまで、ユーザーがGoogle マップのビジネスに写真を投稿するには、ビジネスの「写真」タブから投稿するか、口コミに写真を添付する2通りの方法がありました。

今回の更新ではこれらの方法に加え、「最新情報」タブから写真を手軽に投稿できるようになります。

「最新情報」タブから写真を投稿できるように
▲「最新情報」タブから写真を投稿できるように:Google The Keywordより

今後は「最新情報」タブが「From owner(オーナーから)」と「From visitors(ユーザーから)」に分かれ、ユーザーには「Add a photo update(写真を追加)」というボタンが新たに表示されます。

写真には簡単な説明を追加でき、投稿した写真は「最新情報」タブに表示されます。

Googleは、レストランのテラス席に日陰があるかどうかや週末の駐車場が混んでいるかどうかなど、ちょっとした写真がより手軽に投稿できるようになるとしています。

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3. Google マップに自分で道路を追記できる「道路編集ツール」

道路編集ツール(road editing tool)は、Google マップに道路を追記できる機能です。

道路編集ツール
▲道路編集ツール:Google The Keywordより

ユーザーはGoogle マップ上に掲載されていない道路を見つけたとき、PC版Google マップのメニューから「地図を編集」をクリックし、「地図に載っていない道路」をクリックすると、道路編集ツールを起動できます。

航空写真をもとに、掲載されていない道路に合わせて線を引き、「送信」ボタンをクリックすると変更内容がGoogleに送信され、審査を経てGoogle マップに公開されます。

道路編集ツールは、日本を含む世界80か国で公開される見通しです。

関連記事
Google マップの修正方法

<参考>
Google The Keyword:Three new ways anyone can update Google Maps
ITmediaNEWS:Googleマップ、描画ツールでの道路追加・修正が可能に(審査後公開)

2. Googleマップの「最新」タブに近隣ビジネスの特典が表示される

Google マップの「最新」タブでは、「フォローしているエリアの特典」という欄にユーザーの近隣にあるビジネスの特典が表示されます。

「最新」タブに近隣ビジネスの特典が表示される
▲「最新」タブに近隣ビジネスの特典が表示

「特典を見る」をクリックすると特典のページに遷移し、特典の内容が詳しく表示されます。

「特典を見る」をクリックすると特典のページに遷移する
▲「特典を見る」をクリックすると特典のページに遷移

なお、この機能がiPhone、Androidの各デバイスで表示されるかどうか調査したところ、「フォローしているエリアの特典」はAndroid版のGoogle マップにのみ表示されました。

2021年3月時点では、Android版のGoogle マップにのみ提供されているものとみられます。

<参考>
Twitter:今井ひろこさん @Imai_Hiroko の投稿

3. Googleマイビジネスヘルプに口コミ管理ツールが追加

Google マイビジネス ヘルプに、口コミ管理ツール「Manage your reviews(口コミ管理)」が追加されました。

この口コミ管理ツールでは、ビジネスを選ぶと口コミの文章、評価、投稿日が表示され、右側に「View on maps(Google マップで見る)」と「Report a problem(問題を報告)」の2つのリンクが表示されます。

Manage your reviews(口コミ管理)
▲「Manage your reviews(口コミ管理)」

「Report a problem」をクリックすると、Google マップの口コミの「違反コンテンツを報告」をクリックしたときと同じ「クチコミを報告する」ページに移動します。

Google マイビジネスの「クチコミ」タブでもビジネスの口コミは管理できるため、今後「クチコミ」タブと「Manage your reviews」がどのように差別化されるか注目すべきでしょう。

関連記事
Google マイビジネスで悪い口コミを削除する方法

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ:Manage your reviews

4. Appleの「マップ」アプリに混雑状況の確認機能が追加される可能性

近日リリース予定となっているiOS 14.5のベータ版において、「マップ」アプリに混雑状況の確認機能が追加される可能性が示されました。

iOS 14.5のベータ版に搭載されている「マップ」アプリの更新内容に、以下のような表記があるといいます。

  • 特定の地点で『マップ』アプリを開いた際に、iPhoneはあなたの位置情報を匿名かつ暗号化した形でAppleに送信します。Appleに送信された位置情報は特定の地点の混雑状況をユーザーに知らせるために使用されます。
「マップ」アプリの更新内容
▲「マップ」アプリの更新内容:Redditより

このことから、iOS 14.5では「マップ」アプリに混雑状況の確認機能が追加される可能性が高いと推測されています。

なお、Google マップにはすでに「混雑する時間帯」という機能が存在しています。コロナ禍で混雑が忌避される中、マップアプリにもこうしたコロナ対策に役立つ情報が続々と追加されています。

関連記事
Google マップで店舗や施設の混雑状況を確認する方法

<参考>
Reddit:Apple is working on location busyness and opening times based on visits.

今週の海外ローカルSEOトピック

米国でSEOツールを提供し、ローカルSEOにも精通する企業・Mozは、「Beginner's Guide to Google My Business: What It Is, How To Use It, and Why(初心者向けGoogle マイビジネスガイド:Google マイビジネスとは何なのか、どう使うのか、なぜ使うのか)」という記事を公開しました。

Google マイビジネスとは何なのかという基本的な知識から、Google マイビジネスの利用方法やローカルSEOについて解説しています。

またこの記事では、最後に「A glance at the future of Google My Business(Google マイビジネスの今後を占う)」として、今後5年間に起こりうるGoogle マイビジネス関連の動きを以下のように8つ予想しています。

  1. ローカルパック* をクリックした時に表示されるローカルファインダー(URLがgoogle.com/searchで始まる)と、Google マップ(URLがgoogle.com/mapsで始まる)が統合され、ネットワークが整理される
  2. Lead Generation(見込み客獲得)機能やTrust Badge(ローカルサービス広告に登録した際に付くバッジ)など、Google マップにおける有償の機能がさらに普及する
  3. Appleの「マップ」がGoogleを脅かすことに成功した場合、Googleは品質を守るため、ビジネス情報や口コミのスパムを検出するフィルターを強化するよう投資する可能性がある
  4. 位置情報を利用した画像フィルターや検索機能が増加する
  5. リアルタイムの在庫情報など、ローカルコマース関連機能が整備される
  6. 店舗ごとの配送範囲をGoogle マップ上に表示する機能が追加される
  7. Google Messagingを店舗と顧客とのコミュニケーションに活用できるかが検討されている
  8. Google マイビジネスから投稿された内容に対するコメント機能が追加される

* ローカルパック…Google 検索で「レストラン」などと検索した際、3つ程度の店舗情報が画面上部に表示されるものをいいます。現在、このローカルパックをクリックした際に複数の店舗情報が閲覧できるローカルファインダーと、Google マップのURLが異なっています(以下画像参照)。

ただし仮にこれらが統合された場合でも、Google マイビジネスの操作などに大きな変更はないと考えられます。この変更についてMozは、「Googleマップについてさらに学ぶ良い機会」だとしています。

ローカルファインダーとGoogleマップのURLは異なる
▲ローカルファインダーとGoogleマップのURLは異なる:編集部作成

<参考>
Moz:Beginner's Guide to Google My Business: What It Is, How To Use It, and Why

今週のGoogle マイビジネス ヘルプ コミュニティ、注目のQ&A3選

ここでは、3月12日から3月18日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。

1. オーナー確認をしたいが、Google マップ上に表示されている自ビジネスの電話番号が古い

質問

  • Google マイビジネスのオーナー確認をしたいのですが、Google マップ上に表示されている自社の電話番号が古いままとなっているため、電話によるオーナー確認ができません。

回答

  • 電話番号を修正することは難しいため、郵送によるオーナー確認に切り替えると良いでしょう。

Google マイビジネスのオーナー確認で表示された自社の電話番号が古いものになっている、という事例が確認されました。

このような場合は電話によるオーナー確認はできないため、郵送によるオーナー確認が確実です。

なお、Google マップの「情報の修正を提案」する機能を用いて電話番号を書き換えることも可能ですが、オーナー確認の前に電話番号を修正してしまうと、電話によるオーナー確認自体が利用できなくなる可能性もあるということです。

電話番号の修正は、ハガキによるオーナー確認の完了後にGoogle マイビジネスから行うと良いでしょう。

関連記事
Googleマイビジネスで電話でオーナー確認を行う方法

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:オーナー確認の際に電話番号が古い物になっており、最新化させたいです。

2. 電話によるオーナー確認はフリーダイヤルでも可能か

質問

  • Google マイビジネスのオーナー確認を電話で行いたいのですが、フリーダイヤルでも電話によるオーナー確認はできますか?

回答

  • フリーダイヤルではGoogleからの電話を受け取れません。郵送によるオーナー確認に切り替えると良いでしょう。

一部のビジネスでは、電話によるオーナー確認も可能となっています。

しかし、Googleからかかってくる電話は国際電話であるため、自社の電話番号がフリーダイヤルである場合、電話によるオーナー確認はできません

このような場合は、郵送によるオーナー確認に切り替えましょう。

関連記事
Googleマイビジネスで電話でオーナー確認を行う方法

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:オーナー確認画面に、電話での確認しか選択肢がありません。電話をかけても、確認コードが取得できません。どうすればいいのか教えて下さい。

3. Google マイビジネスに投稿した写真の表示順序は変えられるのか

質問

  • Google マイビジネスに投稿した写真の表示順序は変えられますか?

回答

  • 変えられません。写真の表示順序はGoogleにより決められています。

Google マイビジネスに投稿した写真は、Googleが最も効果的だと判断した順序で並べられます。そのため、ビジネスオーナーやユーザーが写真を並べ替えることはできません。

複数枚の写真を投稿する際は、写真を決まった順序でユーザーに見せることはできないということを念頭に入れておきましょう。

関連記事
Googleマイビジネスの写真の順番はどうやって決まる?

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:マイビジネスの写真の並び替えの仕方ヲ教えて下さい、

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この記事の筆者

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