新型コロナウイルスの感染拡大による観光や飲食、イベントなどの需要の落ち込みに対し、政府が打ち出した施策が「Go To キャンペーン」です。
7月22日から始まった「Go To Travel」キャンペーンでは、10月1日から東京発着の旅行も対象に含まれ、さらに地域共通クーポンの付与も始まります。
本記事は「Go To キャンペーン」の情報をできるだけ網羅し、Go To Travelをよりお得に利用する方法や、10月以降開始予定の「Go To Eat」、「Go To 商店街」、「Go To Event」キャンペーンについてもまとめます。
Go To キャンペーンとは：消費を喚起する施策
「Go To キャンペーン」とは、新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている旅行・宿泊・交通・外食・イベントなどの業界を支援することを目的とした、官民一体型の消費喚起のキャンペーン事業です。
「Go To Travel」「Go To Eat」「Go To 商店街」「Go To Event」の4つのキャンペーン事業がそれぞれ計画され、すでに7月22日からは「Go To Travel」キャンペーンが開始されています。
Go To キャンペーン事業とは？政府主導の経済対策について
新型コロナウイルスの影響で、宿泊業を始めとした観光業、飲食業、イベントなどのエンターテイメント業界、地域の商店街など、多くの業界は苦戦を強いられています。そんな中、政府は冷え込んだ需要を活性化するため、これらの業界に対し「Go To キャンペーン」で支援を行うと発表しました。現在、観光業を支援する「Go To Travelキャンペーン」が他に先立って開始されています。この記事では、Go To キャンペーン事業の概要や、Go To Travel事業の対象商品や期間、導入にあたっての申請方法や...
Go To Travelキャンペーンとは：旅行代金の最大半額を支援
「Go To Travel（トラベル）キャンペーン」は、新型コロナウイルスの感染拡大によって需要が落ち込んだ観光産業を支援し、国内の旅行需要の消費を喚起することを目的とした事業です。
国内旅行を対象に、キャンペーンへ参加している旅行業者などを経由して旅行商品を購入した人へ、旅行代金の割引とクーポンの発行を行います。
Go To Travelキャンペーンを利用した旅行の申し込みは、旅行代理店や旅行予約サイトなどからできます。
7月22日から開始したGo To Travelキャンペーンでは、旅行代金の35%が割引されます。たとえば1泊20,000円のホテルを予約した場合、その35%の7,000円が補助され、実際に利用者が支払う旅行代金は13,000円となります。
補助される金額の上限は1人1泊あたり20,000円、日帰り旅行では10,000円と設定され、旅行代金の補助は旅行代金総額の税込価格で計算されます。
※Go To トラベルキャンペーンの割引のうち、旅行者が行う還付手続きの受付は9月14日に終了しています。キャンペーンの割引額を適用したい場合は、予約時に割引済の料金で予約する必要があります。
7月からのキャンペーンでは東京発着の旅行は除外されていましたが、それでも全国各地の観光地などでは人出が増え、場所によっては前年同月の人出を超えるような観光地もあったようです。
10月1日から東京発着の旅行も対象となるため、さらに人出が増えて観光地のにぎわいが戻ることが期待されます。
「Go To Travel」キャンペーンとは？徹底解説：仕組み・対象をおさらい／期待と不安交じる事業者の声
Go To Travelキャンペーンが、本日7月22日に開始します。キャンペーンの開始を受けて、安倍首相は「国民の協力を頂きながら、慎重に経済活動を再開していく方針に変わりはない」と、キャンペーンを継続する意向を示しています。一方、ここ数週間で新型コロナウイルス感染が再拡大していることから、東京発着が対象外となるなど、キャンペーンの仕組みに変化もみられました。本記事では、Go To Travelキャンペーンの仕組みや対象について、改めて解説します。関連記事Go To Travel 7月22...
【コロナ回復どうなった】4連休、前年超えの人出も：全国の観光状況まとめ
新型コロナウイルスの影響で観光地は大きな打撃を受けてきましたが、9月19日〜22日の4連休には、各地で客足の回復がみられました。本記事では、全国の観光地の状況をまとめます。＜各地の観光回復状況 注目ポイント＞淡路島、浜名湖、江ノ島、由布院などで前年超えの人出首都圏では：お盆以上に回復関西では：GWの3〜4.5倍に九州では：豪雨被災した旅館もほぼ満室に四国では：温泉の入館待ちや市場の入場制限も沖縄では：前年の6～7割まで回復北海道では：コロナ流行前より15%増加東北では：感染対策と経済活動と...
10月1日から東京追加、地域共通クーポンも開始へ
感染者数の増加に伴ってGo To Travelキャンペーンから除外されていた東京ですが、10月1日からついに東京発着の旅行も割引対象となることが発表されました。
また、10月1日以降に出発する旅行に対して、旅行先の観光地や土産物店などで使用できる「地域共通クーポン」の配布も開始される予定です。
宿泊旅行・日帰り旅行ともに、旅行代金総額の15%に相当するクーポンが旅行業者や宿泊事業者から配布されます。これにより、旅行代金の割引と合算して旅行代金総額の50%相当が補助されることとなります。
【速報】GoToトラベル 東京発着対象に、10月1日から：経済効果は4兆円規模か
赤羽国土交通大臣は、「Go To トラベル」事業の対象から除外していた東京発着の旅行を、10月1日から対象に加える方針を表明しました。11日に開かれる政府の分科会で最終決定するとしています。関連記事Go To キャンペーン事業とは？東京発着対象、経済効果は4兆円規模か7月22日から開始された政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」事業では、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されることから、東京都への旅行と都内に住んでいる人の旅行が対象外となっていました。東京発着の旅行が事業の対象となれ...
【速報】新たな「GoTo」地域クーポン、10月1日から開始！店舗登録は8日から
赤羽国土交通相は、8日の記者会見で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」事業について、旅行先の土産物店などで使用できる「地域共通クーポン」の利用を10月1日から開始すると発表しました。35%の旅行代金割引と合わせて、最大で旅行代金の半額が補助されることになります。▲[Go To トラベルによる割引額]：Go To トラベル事業者向け申請サイト地域共通クーポンの取扱店舗受付は8日から開始されました。詳細は地域共通クーポン取扱店舗 登録希望事業者の方へから確認できます。またキャンペーン...
どう使うのがお得？クーポン併用やポイント還元、新幹線半額も
旅行代金の50%相当の補助が受けられるGo To Travelキャンペーンですが、旅行会社や交通機関、自治体のキャンペーンなどを併用することによって、さらにお得に旅行を楽しめる場合があります。
Go To Travelキャンペーンとは併用できない割引やクーポンもありますが、予約サイトによっては35%の割引とあわせて利用できるものもあります。
たとえば、旅行予約サイト「じゃらん」や「楽天トラベル」では、サイト独自のクーポンをGo To Travelキャンペーンの割引と併用できます。
また「Yahoo!トラベル」では、Go To Travelキャンペーンで初めてヤフープラン・ヤフーパックをそれぞれ予約した際には「初めて予約キャンペーン」として、PayPayボーナスライトのポイント6%がPayPay残高へ付与されるキャンペーンが実施されています。プレミアム会員に登録すると、最大で10%の還元が得られるようです。
【GoToトラベル】最大限"お得"に予約する情報まとめ！JRは新幹線半額／クーポン併用で宿泊無料も
10月1日から、いよいよ東京発着の旅行が「Go To トラベル」キャンペーンの対象に追加される見通しとなりました。これにより、Go To トラベルキャンペーンの利用者は格段に増加すると考えられます。そこで本記事では、Go To トラベルキャンペーンが10月1日からどのように変わるのかを解説するとともに、キャンペーンを活用して最大限"お得"に予約する方法についてまとめます。目次Go To トラベルの仕組みは？：10月から支援の対象・額が拡大地域クーポンもついに開始、東京発着も10月1日から対...
さらにJR東日本は、えきねっと会員向けに新幹線が半額となるキャンペーンを実施しています。ほか、JR西日本でも北陸新幹線を最大で半額割引しており、JR北海道でも特急「北斗」の割引を行っています。
GoToトラベルで新幹線を半額利用するには？JR旅行商品「旅に出よう！日本を楽しもう！」キャンペーンや独自割引も
国内の旅行需要を呼び戻す施策として進められている「Go To トラベルキャンペーン」が、7月22日から開始しています。スタート時は対象外とされた東京発着の旅行商品についても、9月18日から受付を開始し、10月1日発の旅行から対象となっています。Go To トラベル事業では、交通機関と宿泊がセットの旅行商品の総額が支援対象となる一方で、個人で手配する交通の費用は対象外となります。こうした状況の中JRグループは、Go To トラベルキャンペーンに合わせて独自キャンペーンを開始しています。その一...
宿泊施設とセットで予約することで高速道路の利用がGo To Travelキャンペーンの対象となる「高速道路周遊パス」もあります。
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自治体でも、北海道小樽市や神奈川県横浜市、大阪府などで独自に宿泊キャンペーンが実施されています。
このように、各旅行予約サイトや交通機関、自治体などがGo To Travelキャンペーンにあわせてさまざまな特典やキャンペーンを用意しており、旅行先や宿泊施設、特典内容などを上手く比較検討することで、お得に旅行が楽しめます。
そのほかに変わった使い方としては、運転免許の合宿もGo To Travelキャンペーンの対象です。そのため、合宿免許の予約サイト「合宿免許WAO!!」では申し込みが殺到し新規受付が一時停止となりました。
また、Go To Travelキャンペーンをフル活用し、格安で日本一周旅行ができるプランなども話題となっています。
GoToトラベルで「日本一周の旅」
政府の国内観光支援事業「Go Toトラベル」キャンペーンへの注目が高まる中、たびぱるというバスツアー会社から、Go Toトラベル事業をフル活用した「日本一周バスの旅」の販売が開始されました。本記事では、その内容とGo Toトラベル事業の今後の展望について考察します。インバウンド対策にお困りですか？「訪日ラボ」のインバウンドに精通したコンサルタントが、インバウンドの集客や受け入れ整備のご相談に対応します！訪日ラボに相談してみる目次Go Toトラベル事業を“フル活用して“日本一周バスの旅さらな...
地域共通クーポンの受け取り方と利用対象
地域共通クーポンは旅行の予約方法や申し込み先によって、発行されるクーポンの形式や受け取れる場所が違います。
たとえば、旅行代理店で旅行の申し込みをした場合は、予約完了時に旅行代理店で紙のクーポンが配布されます。宿泊施設へ直接宿泊の申し込みをした場合は、宿泊施設へのチェックイン時に紙のクーポンが配布されます。
一方、旅行予約サイト経由で旅行の申し込みをした場合はクーポンの形式によって受け取り場所がわかれます。紙のクーポンの場合は宿泊施設へのチェックイン時に受け取れますが、電子クーポンの場合は予約確認メールにて電子クーポンサイトへのURLが届き、そこからクーポンを取得します。
地域共通クーポンが利用できるのは旅行先の都道府県とその隣接都道府県で、Go To Travelへ登録している店舗や施設で利用できます。
商品の購入以外にも観光地の体験メニューや交通機関でも利用でき、キャンペーンのロゴ入りステッカーやポスターが、利用可能な店舗・施設の目印です。
その一方、キャンペーンが「観光地における消費を喚起する」という趣旨のため、利用対象にならない商品や支払い先があります。
行政や公共料金のへの支払い、宝くじ・金券の購入、宿泊代金への支払いなどには利用できないので、何に利用できるか事前に調べてから旅行へ出発することが大切です。
また釣銭は出ないため、利用時には注意が必要です。
事業者がすべきことは？：オンラインで登録申請
Go To Travelキャンペーンの対象事業者となるためには、公式サイトからの登録申請が必要です。
旅行会社・予約サイトからの予約を取り扱う場合は、「情報登録申請書」「宿泊施設リスト」「Go To トラベル事業参加同意書」「旅館業・住宅宿泊事業等の許可・届出番号等が記載された証明書類の写し」「法人番号」の5つを準備して申請しましょう。
直接販売を行う場合は、別途給付枠の申請や第三者機関への申請が必要になります。詳細は公式サイトから確認してください。
また地域共通クーポンの取扱店舗となるためにも、公式サイトからの登録申請が必要です。
「地域共通クーポン取扱店舗登録申請書」「登録希望店舗リスト」「Go To トラベル事業参加同意書」「口座確認書」「口座情報が確認できる書類」「日本国内で事業を行っていることを公的に証明できる書類」の6つを準備して申請しましょう。
ただし複数事業主分を一括で登録したい場合は、「地域共通クーポン取扱店舗 一括登録申請書」が必要です。
※飲食店の場合、登録後にGo To Eatキャンペーン事業の登録を受けていることを示す書類の提出が必要です。
旅行・宿泊割引販売を実施したい、もしくは地域クーポン取扱店舗としての登録を希望する事業者は、Go To トラベル 事業者向け申請サイトから登録できます。
また、キャンペーン詳細は公式の説明会で説明を受けられます。説明会の申し込みについても、Go To トラベル 事業者向け申請サイトで受け付けています。
Go To Eatキャンペーンとは：食事券の発行、ポイント付与
「Go To Eat（イート）キャンペーン」は、新型コロナウイルスの影響を受けている飲食業界に対して需要喚起を図る、官民一体型の事業です。
Go To Eatキャンペーンへ参加する飲食店には条件があり、5月14日に発表された「外食業の事業継続のためのガイドライン」に基づいた感染予防対策への取り組みと、その取り組み内容の掲示が求められています。
Go To Eatキャンペーンの内容は「プレミアム付き食事券の発行」と「飲食店のオンライン予約による利用者へのポイント付与」の2つとなります。
開始時期については、食事券の発行は準備が整った地域から順次実施していくのに対し、飲食店のオンライン予約は現時点ではまだ検討中で10月1日以降とされています。
食事券の販売・ポイントの付与はどちらも2021年1月末までで、使用期限は同年3月末までの予定です。
Go To Eat キャンペーンとは？期間や施策内容、参加条件について紹介
江藤農林水産大臣が7月21日の会見で事務局の公募開始を発表した「Go To Eat（イート）」キャンペーンは、新型コロナウイルスの感染拡大で大きな影響を受けた飲食業界の需要喚起策です。開始に向け政府が着々と準備を進めるGo To Eatキャンペーンには、飲食店が参加するための条件が設けられています。1日でも早く落ち込んだ売り上げを元に戻したい飲食店にとっては、Go To Eatキャンペーンの期間や詳細は早めに押さえておきたい内容です。そこで、本記事ではGo To Eatキャンペーンの実施期...
プレミアム付き食事券の発行
地域の登録飲食店で利用できるプレミアム付き食事券で、購入代金の25%を上乗せして販売されます。
1セット10,000円で販売し12,500円分使用できる食事券で、1回の購入で1人2セットまで購入できます。ただし端数の支払いに対して釣銭は出ません。
準備が整った地域から順次実施される予定ですが、自治体によっては、Go To Eatキャンペーンに先駆けて独自に「プレミアム食事券」や「プレミアム商品券」を発行している地域もあります。
飲食店のオンライン予約による利用者へのポイント付与
オンライン予約サイトを使って飲食店へ予約・来店をした場合に、次回以降に飲食店で使用できるポイントが付与される仕組みです。
オンラインで2回目以降も予約・来店すると、前回のポイントを使用して支払いができ、さらに次回以降に使用できるポイントが再度付与されます。
付与されるポイントはランチタイムは500円分、15時以降のディナータイムでは1,000円分が予定され、予約1回に対する上限は10人分までとなっています。
また、ポイント付与についても独自にキャンペーンを実施している地域があります。
大阪府では、「少人数利用・飲食店応援キャンペーン」を9月18日から開始しており、12月末までの期間限定で行われます。登録飲食店へ4人以下で総額5,000円以上のメニューを事前に予約すると、1組につき2,000円分のポイントが付与されます。
大阪、飲食店支援18日から「5000円飲食で最大4000円還元」：Go Toさきがけ自治体の取り組みぞくぞくと
大阪府は今月18日から、新型コロナウイルスで厳しい経営が続く
事業者がすべきことは？
Go To Eatキャンペーンのうち、ポイント付与の対象となることを希望する事業者は、各飲食店予約サイトに登録する必要があります。サイトによって手数料や入金頻度が違うため、自社に合った条件かどうかを比較検討することが必要です。
各サイトの手数料、入金頻度、問い合わせ先などは Go To Eatキャンペーン 登録希望の店舗の皆さまへ から確認できます。
一方、プレミアム付き食事券対象店舗への登録は、各地域のGo To Eatキャンペーン特設サイトなどから申請します。
また登録にあたり、「外食業の事業継続のためのガイドライン」に基づく新型コロナウイルス感染防止策への取り組みは必須となります。
消毒液の設置、換気の徹底、座席の間隔を空けるかパーテーションで区切る、といった比較的簡単にできるものに限られているため、まだ取り組んでいない飲食店も検討すると良いでしょう。
【GoToイート】コロナ対策万全か「口コミサイト」で判断：感染予防対策の提言で
9月4日、政府の分科会は「Go To Eat（イート）キャンペーン」の実施にあたり、飲食店における感染予防の提言をまとめました。提言では、以下のような対策が求められています。間隔を空けて座席を配置するなど、店舗内の対策：飲食店評価サイトのレビューなどを活用し、実際に行われているか確認する感染が起きた場合に、利用者を追跡できる体制を確保する感染者が急増している地域では、事業の実施を都道府県知事が慎重に判断するそして、利用客に対しては以下のような対策が求められます。少人数・短時間での利用大声や...
そのほか、ガイドラインに基づいた新型コロナウイルス感染防止策が行われているかどうかを口コミサイトのレビューで判断するという案が検討されているようです。その場合は、飲食店における各種口コミサイトの管理が必須となるでしょう。
【GoToイート】コロナ対策万全か「口コミサイト」で判断：感染予防対策の提言で
9月4日、政府の分科会は「Go To Eat（イート）キャンペーン」の実施にあたり、飲食店における感染予防の提言をまとめました。提言では、以下のような対策が求められています。間隔を空けて座席を配置するなど、店舗内の対策：飲食店評価サイトのレビューなどを活用し、実際に行われているか確認する感染が起きた場合に、利用者を追跡できる体制を確保する感染者が急増している地域では、事業の実施を都道府県知事が慎重に判断するそして、利用客に対しては以下のような対策が求められます。少人数・短時間での利用大声や...
Go To 商店街キャンペーンとは：最大500万円を補助
「Go To 商店街キャンペーン」とは、新型コロナウイルスの感染拡大によって客足が減少したり、イベントなどが取り止めになったりした商店街へ活気を取り戻すための事業です。
他のGo To キャンペーン（Go To Travel、Go To Eat、Go To Event）との併用はできず、1商店街あたり300万円を上限に補助されますが、広域連携でプロモーションを実施する場合には、さらに500万円の補助が上乗せされます。
具体的な支援の対象は、商店街のお祭りなどの恒例イベントの実施、商店街のテイクアウト対応店舗を紹介するWebサイトの作成、食べ歩き・飲み歩きツアーなどのコト消費を促進する旅行商品の開発、専門的なノウハウ・人材派遣の提供など、幅広く検討されています。
支援はソフト面に限られ、設備投資などのハード面は支援の対象外となりますが、イベント開催時の感染症対策への消耗品などは対策費用として支給されます。
国内全域で1,000件以上のキャンペーン実施が見込まれ、感染状況を見極めながら公募があった中から9月中に事務局を選定し、10月中旬以降に参加する商店街の募集を始める見込みです。
ただし新型コロナウイルスの再流行などによって再度緊急事態宣言など新たな事態が生じた場合には、見直しや中止を図ることがあるとしています。
Go To 商店街 キャンペーンとは？支援内容・対象・注意事項を紹介
新型コロナウイルスの影響を受け、政府は観光業や飲食業を支援するために「Go To キャンペーン事業」を実施しています。Go To キャンペーン事業は、「Go To Travelキャンペーン」「Go To Eatキャンペーン」「Go To Eventキャンペーン」「Go To 商店街キャンペーン」の4つに分かれています。この記事では、「Go To 商店街キャンペーン」について解説します。関連記事GoTo商店街、第1弾 34事業の取り組みまとめGo To キャンペーン事業とは？Go To Ea...
【速報】GoTo商店街・イベント、10月中旬開始：1商店街あたり300万円／チケット代20％割引で支援
9月25日、菅内閣初の分科会で、政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」の一環である「Go To 商店街」キャンペーンと「Go To イベント」キャンペーンを10月中旬以降に開始する方針が示されました。今後は専門家の意見を踏まえ、経済産業省で開始までの準備、対応が行われることになります。また10月1日から、「Go Toトラベル」事業で東京発着の旅行を対象とすることも確認されました。関連記事GoTo商店街、第1弾 34事業の取り組みまとめ目次「Go To 商店街」キャンペーンとは「Go ...
Go To Eventキャンペーンとは：チケット代金の2割を支援
「Go To Event（イベント）キャンペーン」とは、新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となったり需要が落ち込んだりしている各種イベントやエンターテインメント事業を支援し、需要喚起を図る事業です。
9月25日には、西村経済再生担当大臣が10月中旬の開始に向けて準備と対応を行っていくと述べています。
キャンペーンの内容は、対象となる購入サイトやチケット販売店などで、イベントやエンターテインメント関連のチケットを購入する際「2割引で購入する」「購入金額の2割相当分の次回以降使えるポイントまたは物販などで使用できるクーポンを受け取る」という2つから選択できるというものです。
チケットの代金が5,000円の場合、「2割引の4,000円で購入する」か「定価の5,000円で購入し、1,000円分のポイントまたはクーポンを受け取る」という選択になります。
また、地域や事業者などのバウチャーや前売り券などを発行している場合は、事業者負担の割引を上乗せすることもできます。
Go To Eventキャンペーンが対象とするのは、新型コロナウイルスによって開催に影響を受けたスポーツや文化芸術に関するイベントで、スポーツ観戦、映画観賞、コンサート、展示会、動物園や博物館などが該当します。
また、コロナ禍において需要が高まった無観客での有料ライブ配信など、新しい形式でのイベントも対象です。
Go To Travelでの旅行先で、Go To Event対象の博物館やスポーツ観戦などのイベントへ参加するなど、他のキャンペーンとともに利用すれば、よりお得に旅行とイベントを楽しめるでしょう。
Go To Eventキャンペーンとは？対象イベントや割引内容など解説
新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に対して、国や自治体から「Go To Eventキャンペーン」などの様々な支援や補助の案内が発表されています。支援や補助は嬉しい反面、支援政策のすべてを把握することは、多くの事業者にとって負担や手間となっていることも考えられます。この記事では、イベントやエンターテインメント関連の事業を営む方に関わる支援の1つである「Go To Eventキャンペーン」に焦点を絞り、具体的な支援内容や今後の動向について説明していきます。関連記事Go To キャンペーン事...
＜参照＞
Go To トラベル事業公式サイト：旅行者向け公式サイト ／ 事業者向け申請サイト
じゃらんnet：Go To トラベルキャンペーン【じゃらん】最大35%割引でホテル旅館をお得に予約
Yahoo!トラベル：GoToトラベルキャンペーン実施中 旅行予約ならYahoo!トラベルがお得
TRAICY：合宿免許ワオ、新規受付停止 「Go To トラベル」合宿免許申込殺到で
農林水産省：「Go To Eatキャンペーン事業」について
大阪府：少人数利用・飲食店応援キャンペーン事業を行う事業者及び取組内容について
NHKニュース：「Go Toイベント」「Go To商店街」10月中旬以降に開始へ
経済産業省：Go To 商店街事業について
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
