口コミラボを運営する株式会社movでは、口コミサイトを”もっと”売上に変える『口コミコム
』の分析機能を用いてレポートを作成しています。
今回はIKEA・ニトリ・無印良品の超大型店舗各ブランド12店舗ずつ合計36店舗に寄せられた約32,800件の口コミを調査し、大手家具3ブランドの比較検証を行いました。
このレポートから
- 今年の10月からYahoo! MAPへの口コミ投稿が急増しており、Googleマップに加え、Yahoo! MAPへの対応が必要なこと
- IKEAは他の2ブランドと比べて「レジャー」要素が強いこと
- 各ブランドの「レジ」「スタッフ」に関するポジ率・ネガ率に違いがあること
がわかりました。
この週刊MEOレポートでは口コミを横断して分析することで見えてくる「新しい発見」をご提案します。レポートの詳細は資料請求してください。
今回の調査対象
対象としたのは、
- IKEA 12店舗
- ニトリ 12店舗
- 無印良品 12店舗
合計36店舗
口コミ総数32,800件
です。
※対象店舗は各ブランドの超大型店舗で、1店舗当たり最大1000件の口コミを取得しています。
サイト別口コミ投稿件数の変化(全体)
直近一年の大手家具ブランドに寄せられる口コミの投稿先は、ややGoogleマップの割合が多くを占めます。今年の10月からYahoo! MAPへの投稿が急増しており、このことからGoogleマップ・Yahoo! MAPへの対応が必要と言えます。
サイト別口コミ投稿件数の変化(ブランド別)
直近一年(2021年9月~2022年8月)の大手家具ブランドに寄せられる各ブランドの口コミの投稿先を見てみると、どのブランドもYahoo! MAPへの投稿が増えています。これはLINE PLACEとの連携によるものと考えられ、今後のYahoo! MAPの口コミ増加についても注視していく必要があります。
ブランド別口コミ投稿件数の変化
直近一年の調査対象の店舗に寄せられる口コミの新規投稿件数は、5月と7月を除いて1,500件ほどの水準で推移しています。5月・7月といった大型連休がある月は、口コミが多く寄せられる傾向があります。
口コミコムを利用した分析例(QSCA分析)
口コミコム を利用すると、Googleマップや食べログなどに投稿されるすべての口コミを自動でAI解析できます。店舗評価に必要なQSCA(Q:品質、S:サービス、C:清潔さ、A:雰囲気)に関する口コミを抽出し、それらの口コミがポジティブなのかネガティブなのか、文脈から判定し自動でスコアリングしています。
それらのAI解析を用いた分析例として「IKEA」のQSCA・頻出ポジネガキーワードを確認しました。
詳細なレポートでは各ブランド間の比較、無印良品とニトリについてのQSCAとポジネガキーワードをご確認いただけます。是非、ダウンロードして詳細をご確認下さい。
IKEAは「おでかけスポット」として利用されている【キーワードを分析してみた】
同じ業界を横串で比較する場合、各社共通して使われているキーワードを分析すると違いが見えてきます。大手家具3ブランドに寄せられるお客様の声を詳細に見ていきましょう。
IKEAに寄せられる口コミの「家族」「子供」「休日」「友達」といったキーワードの言及率が高くなっていました。個々の口コミを見ていくと、単に買い物を済ませる場所というよりショッピングモールのように、休日にショッピングや食事を楽しむ場所として利用されていることがわかります。
また、IKEA、ニトリについては「在庫切れ」に関する口コミも多くなっており、ここを改善することでさらに顧客満足度が高くなる可能性があるでしょう。
その他、各ブランドの「レジ」「スタッフ」に関するポジ率・ネガ率に違いがあることなどもキーワード分析でわかっています。
詳細はレポートをダウンロードして是非ご確認ください。
口コミサイトを”もっと”売上に変える「口コミコム」とは
口コミは「消費者の購買行動にもっとも影響を与える要素」のひとつですが、口コミ対策は専門的な対応が難しく、個別の記載ひとつひとつに目を通し一喜一憂している担当者も多いのが現状です。実際、「口コミは読んでみたけど、具体的に何をすればいいか分からない」「いざ、施策を検討しようとしても、些末な施策しか出てこない」と悩んでいる担当者もいるのではないでしょうか?
口コミコム が運営する口コミラボでは、口コミ一括管理ツール『口コミコム 』の「分析機能」を用いて、業界別・テーマ別に口コミ分析レポートを作成し、口コミ対策のヒントを発信していきます。
レポート一覧はこちら → https://kutikomi.com/resource/
口コミコム は、Googleマップをはじめとした地図アプリや口コミサイトでの店舗情報を整理し一括更新できると同時に、お客様の口コミ分析、クーポンの配信まで行うことで、国内外の口コミサイトを”もっと”売上に変える「口コミサイトの一括管理ツール」です。
飲食店や商業施設、小売店だけでなく自治体と連携するなど、業種業界に関わらず広くご利用頂いております。
【口コミコム 導入 3つのポイント】
■その1 お店の情報管理をこれ一つで
Googleマップなどの地図アプリや様々な口コミサイトにお店の情報を更新していくのはとても大変な作業です。口コミコム では、お店の営業時間やメニュー情報などをマスターデータとして更新しておけば、それぞれのサイトの店舗情報を一括・自動で更新できます。
営業時間などの頻繁に変わる情報は公式サイトと連携しておけばマスターデータの自動更新も可能。チェーン店や複数の口コミサイトを使っている現場の作業を削減し、MEO対策を支援します。
■その2 口コミの分析もこれ一つで
さまざまな口コミサイトに散らばっているお店の口コミを一元管理できます。さらにアンケートを始めたり自社で実施したアンケートを取り込んだりすることも可能です。
お客様の声を分析することで、口コミや★の数分析といった最近の傾向はもちろん、都道府県別やフランチャイジー別で見たりと、お客様の声を元にした細かい分析も簡単に実施できます。
■その3 売上につながる打ち手もこれ一つで
口コミサイトや地図アプリでクーポンの配布やセールの告知といった集客施策も一括で配信することができます。
Googleマップでセールやイベント、キャンペーンの告知、チラシアプリのチラシデータ配信など「お客様が来店したくなる施策」をまとめて配信できます。
口コミコム をもっと詳しく見る
ほかにもこんなレポートがオススメです
都内・大手酒販店5ブランドの口コミを大調査
都内にある大手酒販店5ブランド(やまや、イオンリカー、リカーマウンテン、エノテカ、ヴィノスやまざき)合計67店舗、総数約9,000件の口コミを調査し、ブランド間の比較から酒販店におけるサービスで重要なのは接客サービスであることがわかりました。
コンビニエンスストアの口コミを大調査
首都圏のコンビニエンスストア4ブランド(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ナチュラルローソン)各48店舗合計192店舗、総数4,215件の口コミを分析し、コモディティを扱うコンビニエンスストアでブランド間に違いがあるのか?を調査しました。レポートから、商品が支持されているのは〇〇、トイレが一番きれいなのは〇〇だということがわかりました。