Googleマップに横浜市営バス・西武バスの現在位置が表示されるように【ローカルSEOニュースまとめ vol.21】

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Google マップやGoogle マイビジネスなど、ローカルSEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。

そこで編集部では、最新のデータやノウハウをいち早く取り上げるべく、毎週「ローカルSEOニュースまとめ」を配信しています。

今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第21回目として、2020年5月21日から5月27日の関連トピックをお伝えします。

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Googleマップに5つの新機能/ローカルパックが10件になる現象 【ローカルSEOニュースまとめ vol.20】

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
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Googleマップ新機能 横浜市営バス、西武バスの現在位置などが表示されるように

5月25日より、Google マップ上に横浜市営バスと西武バスの現在位置などが表示されるようになりました。

Google マップで横浜市営バスや西武バスを利用するルートを検索すると、画面上にバスの現在位置と系統名、行き先、到着予定時刻、データの更新時間が表示されます。

これは、同日より公共交通オープンデータセンターが横浜市営バス・西武バスのGTFS* リアルタイムデータの提供を開始したことによるものです。

* GTFS:公共交通機関の時刻表と地理的情報に関するオープンフォーマット。これを用いて電車・バスの位置などの情報がリアルタイムでGoogleに送られ、Google マップ上に反映されています。

Google マップにバスの現在位置が表示される様子
▲Google マップにバスの現在位置が表示される様子:編集部スクリーンショット

<参照>
公共交通オープンデータ協議会:横浜市交通局の市営バスリアルタイム位置情報・混雑情報のGoogle マップへの掲載開始について
公共交通オープンデータ協議会:西武バスのGTFSリアルタイムデータの提供開始とリアルタイム位置情報のGoogle マップへの掲載について

Google検索で飲食店の「(地名)(店名)席数」を検索すると席数が強調表示される

Google 検索において、飲食店「(地名)(店名)席数」(例:渋谷 口コミレストラン 席数)を検索すると、強調スニペット内で席数が強調表示される現象が報告されています。

食べログホットペッパーグルメなどのグルメサイトから席数を取得し表示しているようです。

飲食店の「(地名)(店名)席数」を検索すると席数が強調表示される
▲飲食店の「(地名)(店名)席数」を検索すると席数が強調表示される:編集部スクリーンショット

<参照>
Twitter:戎井一憲さんの投稿

わざと低評価口コミを投稿し「口コミを削除しませんか」と営業するMEO業者が存在

虚偽の低評価口コミを投稿した後、口コミを削除する名目で金銭を要求するMEO業者Twitter上で話題となっています。

あるTwitter投稿によれば、歯科医院に虚偽の内容が書かれた1つ星評価の口コミが投稿され、その後1か月以内にあるMEO業者から「1回3万円で低評価口コミを削除しないか」という内容の電話を受けたといいます。

これに対し、ほかのTwitterユーザーからも「同じ手口に遭った」「MEO業者の営業を断った翌日に虚偽の低評価口コミを10件付けられた」など、類似する事例に遭遇した例が報告されています。

なお通常、虚偽の口コミはGoogle「違反コンテンツを報告」することで審査の上で削除されますが、Googleが虚偽の口コミを削除しなかった場合は弁護士に依頼しつつ開示請求などの法的措置をとるという選択肢もあります。

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Google マイビジネスで悪い口コミを削除する方法

今週のGoogleマイビジネスヘルプコミュニティ、注目のQ&A5選

ここでは、5月21日から5月27日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。

1. Google マイビジネスのアカウントを削除したところ、Webサイトが残ってしまった

質問

  • Google マイビジネスのアカウントを削除したところ、Google マイビジネスで作成したWebサイトが残ったままの状態になってしまいました。

回答

  • Google マイビジネスで作成したWebサイトは、ビジネス オーナーでないと削除できません。再度オーナー確認を実施するとよいでしょう。

Google マイビジネスのアカウントを削除すると管理画面にアクセスできなくなり、Google マイビジネスで作成したWebサイトも削除できなくなってしまいます。削除したい場合は、もう一度オーナー権限を取得しましょう

なおGoogle マイビジネスのアカウントを削除しても、ビジネス リスティングGoogle マップ上に残り続けます。閉店したため店舗の情報を削除したいという場合は閉業マークをつけましょう。

こうすればGoogle マップにも「閉業」と表示されるほか、オーナー権限を保持しておくことができ、トラブルに対応できるといった利点もあります。

関連記事
閉店した店をGoogleマップから削除したい…対処法を解説

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:ビジネス情報を削除する前にマイビジネスのアカウントを削除してしまいました。

2. オーナー確認しようとしたが、以前削除した同名のビジネスが表示され判別がつかない

質問

  • オーナー確認をしようとしたところ、ビジネスを選択する欄に以前削除した同じ名前のビジネスが複数表示されており、どれがオーナー確認しようとしているビジネスなのかわかりません。

回答

  • 住所が異なる場合、住所の表記からビジネス情報の区別が可能です。
  • 住所も同一である場合、店舗名でGoogle 検索し「このビジネスのオーナーですか?」をクリックするとオーナー確認が実施できます。

同じ名前のビジネスが複数表示されオーナー確認したいビジネスがどれなのかわからないのであれば、まず各ビジネスの住所を確認しましょう

住所も同一である場合、Google 検索で店舗の名前を検索し、ナレッジパネルに表示される「このビジネスのオーナーですか?」をクリックするとオーナー確認を続行できます。

関連記事
ナレッジパネルとは

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:オーナー確認の際、「確認を行うビジネスを選択してください。」のところで、削除したはずの同名のビジネスがいくつも出てきてしまい、どのビジネスを選択したらいいか分からなくなっています

3. ビジネス情報に投稿された写真を削除するには

質問

  • ビジネス情報に投稿された写真を削除してもらいたく、投稿者に連絡しましたが削除に応じてもらえませんでした。
  • ビジネス情報に投稿された写真を削除する方法はありますか?

回答

  • Googleのポリシーに違反している写真は、Googleに報告することで削除されます。そうでない場合は削除できません。

投稿者が写真の削除に応じなかった場合、Google「マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシーに違反しているものであればGoogleに報告することで削除されます。該当する写真の「問題を報告」、「写真を報告」または旗マークのアイコンから送信できます。

たとえばビジネスに関係のない写真、ぼやけた写真や暗い写真、解像度の低い写真、関係のないテキストや画像が重なっている写真などがポリシー違反として認められます。

関連記事
Google マイビジネスの写真を削除するには
Google マイビジネスの写真の順番を変更するには

<参照>

Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:投稿された写真を消したいんですがどうすればいいですか?
Google マップ ヘルプ センター:マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー

4. 「COVID-19の最新情報」での宣伝は可能か

質問

  • 「COVID-19の最新情報」としての投稿は検索結果に強調表示されますが、この形式の投稿に宣伝を含めることはガイドライン違反にあたりますか?

回答

  • 「COVID-19の最新情報」での宣伝の可否は、明確には定められていません。ただしユーザーが求めるコンテンツではないと考えられます。

投稿コンテンツに関するポリシーでは、「ユーザーに誤解を与えることがないよう注意してください。率直かつ公正な姿勢で情報を提供する必要があります。」との言及があります。

「COVID-19の最新情報」の投稿を用いた宣伝は、ユーザーが求めるコンテンツではないと考えられるため、控えるべきでしょう。

宣伝を投稿するには、投稿機能のうち最新情報」「イベント」「特典」の欄を利用しましょう。

関連記事
Google マイビジネスの投稿を活用するには

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:コロナに関する投稿について

5. 商店街では、誰がビジネスオーナーになるべきか

質問

  • 商店街でGoogle マイビジネスのビジネス情報を作成しようと考えています。
  • この場合、ビジネス情報のオーナーは誰にすればよいのでしょうか?

回答

  • 組合長をオーナーとした場合、退任後の引き継ぎが煩雑になる可能性があります。
  • 組合や事務所用のGoogle アカウントを作成するとよいでしょう。

商店街においてビジネス情報を作成する場合、組合や事務所の名義でGoogle アカウントを作成した上でオーナー権限を取得すれば、仮に組合長が退任したとしてもその後の引き継ぎがスムーズになります。

この際に用いるGoogle アカウントは、組合や事務所内で共同で管理するとよいでしょう。

関連記事
Google マイビジネスでオーナー確認をするには

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:「商店街」のマイビジネスを編集する場合、オーナーは誰になるのでしょうか

口コミラボ 最新版MEOまとめ

【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

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ビジネスプロフィールにSNSの投稿が表示される / 宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールでSNS登録が可能に ほか【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】


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