「Twitter」のブランド名・ロゴが「X」に移行しており、大きな話題となっています。イーロン・マスク氏が日本時間7月23日に予告したものです。
突然の発表を受け、日本でも「Twitter消滅」のワードがトレンド入り。憶測も含めてさまざまな情報が飛び交っています。果たして、Twitter改め「X」はどのように変わっていくのでしょうか。
オススメ記事:
-
【図解】Threads "最速"で1億ユーザー突破!他のSNSと比較
- インスタ版Twitter「Threads」公開、実際に使ってみた
-
かながわPay、実際に使ってみた!3万円分ポイント還元、ポイント「3重・4重取り」も
Twitterロゴが「X」に変更
イーロン・マスク氏は日本時間7月23日、「我々はTwitterブランドに別れを告げ、次第にすべての鳥たちにも別れを告げることになる」とツイート。続けて「X」の新しいロゴを使用した短い動画をシェアしました。
And soon we shall bid adieu to the twitter brand and, gradually, all the birds
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
そして日本時間7月24日、"暫定"のXロゴが随時反映されました。
https://t.co/bOUOek5Cvy now points to https://t.co/AYBszklpkE.
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
Interim X logo goes live later today.
ドメインも、今はtwitter.comとなっていますが、今後x.comに変更される予定だということです。
7月25日時点のGoogle検索の検索結果では、まだ「Twitter」の名称とロゴが表示されていますが、こちらも今後差し替わるものと考えられます。
Twitter改め「X」になったのはなぜ?今後はどう変わっていくのか
Twitter改め「X」のリブランディングはなぜ行われたのでしょうか。
そして「X」は、今後どうなっていくのでしょうか。
イーロン・マスク氏「Twitterという名前は意味をなさなくなった」
イーロン・マスク氏はこの改称の理由について、「Twitterという名前は、鳥のさえずりのように140文字のメッセージが行き交うだけだった時代には意味があったが、今では数時間の動画を含め、ほとんど何でも投稿できる」「Twitterという名前はその文脈では意味をなさないので、鳥に別れを告げなければならない。」としています。
Twitterの現状がその単語本来の意味にそぐわないため、という理由のようです。
Twitter was acquired by X Corp both to ensure freedom of speech and as an accelerant for X, the everything app. This is not simply a company renaming itself, but doing the same thing.
— Elon Musk (@elonmusk) July 25, 2023
The Twitter name made sense when it was just 140 character messages going back and forth – like…
「X」はイーロン・マスク氏の象徴的な文字
これまでイーロン・マスク氏は、PayPalと合併した「X.com」や、宇宙開発企業「SpaceX」、テスラの車種「Model X」など、「X」という文字を象徴的に使ってきました。
今回の「X」へのリブランディングも、この流れに則したものだとみられます。
この構想は以前からあったようで、Twitterを買収した際には「すべてを備えたアプリ X を作る」などと言及しています。
Buying Twitter is an accelerant to creating X, the everything app
— Elon Musk (@elonmusk) October 4, 2022
今後は決済・金融を含めた複合的なサービスへ?
イーロン・マスク氏は「今後数か月のうちに、総合的なコミュニケーションと、金融の世界全体を指揮する機能が追加される」としており、X(Twitter)が「決済・金融」をも含むサービスに変化する予定であることがわかりました。
X社(Twitter社)の新しいCEOリンダ・ヤッカリーノ氏も、「アイデア、商品、サービス、機会のためのグローバルなマーケットプレイスを創造する」としています。
X is the future state of unlimited interactivity – centered in audio, video, messaging, payments/banking – creating a global marketplace for ideas, goods, services, and opportunities. Powered by AI, X will connect us all in ways we’re just beginning to imagine.
— Linda Yaccarino (@lindayacc) July 23, 2023
イーロン・マスク氏はPayPalの共同創業者でもあり、決済サービスに関する知見は十分と考えられます。
一方、直近のTwitterの騒動を見ていたユーザーからは、「機能やサービスを使えなくしたり、急激に刷新したりするサービスが、お金を扱う決済サービスとして信頼を得ることができるのか」といった疑問の声も上がっている状態です。
引き続き急激な機能刷新は続く
マスク氏はこれまで、突然機能を変更したり、API制限を設けたりと、ユーザーを困惑させる取り組みを行ってきました。ユーザー投票をもとにCEOを辞任するなど、前代未聞の状況となっています。
23日にも「率直に言って、私はこのプラットフォームに対する否定的なフィードバックが大好きです」などとツイートしており、ユーザー投票による方針変更を続けることも示唆しました。その"暴走"は止まるところを知らないようです。
Frankly, I love the negative feedback on this platform. Vastly preferable to some sniffy censorship bureau!
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
ヤッカリーノ氏も「(Xは)まだ始まったばかりだ」とツイートしており、ユーザーが機能やサービスの刷新に振り回される状況は、しばらく続きそうです。
For years, fans and critics alike have pushed Twitter to dream bigger, to innovate faster, and to fulfill our great potential. X will do that and more. We’ve already started to see X take shape over the past 8 months through our rapid feature launches, but we’re just getting…
— Linda Yaccarino (@lindayacc) July 23, 2023
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】