Facebook・Instagramを提供するMetaは、テキストが主体となったSNSサービス「Threads」を本日7月6日朝に公開しました。
Instagramと連携して使う形になっており、その機能はいわば「インスタ版のTwitter」。TwitterがAPI制限などで混乱に陥る中、対抗サービスとして注目を集めています。
本記事では、Threadsの概要や、実際に使ってみた感想などをまとめます。
※7月12日追記:Threadsのユーザー数は1億を突破しました。
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Metaが発表した新SNS「Threads」とは?
Threadsとは、テキストベースのSNSです。Instagramと連携して利用でき、他のユーザーをフォローすることで直接つながることができます。
投稿できる文字数は最大500文字、最長5分のビデオ、リンク、写真などを添付できます。
Instagramが画像・動画をメインとしているのに対し、Twitterに似た機能・UIを持っているのが特徴です。
一方のTwitterでは、1日あたりの利用制限を設けるなどした結果、ユーザーから不満の声が上がっている状況です。このタイミングでMetaから対抗サービスが出たことで、国内外で話題となっています。
Threadsに登録して使ってみた
実際にThreadsに登録して使ってみました。
まず、アプリをダウンロードして開くと、下記の画面が表示されます。Instagramにログインしていれば、下部に自動的にInstagramのアカウント名が表示され、簡単に登録できます。

登録できたら、画面下部の真ん中のアイコンをタップします。ここから新しいスレッド(Twitterでいうツイートのこと)を投稿できます。

「スレッドを開始…」をタップして、テキストを入力します。クリップのマークを押すと、画像などを添付できます。
入力が完了したら、「投稿する」をタップします。

スレッドが投稿されました!

Threadsを使ってみて、気になった4つのポイント
使っていて気になったところや、今後改善されると使いやすくなりそう、と感じた点をまとめます。
※全て7月6日17時時点の仕様で、今後修正される可能性があります。
1. フォロワー以外のスレッドが表示される
タイムラインがまだ使いづらい状況で、特にタイムライン上にフォロワー以外のスレッドが表示されるのが不便です。
一方のTwitterでは、「おすすめ」と「フォロー中」を選択できるようになっています。この点が今後変更されると、使いやすくなるかもしれません。
また、英語のスレッドも混じってきます。
混ざっているといっても、一応「フォロー中の人」や「日本語のスレッド」が優先的に表示されているのだろうと思われますが、やはりタイムラインが英語で支配されたりする瞬間があるので、海外の情報が入ってくるのも面白いとは思いつつ、多少の違和感をおぼえます。
※2023年7月27日追記:タイムラインに新規機能が追加され、フォローしているユーザーの投稿だけを表示できるようになりました。

2. ハッシュタグが使えない
現時点では、ハッシュタグが発火しないようです。実際に投稿してみましたが、ただテキストとして表示されただけでした。
ただ、ハッシュタグはInstagramの特徴的な機能なので、今後使えるようになる可能性は十分にあります。

3. 投稿したスレッドにアカウントの名前ではなく、ユーザーネームが表示される
スレッドに表示されるのが、Instagramのユーザーネーム(英数字で設定する固有のID。「名前」とは別)となっています。
「名前」は日本語や絵文字なども設定できるので、誰なのかがすぐにわかりますが、ここに英数字のIDが表示されていると、ぱっと見ただけでは誰のスレッドなのかがわかりません。
これがタイムラインをわかりづらくする要因の一つになっているのではないかと感じます。
4. スレッドを検索できない
これは最も致命的かもしれません。現在では検索しても、ユーザーしか表示されない状態になっています。
あまりにも不便なため、早いうちに改善してほしいところです。

すでに世界で1,000万ユーザー超?今後の動向に注目
その他は、投稿後の反映速度や、タイムラインの表示速度なども速く、非常に使いやすいと感じました。
参加者番号(連携しているInstagramのプロフィール画面に表示される)を確認したところ、すでに世界で1,000万ユーザーを超えているようです。その使いやすさや話題性、そしてInstagramと連携してすぐに使えるというのもあって、急速に広まっています。
今後Twitterを脅かすSNSとなるのか、その動向に注目です。
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