楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)とは|導入のメリット・注意点・登録方法・その他デリバリーサービス

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新型コロナウイルス感染拡大にともない、外食産業は大きな打撃を受けており、営業は再開しているものの、依然として新型コロナウイルスへの慎重な対応が余儀なくされています。

店舗に滞在せずともお店の味を楽しめるデリバリーテイクアウトに対しての需要も高まっており、新しく始める飲食店が増加しています。

このような状況に並行して楽天が運営する楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)へも注目が集まっています。

これから導入を検討している飲食店は、導入することのでのメリットや注意すべき点を理解して活用することが重要です。

楽天デリバリーは7月1日より「楽天ぐるなびデリバリー」と名称変更しました。

<参照>ぐるなび楽天デリバリー・テイクアウト開始。「食の総合サービス」 - Impress Watch

楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)とは?

楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)は、楽天グループが展開している出前・宅配サービス店情報の検索サイトです。

掲載店舗数は全国1万店以上で、大手チェーン店から地域密着型の店舗まで多くの店舗が登録されています。

郵便番号から利用できる楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)の検索画面
▲[楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)トップページ]:編集部スクリーンショット

ユーザーはスマートフォンの専用サイトを利用して加盟店舗から商品を注文し、利用したい地域にデリバリーが可能です。

また、注文した金額に応じて楽天スーパーポイントが付与されるので、楽天会員にとって利用しやすいサービスといえます。

通常デリバリーには「楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)プレミアム」というサービス展開しています。このサービスは「即時配達」に限り、普段デリバリー対応をしていない飲食店レストランなどの料理を楽天が代行して届けるフードデリバリーサービスです。出店店舗のページに「PREMIUM」と表記されているのが対象店舗です。

なお「楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)プレミアム」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年3月から当面サービスを休止しています。

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楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)を導入するメリット

事業者が楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)を導入する最大のメリットは、会員数1億人以上の楽天プラットフォームに自分の店舗を掲載することで、ユーザーから認知してもらえることです。

加えて、楽天会員であれば貯まったポイントを「楽天市場」や「楽天トラベル」などその他サービスでも利用できるため、楽天会員であり日頃からサービスを利用している、というユーザーに訴求できます。

消費者にとっても商品店舗によってポイント倍率が異なり、ネット限定のクーポンなども用意されており、お気に入りの店の味を自宅で楽しめるため、双方にメリットがあると考えられます。

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楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)の他に検討すべきデリバリーサービスは?

Uber Eatsはアメリカに本社を置くウーバー・テクノロジーズが運営しているフードデリバリーサービスです。

加盟店は3万店に到達し、配達地域は27都道府県と徐々に拡大しています。最低料金が設定されていないためドリンク1杯からでも注文可能で、ドリンクを扱う店舗などでも導入しやすいのが特徴です。

一方で、配達員が個人への委託となっていることで相次いでいる配達中のトラブルが問題視されています。

出前館は、登録店舗数3万店舗以上で、店舗数1位を誇るフードデリバリーサービス最大手です。1拠点あたりの配達可能エリアを制限することで、配達時間の正確さとスピードに力を入れています。

menuは、2019年に開始したデリバリーサービスで、登録店舗数は約1万5,000店舗を超え急成長しています。2022年3月まで初期費用不要となっており導入へのハードルが低いことから、コロナ禍で売り上げが落ち込み、これからデリバリーサービスを始めようとしている飲食店店舗にも利用しやすいサービスです。

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飲食店がデリバリーサービスを利用する際の注意点

飲食店デリバリーサービスを利用する際には、インターネットサービスを通じた顧客とのコミュニケーションスキルや、配達に関して配慮すべき事項を認識する必要があります。

1. 写真

視覚的要素で商品を選択する場合には、いかに綺麗に美味しそうに掲載するかという点が売り上げに影響するポイントだといえます。

ただし、実際に届いた商品が掲載している写真とあまりにギャップが大きいと、ユーザーにとってはかえってマイナスのイメージとなってしまいます。

そのため、美しく食欲をそそる写真を意識しつつも、行き過ぎた加工などは行わない方がよいでしょう。

2. 配達の過程を考慮した商品設計

また、配達によって汁がこぼれる・料理が混ざってしまうなど商品のクオリティが落ちるのであれば、こぼれにくい・混ざりにくいようにパッケージを改良したり、クオリティが落ちてしまう商品デリバリーに含めない、などの工夫が必要です。

加えて、配達時のトラブルにも対処できるよう、あらかじめトラブルを想定し迅速に対応できる体制にしておくことが、ブランドイメージを損なわないための運営に不可欠です。

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楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)の登録方法

トップページ右上の「ご出店ください」をクリックすると、資料請求のページが開きます。ここから申込みをすると、データが送付されてきます。

その後、手続きを経て楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)の管理画面から出店情報を設定できるようになります。

メニュー編集や休日の設定、待ち時間の変更などパソコンから簡単に管理でき、編集内容が即時反映されます。

公式資料では、データを受け取ってから最短2週間程度でオープン可能であり、複雑なパソコン操作が不要であることがうたわれています。

飲食店デリバリー開始は、自社に適したサービス選びが肝

フードデリバリーサービス市場は、加盟店舗・ユーザー数ともに拡大を続けており、今後も需要は高まっていくことが想定されます。飲食店にとって、フードデリバリーの需要の波にのって、効率よく導入できるかが売り上げアップの鍵になります。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外食への危機意識が高まっている現状を考慮すると、デリバリーで注文できることは顧客の満足度向上にもつながると考えられます。

すでに認知度の高い楽天が運営する楽天ぐるなびデリバリー(旧楽天デリバリー)を導入すれば、店舗側にとっても楽天の知名度を活用した集客も図れます。各サービスのメリット・デメリットを加味して、自店舗の特性にあったデリバリーサービスを導入すべきでしょう。

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