楽天トラベルで口コミを集める方法:利用する際のメリット・デメリットも解説

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楽天トラベルは、ホテル旅館など宿泊施設を予約できるサイトです。口コミによる評価も無料で見られるので、利用施設を選ぶ際に口コミを参考にする人は多いでしょう。

楽天トラベルの口コミは、実際に施設を利用した宿泊者のみが投稿できる仕様になっています。ユーザーは利用者から寄せられた口コミを見ることで施設についての評判や人気度を認知できます。

そして事業者側は良い口コミを多く集めることができれば、ユーザーに対する訴求力や集客力を高めることもできるでしょう。

この記事では、楽天トラベルのサービス内容、メリット・デメリット、口コミ機能と良い口コミを集めるための方法について解説します。

楽天トラベルとは?

楽天トラベルは、インターネット関連事業を多く手がける楽天が運営するオンライン旅行会社です。

宿泊予約サイトとしては国内最大級の規模を誇る大手で、宿泊施設や航空券を予約できます。

以下では、楽天トラベルが提供するサービスや特徴について解説します。


国内外旅行・ツアーが予約できる

楽天トラベルでは国内外の宿泊施設やツアーの予約手配ができます。

予約可能な宿泊施設ホテル旅館、ペンションなど多岐にわたり、ユーザーはそれぞれの宿泊施設の口コミを参考にできます。

予約の際にはさまざまな宿泊プランを比較した上で選択できるため、お得なプランを利用できるでしょう。

また、ツアーでは宿泊施設と併せて航空券やレンタカーの予約ができます。

また、楽天トラベルを有効活用するコツとして自由に組めるパッケージツアーがあります。経由ルートや交通手段などを好みに合わせてカスタムすることでプライベートツアーのように旅行を楽しむことが可能です。

価格の面においても宿泊施設や航空券をセットで予約することにより割引が適用され、さらにリーズナブルな価格で旅行ができるだけでなく、航空会社のマイルと楽天ポイントを獲得できます。

航空券・レンタカー・高速バスなど交通機関の予約も可能

楽天トラベルでは宿泊施設と併せて航空券の予約ができることは先述の通りですが、往復チケットの購入ができることはもちろん、片道や周遊航路でのチケット購入もできるため、ニーズに応じて柔軟に予約することが可能です。

ANA、JALのほかスターフライヤーや春秋航空、ソラシドエアなどの航空会社とも提携を結んでいるため、LCCを利用したツアーを組むこともできるでしょう。

航空券以外にもレンタカーや高速バスなどの交通手段を手配することも可能です。

ポイント・クーポンでお得に旅行できる

楽天アカウントを持っているユーザーであれば、楽天トラベルを利用して予約、決済を行うと楽天ポイントが貯まります。

貯まったポイントは1ポイントにつき1円として楽天市場や楽天の系列サービスで利用できるほか、他サービスで獲得した楽天ポイントを利用して楽天トラベルで旅行の予約手配もできます。

また、楽天トラベルでは国内外の旅行予約に使えるクーポンの配信を定期的に行なっています。ポイントやクーポンをうまく利用することで他サイトよりも安価で予約できるかもしれません。

楽天トラベルのメリット・デメリット

サービスを利用する際には、どんなメリットを享受できるのかについて理解を深めておくことが重要です。

以下では、楽天トラベルのメリット・デメリットについてユーザー目線、事業者目線のそれぞれの観点から解説します。

ユーザーにとってのメリット

大手OTAの中には海外発のサービスも多く、日本語による対応や案内が十分でないサイトもあります。

その点、楽天トラベルは日本発のサービスのためサポート面では定評があります。

また、国内でさまざまな事業を展開する大手企業の楽天が運営するサービスということもあり、ユーザーにとっては安心感もあるでしょう。

ユーザーにとってのデメリット

続いて楽天トラベルのデメリットについてです。トリップアドバイザーではトラブル時の対応がよくなかったという声が散見されます。キャンセルの連絡をしたにもかかわらずキャンセル手続きができなかった、HPの誤った記載で被害を受けた客に対し謝罪がなかったといった低評価の口コミが複数投稿されています。

ただし悪評の数自体は少なく、高く評価する口コミの数が圧倒的に多くなっているのも事実です。

事業者にとってのメリット

楽天トラベルは、国内で1億以上のユーザー数を誇る楽天が提供するサービスです。こうした巨大サイトに宿泊施設を掲載できるため、うまく魅力を伝えられれば、大きな集客効果が期待できます。

旅館営業許可取得施設の取り扱いに関しては国内最大級の登録数を誇り、宿泊サービスを提供する事業者からも高い信頼を得ていることがわかります。

さらに楽天トラベルでは、事業者から徴収する手数料をできる限り安価に抑えているため、他のOTAと比べてもリーズナブルに掲載できます。

また、事業者は楽天トラベルにおいて豊富な販促ツールやデータを活用することが可能です。販促ツールの一例としてフォトギャラリーでは100枚まで写真を掲載でき、カスタマイズページの機能を活用すれば、自社サイトのように個性を打ち出せるでしょう。

事業者にとってのデメリット

比較的デメリットの少ない楽天トラベルですが、強いて挙げれば多数の宿泊施設が登録されているため差別化が難しい点でしょう。

人気観光地や宿泊施設の多い場所であれば、同一商圏内や近隣エリアに絞っても多くの宿泊施設楽天トラベル内でヒットするため、それらの宿泊施設より質の高いサービスや独自の強みがなければ集客につなげることは難しいかもしれません。

楽天トラベルで良い口コミを集める方法は?

楽天トラベルでは多くのユーザーが口コミを参考に利用する宿泊施設を選択しています。

そのため、良い口コミを集められれば集客効果も高まるでしょう。

以下では、楽天トラベルで悪評が寄せられた場合の対処法や、高評価の口コミを集める方法について解説します。


ネガティブな口コミに対しても誠意を示す

以前は口コミを削除することが可能でしたが、宿泊施設側が自由に口コミを削除できてしまうと情報操作につながる恐れもあるため、事業者による口コミの削除はできなくなってしまいました。

そのため、ネガティブな内容の口コミが寄せられた場合でも当該口コミを削除することはできません。

ただし口コミへの返信ができるため、悪評に対しても誠意をもって返信できればユーザーからの信頼度を大きく損なうことはないでしょう。

口コミ投稿を直接お願いする

宿泊客には口コミ投稿ができるということを伝えることが重要です。

宿泊先を決める際には口コミを見ながら決めるユーザーがほとんどですが、いざ予約が完了して旅行を楽しんだ後には口コミの存在を忘れてしまっているケースが少なくありません。

時期によっては口コミの投稿に対して楽天ポイントが還元されるキャンペーンを行っていることもあり、そのような場合にはユーザーにもメリットがあるため積極的に声掛けするとよいでしょう。

メッセージ機能などを使ってお願いする

楽天トラベルではメッセージ機能を利用して宿泊施設から宿泊客への連絡や案内を発信できます。

このメッセージ機能は宿泊後のユーザーにも送信できるため、宿泊のお礼メッセージと併せて口コミの投稿を促すような内容を盛り込みましょう。

旅行後にもお礼や気遣いのメッセージをくれるような宿泊施設に対しては、ユーザーも良い口コミを投稿したくなると考えられます。

また、口コミを初めて投稿するユーザーにもわかりやすいよう、リンクを貼るなど口コミの投稿方法について簡単な案内を加えると良いでしょう。

楽天トラベルで良い口コミを集めて集客力アップ

楽天が提供する楽天トラベルは、国内最大級の掲載宿泊施設数、ユーザー数を誇ります。ネットユーザーは楽天トラベルで、国内外のさまざまな宿泊施設の料金や設備、口コミなどの情報を調べています。

宿泊施設を運営する事業者にとっては、楽天トラベルは効果的なマーケティングツールです。ただ掲載するだけでなく口コミ返信機能やメッセージ機能を活用することでより集客効果の高いツールとして運用できるでしょう。

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