【事例あり】学習塾のGoogleマイビジネス活用方法 | いま対策すべき理由・活用事例3選を紹介

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昨今は、店舗や施設をWeb検索で探すのが主流になっていますが、学習塾も例外ではありません。特に、Google 検索やGoogle マップで塾の情報を集めたり、口コミを閲覧するユーザーは多いと考えられます。

Googleサービスでユーザーが「塾+地域名or駅名」のキーワードで検索した場合、検索結果には塾の一覧情報が表示されます。

Google マイビジネスでは、この一覧情報やGoogle マップなどに表示されるビジネス情報を無料で管理できます

Google マイビジネスを適切に活用し、検索結果における自身の学習塾の検索順位の上位表示で、露出を増やすことができれば集客につな流ことができます。この施策を一般的に「ローカルSEOMEO)」と呼び、実践している学習塾も見られます。

学習塾業界では、2021年にプラットフォームに対して口コミを関係者内で示し合わせて行う事件も発生しています。同業界における、口コミ評価の集客施策における重要性が示されているといえるでしょう。

本記事では、学習塾Google マイビジネス活用方法と活用事例について紹介します。

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Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
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学習塾がGoogleマイビジネスを活用すべき3つの理由

Google マイビジネスを活用して、多くの事業者が「ローカルSEOMEO)」を行っています。

なぜ学習塾でもGoogle マイビジネスを活用したローカルSEOを行うべきか、その理由について解説します。

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1. 地域密着型のビジネスはローカルSEOの効果が大きい

コエテコ個別指導は、2019年7月に小学生~専門・大学生の子供を持つ親を対象に実施した「塾に関する調査」の結果を公表しました。

この調査によると、学習塾選びで重視するポイントとして最も多かったのは「教室までのアクセス」であり、60.4%の回答者が場所を重視していることが明らかになりました。学習塾を探す方法において、9.3%が「GoogleなどWebで検索」と回答し、テレビCMや電車広告よりも多い結果でした。

ユーザーが通いやすい学習塾をWebで検索する際は、「塾+地域名」「塾+駅名」などと地域を限定して検索するため、その検索結果で上位表示を目指すローカルSEOが必要不可欠と考えられるでしょう。

2. ローカルSEO対策を行っている塾が少ない

Google マップで「池袋 塾」と検索した時の検索結果画面が、以下の画像です。

Google マップで「池袋 塾」と検索した時の結果画面:編集部スクリーンショット
▲Google マップで「池袋 塾」と検索した時の結果画面:編集部スクリーンショット

「池袋 レストラン」と検索した時の以下の画像と比較すると、塾の方が口コミの投稿数が圧倒的に少ないことがわかります。

Google マップで「池袋 レストラン」と検索した時の結果画面:編集部スクリーンショット
▲Google マップで「池袋 レストラン」と検索した時の結果画面:編集部スクリーンショット

塾よりも飲食店の方が利用者が多く、口コミ投稿文化が浸透しているという背景はあるものの、違う見方をすれば、Google マイビジネスの運用に力を入れている塾がまだ少ないともいえます。

競合が対策を行っていないうちに、いち早くGoogle マイビジネスを活用し、ローカルSEOに注力することで上位表示を達成しやすく、集客につなげられます

3. 「Google マイビジネス」は無料で簡単なためハードルが低い

最近、Web上での集客方法として、リスティング広告やFacebook広告などのWeb広告が注目されていますが、これらは運用が複雑でハードルが高く、費用も発生します。

しかし、Google マイビジネスへの登録や運用は無料で行えるため、ローカルSEOに費用は一切かかりません。

また、ページを充実させたり、口コミ評価を上げたりといった、上位表示のポイントをおさえた運用が必要ではありますが、比較的簡単に実践できるのも魅力の一つです。

学習塾のGoogleマイビジネスの活用方法

Google マイビジネスを活用して、ローカルSEOを実践する具体的な方法を4つ紹介します。

Googleでは、検索語句との関連性、距離、知名度などの要素をもとに、ビジネス情報の表示順位が決定されているため、これらの要素を意識した対策が必要です。

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1. 正確な情報を掲載する

学習塾の名前、住所、電話番号などの基本情報を、正しく記載することが重要です。特にローカルSEOでは、ユーザーが検索に使用した地名や駅名からの距離が、検索結果での表示順位に大きく影響するため、住所を正確に登録することが大切です。

また、写真も掲載することで、ユーザーが学習塾の様子をイメージしやすくなります。学習塾の外観や受付、教室、授業風景など、さまざまなタイプの写真を掲載しておくとわかりやすいでしょう。

2. ユーザーが検索に用いるキーワードを盛り込む

Google マイビジネスを用いて更新できるコンテンツに、ユーザーの検索意図と合致するキーワードを盛り込むことも有効です。

たとえば個別指導があるのか、相談員がいるのか、過ごしやすい自習室があるのかなど、検索クエリを確認しながら判断します。

ニーズのある層に対して、検索結果に表示される可能性を高めることにつながります。

3. 口コミを集める

Googleに知名度の高いビジネスであると判断してもらうためには、口コミの数を増やす必要があります。

また、Googleアルゴリズムでは、口コミの投稿数のみならず、レビュースコアも検索順位に影響を与えるとされています。

そのため、むやみに口コミ投稿をお願いするのではなく、質の良い口コミを多く集める工夫が、ローカルSEOには欠かせないポイントとなります。

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4. 投稿機能を活用する

Google マイビジネスには投稿機能があります。この機能を利用することで、生徒募集や体験講習などの案内から、期間限定価格などの特典情報まで、さまざまな情報をビジネスプロフィールに表示できます。

投稿機能は、宣伝や告知に使用できるほか、動画や写真を掲載することで、ユーザーにとって塾の様子がわかる、より有益なページになります。

学習塾のGoogle マイビジネスの活用事例

すでにGoogle マイビジネスを最適化している学習塾は、どのような情報を掲載しているのかが気になるはずです。

そこで、Google マイビジネスの活用において参考になる、3つの学習塾の事例を紹介します。

事例1. 三鷹個別学習会「高校生塾」/ポイントをおさえた運用で上位表示

三鷹個別学習会「高校生塾」は、Google マップで「三鷹駅 学習塾」と検索すると、広告を除いて一番上に表示されます。口コミ評価は4.8高評価がつけられています。

また、ビジネスプロフィール全体で情報が充実しており、塾の詳細な説明を載せている点口コミに対してオーナーが丁寧に返信している点オーナーが教師と生徒の写真などを多数掲載している点などが参考にできます。

塾のGoogle マイビジネス活用事例1-1:編集部スクリーンショット
▲塾のGoogle マイビジネス活用事例1-1:編集部スクリーンショット
塾のGoogle マイビジネス活用事例1-2:編集部スクリーンショット
▲塾のGoogle マイビジネス活用事例1-2:編集部スクリーンショット
塾のGoogle マイビジネス活用事例1-3:編集部スクリーンショット
▲塾のGoogle マイビジネス活用事例1-3:編集部スクリーンショット

三鷹個別学習会「高校生塾」のGoogle マイビジネス運営は、MEOに成功している事例といえます。

事例2. 東京個別指導学院 千歳船橋教室/写真にテキストを付けて説明

東京個別指導学院 千歳船橋教室は、「千歳船橋 学習塾」で検索した場合、検索結果上位に表示される塾です。口コミ評価は4.5と、検索上位校のなかでも高いレビュー評価がついています。

オーナー学習塾内部を紹介する写真に、1枚1枚テキストで説明をつけ、掲載しているのが特徴です。写真からは清潔感のある施設内の様子が伝わるほか、アピールポイントが的確でわかりやすい点が参考になります。

塾のGoogle マイビジネス活用事例2:編集部スクリーンショット
▲塾のGoogle マイビジネス活用事例2:編集部スクリーンショット

事例3. 坪田塾/講師や指導中の写真を多数掲載

坪田塾は、「名古屋 塾」で検索すると上位に表示される塾で、口コミ評価では4.1を獲得しています。口コミ数は16件と、学習塾の中では多い数を集めるのに成功しています。

投稿写真には、施設内の様子のほか、講師や指導シーンの写真が多く、その点が他の塾との差別化の一つの要因となっています。

塾のGoogle マイビジネス活用事例3:編集部スクリーンショット
▲塾のGoogle マイビジネス活用事例3:編集部スクリーンショット

Google マイビジネス活用による集客・ローカルSEOで他塾との差別化を

飲食業などで活用が進んでいるGoogle マイビジネスですが、学習塾においてはGoogle マイビジネスを最適化しているところはまだ少ない状態です。

Google マイビジネスは、正確な情報を掲載すること、ユーザーが検索に用いるキーワードを盛り込むこと、口コミを集めること、投稿機能を活用することで、効果的に集客が行えるツールです。

多くの学習塾がまだ始めていない今のうちに、活用事例をもとにGoogle マイビジネスで編集、更新できる情報を整備し、露出を増やすことで集客につなげることが大切です。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


<参照>
コエテコ個別指導:【マーケティングデータ】学生を持つ保護者に塾に関する調査を実施しました
Google マイビジネス ヘルプ:Google のローカル検索結果の掲載順位を改善する

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口コミラボ編集部

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