Web(ウェブ)マーケティングとは? | 概要・3ステップ・各ステップでの具体的な施策を紹介

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Webマーケティングとは、主にWebサイトを用いて行われる商品を売るための取り組みのことです。 SNSなどWebサイト以外の媒体も含める場合には「デジタルマーケティング」ともいわれます。

スマートフォンの普及によって、ユーザーがインターネット上の広告に接触する機会が増加している中、重要視されているのがWebマーケティングです。このマーケティング手法は、商品サービスの新規顧客の獲得への効果が期待されています。

また、適切に実施することで、効率よく効果が得られるのもWebマーケティングの特徴です。

本記事ではWebマーケティングの進め方について触れながら、それぞれの段階で実施すべき施策について解説します。

Webマーケティングとは

Webマーケティングとは、Web上で提供されているサービスを通して取り組まれるマーケティング手法です。

直接営業をしに行かなくても、Web上で集客し商品などが売れる仕組みをつくるマーケティング活動を指します。

各種数値を測定できるため、数値をもとにした取り組みの改善ができます。

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違い

Webマーケティングデジタルマーケティングの一種で、その違いは対象とする範囲にあり、後者の方が広範囲にわたります。

Web上のサービスを軸に取り組まれるWebマーケティングに対して、それを包括しているデジタルマーケティングは、デジタルで得られるさまざまな情報を利用して取り組まれます。

このほかにも、メールマーケティングCRM(カスタマーリレーションシップマネージメント)などあらゆる手法がデジタルマーケティングに含まれます。

Webマーケティングの重要性

インターネットやスマートフォンの普及によって、消費者が触れる情報のうち、Web媒体を介した情報への接触機会が急増しています。

より多くの消費者に商品サービスの情報を届けるためには、Web媒体を介した情報発信が必要不可欠であり、それに伴うマーケティングも重要です。

さらにWebマーケティングは、数値などによる効果の測定がしやすいというメリットもあります。結果を反映させることで、よりよい情報発信が可能です。

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Webマーケティングの歴史

インターネットが拡大しはじめた1994年頃は、Webサイトのカテゴリは手動で分けられており、並びは50音順であったため、Webサイトへの誘導はバナー広告リスティング広告が主流でした。

2000年以降には、SEOが本格的に導入されます。この頃にはSEOを逆手にとって外部リンクを大量に貼ったり、関係のないキーワードをメタタグに埋め込んだりといった施策が横行しました。

それから数年すると、個人のブログ発信が活発になります。次いでSNSも台頭しユーザーが急増した結果、積極的に拡散される仕組みを作るバイラルマーケティングというマーケティング手法に取り組む企業が増加しました。

2010年頃には、情報の受け取り手への価値のあるコンテンツ提供を通して、見込み顧客をファンとして定着させるコンテンツマーケティングが拡大していきました。

Webマーケティングの特徴

Webマーケティングには、4つの特徴があります。まず挙げられるのは、効果が測定しやすいという点です。効果や費用などを数値化でき、施策の検証や検証結果に対する対策の実施が容易になりました。

次に、スピード感があることも特徴として挙げられます。施策が決定してから実行までに時間を必要としないので、スピード感を持った施策が打てます。

また、小規模からコストをかけずはじめられるため、予算が少ない企画や企業でも始めやすい方法です。さらに、ターゲット一人ひとりを対象にその人に即した施策を打つことも可能で、費用や時間の無駄なく効率的に施策を進められることも、Webマーケティングならではの特徴です。

Webマーケティングの3ステップ

Webマーケティングには集客接客再来訪の3つのステップがあります。

最初は、ユーザーにアクセスしてもらう準備をします。この時、大衆からのアクセスを増加させることではなく、見込み客に絞ったアクセスの増加を狙うことが必要です。具体的にはWebサイトの充実やSEO、リスティング広告といった方法があります。

次にアクセスを商品サービスの申込み、購入、問い合わせといった行動につなげる施策が必要です。ユーザー体験の充実を図り、LPOやEFO、コンテンツの品質向上など、サイトの離脱率を下げる施策に取り組みます。

最後に、Webサイトを離脱してからも、再度サイトに来訪してもらえるよう促すことが欠かせません。メールマガジンやリターゲティング広告といった方法で、離脱したユーザーの再来訪を狙います。

集客のためのWebマーケティング施策5選

前述の3つのステップのうち、最初の集客の段階でうまくいかなければ、その後のステップもうまくいきません。

そこで、Webマーケティングにおいて最も重要な、集客に活用できる5つの施策について解説します。

1. SEO(検索エンジン最適化)

GoogleやYahooといった検索エンジンで、特定のキーワードを検索したユーザーにサイトを見てもらうための施策です。以前は、検索エンジン向けのサイトを作成し、検索結果の上位に表示されるようにする方法もありました。

しかしながら現在はテクニックではなく、ユーザーが知りたいと思っている情報をユーザーファーストで伝えていることが上位表示の条件になってきています。

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2. リスティング広告

検索結果の上部に表示される広告を指します。検索結果画面で最上部に表示されることから、非常に多くのユーザーの目に留まります

広告は入札単価を設定し、キーワードごとに入札が為されます。価格や掲載順位はほかの広告主とのオークションにより決定するため、より上位に表示させたい場合や人気のキーワードの場合は、価格が高額になる傾向にあります。

3. ディスプレイ広告(バナー広告)

Webサイト上の広告枠に表示される広告をディスプレイ広告といいます。そのうち、画像を伴う広告をバナー広告といいます。

Web上の複数の媒体に対し広告を配信する仕組みを、アドネットワーク広告といいます。

広告を表示するユーザーの属性を選定するターゲティングには、媒体ごとに違いがあります。自社商品のターゲットに合致する媒体選びが必要です。

ディスプレイ広告を手掛ける企業には、大手のGoogleやYahooがありますが、CriteoやLogicadといった企業も主要なプレイヤーです。

4. メールマガジン

メールマガジンは、定期的に情報を発信することで、ユーザーの購入や問い合わせの促進を図る方法です。

所定の手続きを経て登録しているユーザーにメールが送信されるため、見込み顧客といわれる人たちにピンポイントで情報が発信できます。

また、ほかの広告よりも費用が抑えられることもメリットです。

5. SNS

SNSは無料で利用できるうえに、スマートフォンの普及に伴い利用者が増加していることから、集客方法として注目されています。

TwitterInstagramなど、各SNS上で自社のアカウントを作成し実施します。商品サービスに関する情報発信ができるだけでなく、双方向的にユーザーとのコニュニケーションが取れるのがSNSの特徴です。

接客・再来訪における施策

集客ができたら、集客したユーザーを次のステップである接客や再来訪につなげる必要があります。

自社の商品サービスに興味を持ってくれた見込み顧客を確実に取り込むためにも、接客や再来訪への施策は欠かせません。

接客における施策: LPO(ランディングページ最適化)、EFO(入力フォーム最適化)

LPOは、ランディングページの集客効果が最大限になるよう、ページを改選する施策です。ランディングページにもっと知りたいと思ってもらえるような情報が掲載されていない場合や、サイトのデザインが分かりにくい場合には、ユーザーが離脱してしまいます。

ユーザーの離脱を防ぐ方法として、EFOも効果が期待できます。入力フォームをわかりやすく、また手間が省けるように改善することで、入力の途中での離脱を防防げます

再来訪における施策:リターゲティング広告、メールマーケティング

一度サイトに訪問したことがあるユーザーを対象に広告を表示させるリターゲティング広告は、商品サービスに興味関心が高いユーザーに対しアプローチできるため、集客効率の向上が見込めます。

一方メールマーケティングでは、年齢や性別などユーザーをあらゆる層に分け、特定の人に対してその人が求めている情報に合わせた内容やクーポンを送信します。これにより時間や費用といったコストを抑えて効率よく再来訪を促せます

Webマーケティングの流れや個々の施策を把握し、適切な施策を選択

インターネットサービスの日常化やスマートフォンの普及により、Webマーケティングは企業にとって欠かせないマーケティング手法になりつつあります。

比較的低コストで取り組める上、数値の測定がしやすい方法でもあるので、これから事業を広げていきたいものの予算を確保できないといった企業にも合った方法だといえます。

企業がWebマーケティングに取り組む際には、施策別の特徴や目的を理解して展開することが求められます。インターネットユーザーのネット上の行動を理解し、適切な施策を実施することで、より高い集客効果が期待できるでしょう。

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