非接触ビジネスとは?新型コロナで変わる新しい生活様式の事例紹介

これまで対面でのサービス提供は当たり前のように行われてきましたが、新型コロナウイルスの影響により大きな転換期を迎えています。

感染リスクを避けるため非接触でのサービス提供に注目が集まっており、幅広い業種で導入が進んでいます。

非接触だからといって対面よりも質が劣るわけではなく、むしろ既存のサービス以上の付加価値や利便性をもった取り組みも盛んに行われています。

新しい生活様式に適応したビジネスチャンスにはどのようなものがあるのか、活用できる技術や事例について紹介します。

非接触ビジネスとは

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、非接触ビジネスへの関心が高まっています。

無人レジを備えた小売店や宅配ロッカー、配膳ロボットなど、人間同士の対面を避けるための取り組みが広がっています。

新型コロナで「3密回避」できる非接触ビジネスに注目高まる

5月末に緊急事態宣言が解除されたものの、政府は感染拡大を引き続き防止するために「3密」を避ける行動を呼びかけています。

換気の悪い密閉空間、多くの人の密集する場所、近距離での密接した会話を避けるような行動が推奨され、人々の生活様式にも変化が見られます。

こうした状況を踏まえ、特に接客を伴う業態において人との接触をできるだけ削減するために、非接触でのサービス提供に注目が集まっています。

五大技術

新型コロナウイルス感染症に関連するキーワードとして、5つの技術への注目が高まっていることが「日経TechFind」の調査により明らかになりました。

センシング、ロボット、自動運転、オンライン、デジタルトランスフォーメーションに代表される技術は、非接触ビジネスへを構築する上で重要な要素となります。

人同士の接触を減らし、直接触れること無く遠隔地との情報のやり取りができる技術を活用することで、新たなビジネスチャンスが生まれます。

デリバリーフード、宅配の現場でも非接触が始まる

「出前館」では、利用者の要望に合わせて非接触デリバリーへの対応を開始しています。

テレワークの導入や出社率の制限の影響による在宅勤務者の増加、飲食店の店内利用の制限により、宅配やデリバリーの需要が高まっています。

利用者は配達時の置き場所指定やクレジットカード、各種キャッシュレス支払いを利用できます。配達員と直接対面することなく受け取り、支払いが完結する非接触デリバリーを利用する方が増加しています。

非接触ビジネスが進みつつある業界3選

人々の生活様式の変化に応じ、非接触ビジネスの活用が特に注目されている代表的な業界として、ここでは飲食、自動車、教育業界を取り上げます。

また、それぞれの業界でどのような活用方法が期待できるかについて紹介します。

1. 飲食業界

飲食業界では、営業自粛、営業時間短縮、店内利用の一部制限など段階に応じて政府や自治体の示す方針に沿った対応をとってきました。

実店舗への来客数が満足に見込めない状態でも、宅配での提供を活用することで安定した収入源につながります。

飲食業界で非接触ビジネスとして宅配デリバリーに対応することで、対人接触を減らすことはもちろん、対面でのサービス提供にかかる人件費削減も期待できます。

2. 自動車業界

自動車販売台数は一時的に落ち込んでいますが、外出自粛等の影響や通販利用の推奨により、物流目的での配送車両の需要が増加しています。

また自動運転は新型コロナウイルスの流行前から話題となっていましたが、非接触ビジネスとして有効活用できる側面ももちます。

自動車業界においても、非接触ビジネスやサービスを支える車両としての需要が拡大していくことが予想されます。

3. 教育業界

教育業界にも、非対面での教材活用が進んでいます。

新型コロナウイルスの影響による休校に伴い、AIを搭載したオンライン教材を提供するサイトへの登録者数が10倍に拡大する事例がありました。

また、「GIGAスクール構想」に伴い今後も生徒のパソコン所有率が高まると考えられており、AIを活用した自主学習教材の市場が広がることが予想されます。

非接触ビジネスの展開3例

非接触ビジネスの拡大により、これまで対面が当たり前であったサービスが転換期を迎えています。

今後も非接触ビジネスがあらゆる分野で拡大していくことが予想されますが、ここでは代表的な3つの事例を取り上げます。

オンラインによる葬儀

大人数で一箇所に集まることなく、葬儀を実施するサービスの展開も始まっています。このサービスを利用することで、葬儀の手続きをオンライン上で済ませられます。

登録した連絡先へ逝去の知らせの配信と返信の受信機能、キャッシュレスでの香典預かり機能、返礼品のオンライン注文などの機能が利用できます。

直接葬儀場を訪れなくても、葬儀当日の様子はリアルタイム映像で配信されます。

またセキュリティ保護の観点から閲覧用のURLはパスワード付きや期間限定の物となっており、安心して利用できます。

注文から支払いまで一貫したオンライン支払い

飲食店では、注文受付の業務において非接触ビジネスが広がりをみせています。

利用者は、配布されたQRコードをスマートフォンで読み取り、表示されたページから注文します。

画像を用いたわかりやすいメニューの中から商品を選び、決済も同時にオンライン上で完結できる利便性の高いシステムとなっています。

店舗は注文や支払いに人員を割く必要がないため、料理を提供することに注力できます。

また事前に注文できるため、利用者の店舗での待ち時間削減と顧客の回転率の向上が期待できます。

金融機関では口座開設に顔認証を導入

顔認証の技術は、スマートフォンのロック解除に用いられるなど日常生活で活用の場が広がってます。

口座開設時に顔認証を導入することで、提示された身分証明書と本人が同一人物かどうかをAIで判別できるため、口座開設にかかる時間の短縮が見込めます。

顔認証は本人確認に役立つシステムとして注目されており、無人での口座開設機器の導入や入退館の認証などの場面での活躍が期待されています。

非接触ビジネス市場の拡大は多種の業界に及ぶ

オンラインやAIの技術を駆使し、これまで対面が当たり前であった業界において次々に新しいサービスが誕生しています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、人々の生活様式が大きく変化するなかで、環境の変化に適応した形態へとビジネスを転換することは大切です。

接触を避け、オンライン上で処理を完結させるシステムの導入は様々な業界で進んでいます。常に最新の技術に注目し、自社の提供するサービスのどの部分で活用できるかを検討することが今後必要な視点となります。

今回の変化を期に新たなビジネスチャンスを見出すことで、市場での生き残りと事業拡大が期待できます。

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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