エクスペディア(Expedia)とは?登録のメリットデメリット・掲載方法・口コミを集める方法

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エクスペディア(Expedia)は、米国発のオンライン旅行予約サイト(OTA)です。

宿泊事業者はエクスペディアに登録することで、世界中から集客が可能となるため、特にインバウンド集客を促進させたい場合には登録必須のOTAだといえるでしょう。

本記事ではエクスペディアの特徴をふまえ、掲載にあたってのメリットデメリットと掲載方法、エクスペディアをインバウンド集客に活用する方法について解説します。

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エクスペディア(Expedia)とは?

エクスペディアは、旅行に関するさまざまな予約手配を行う、世界最大規模のOTAです。60カ国以上を対象に33言語で展開されており、世界中からユーザーを抱えています。

ホテルなどの宿泊施設をはじめ、航空券や現地ツアー、宿泊施設と航空券のパッケージツアー、レンタカーなどの予約手配を取り扱っています。

ユーザーは予約をする際に口コミを参考にできることから、旅行の情報収集から予約手配までを一貫して行える点が、大きな強みです。

エクスペディアの口コミ機能では、口コミの信ぴょう性を担保するために、実際に予約して宿泊したユーザーのみが口コミを投稿できるようになっています。

旅ナカのリアルタイムの口コミは3,000万件以上、旅アトの口コミは4,000万件以上と非常に多くの口コミが投稿されており、多くのユーザーが宿泊先選びに活用しています。

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エクスペディアに自施設を掲載するメリット・デメリット

エクスペディアに登録する最大のメリットは、世界最大規模のOTA宿泊施設の認知拡大や集客力アップにつなげられる点です。

エクスペディアは世界中からユーザーを抱えているため、インバウンドの集客にも最適なプラットフォームといえるでしょう。

エクスペディアでは宿泊施設単体だけでなく、航空券やレンタカーとの割引パッケージ販売も可能です。

パッケージ予約の場合はキャンセル率が半分、滞在時間が2倍になるというデータもあります。

また、豊富なプロモーションも魅力であり、国や地域別のみならず、曜日別や部屋タイプ別、モバイルユーザーのみ対象など、販売戦略に応じて柔軟にプロモーション施策を調整することが可能です。

ほかにも、エクスペディアでは航空会社のマイルが貯められるため、旅行の多いユーザーにとっても魅力的であるといえます。

一方で、エクスペディアに登録するデメリットとしては、他のOTAに比べて手数料が高めである点が挙げられます。

またOTAを活用した集客では、リピーターの獲得が難しいというのも懸念点の1つです。

自社サイトからは宿泊客に対し、定期的なメルマガの配信でセール情報などを伝えることができますが、OTA経由で獲得した宿泊客には個別のアプローチができず、リピーターの獲得につなげることは難しいため、その点は考慮する必要があるでしょう。

エクスペディアに自施設を掲載する方法

施設を登録するためには、エクスペディア公式サイトのトップページから「貴施設を登録する」をクリックします。

エクスペディア Expedia 施設登録
▲[エクスペディア(Expedia)公式サイトトップページから施設登録]:エクスペディア(Expedia)公式サイト
Expedia Group公式サイトのトップページから「宿泊施設を掲載する」をクリックします。
Expedia Group
▲[エクスペディア(Expedia)グループのトップページ]:Expedia Group公式サイト
氏名、メールアドレスなどを入力し、「送信」をクリックします。
Expedia Group
▲[メールアドレスなどの入力画面]:Expedia Group公式サイト

次に施設の基本情報を入力し「続行」をクリックします。
施設 情報 入力 エクスペディア Expedia Group
▲[施設の基本情報入力画面]:Expedia Group公式サイト
確認画面に表示されている内容に間違いがなければ、「確認して続行」をクリックします。施設登録の申請は以上です。

※2020/11/12時点 旅行需要の低下により、Expedia Groupは新規登録の受付を停止しています。

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エクスペディアの掲載料金

エクスペディアに掲載料金はないため、宿泊施設は無料で掲載可能です。

ただし、エクスペディアを通じ予約が発生した際に、宿泊施設がエクスペディアに対し手数料支払い義務が生じる、成果報酬型モデルとなっています。

具体的な手数料は、エクスペディアの公式サイトに明確な記載がなく、「実際の手数料は、施設毎の特性によりますので、個別にご案内しております。」としています。具体的な手数料を把握したい場合は、個別に問い合わせる必要があります。

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エクスペディアで口コミを集める方法

エクスペディアでは、多くのユーザーが口コミを頼りに宿泊施設を選び予約するため、良い口コミをできるだけたくさん集めておくと集客力が向上します。

良い口コミを集める方法としては、多言語対応、ユーザーに対する口コミ投稿の促進、正確な情報を掲載することの3つがあります。

多言語対応について、エクスペディアは世界中のユーザーが利用するため、インバウンドの集客を促進したい場合は必須の対策になります。

多言語対応が十分にされていることをアピールすると、外国人でも安心して滞在できるという印象が与えられ、良い口コミを増やすことにつながるでしょう。

口コミ投稿の促進について、そもそも口コミはすべての宿泊客が必ず投稿してくれるとは限らないことから、宿泊施設側がアクションを起こす必要があります。

具体的には、チェックアウトの際に口コミ投稿のお願いをしたり、宿泊後にメールでリンクを送ったりすることで、口コミ投稿を促進することが重要です。

正確な情報を掲載することは、ネガティブな内容の口コミ投稿を防止する上で重要なポイントです。

多くの場合、宿泊前後の印象に大きなギャップがあったことから、悪い口コミやクレームが発生します。

そのため、サイトに掲載する情報をできるだけ正確なものにすることで、良い口コミが増える可能性が高まります。

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エクスペディアを活用しインバウンド集客を

世界最大規模のOTAであるエクスペディアは、世界中から集客することが可能であり、インバウンド集客を促進したい宿泊施設にとって利便性の高いプラットフォームといえます。

特にエクスペディアでは、口コミの数と質が宿泊客獲得のカギとなることから、宿泊施設は良い口コミを集める対策を行うことが大切です。

エクスペディアは登録方法もシンプルなため、今後も多くの宿泊施設プロモーションツールの1つとして、エクスペディアを活用していくと考えられます。

エクスペディアにはさまざまなメリットがある一方で、他のOTAに比べて手数料が高いというデメリットもあります。

メリットデメリットを踏まえた上で、多言語対応や口コミ投稿促進、正確な情報の掲載に努めることにより、エクスペディアの魅力を最大限に活用することが可能となるでしょう。

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