Twitterの代替SNS 9選!Metaの新SNS「Threads」が有力か?

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

API有料化や閲覧制限などの相次ぐ仕様変更により、Twitterの代わりとなるSNSを探す人が増えつつあります。

そのような状況のなか、米メタ社が新SNS「Threads」をリリースしており、ユーザー数の増加スピードから考えて最有力候補と考えられています。

この記事では、Threadsの概要や、その他にもTwitterの代わりとなり得るSNS 合計9選を解説します。

Twitterの代わりとなるSNSを探す人が増えている

Twitterの代わりとなるSNSが注目される背景として、経営者の交代を機にサービスの仕様が大きく変更されたことがあげられます。

2023年2月のAPI有料化ではTwitter関連ツールがサービス範囲の縮小や提供を終了するケースが見られました。7月には未認証アカウントを対象に「1日あたり1,000件まで」といった閲覧制限が導入され、上限に達すると次の日まで新規ツイートを閲覧できない仕様となっています。

これらの仕様変更によってユーザーや広告主の不満が高まり、Twitterからの離脱を検討していると考えられます。

米メタ社の新SNS「Threads」がリリース

Twitterへの不満の声が上がっているなか、InstagramやFacebookを提供する米メタ社は7月6日に新SNS「Threads(スレッズ)」をリリースしました。

ThreadsはTwitterの代わりとなり得るSNSとして注目を浴びており、リリースから5日でユーザー数1億人を突破しています。2023年7月時点におけるThreadsとTwitterの違いを以下の表にまとめました。

無料で投稿できる内容

Threads

Twitter

文字数

500文字

140文字

写真の枚数

10枚

4枚

動画の長さ

5分

140秒

Twitterと比べるとThreadsのほうが投稿内容の制限が少ないようです。とはいえThreadsはまだタイムラインが最適化されていない、検索機能が充実していないなど、使いづらいといった意見も見られます。

また、7月18日には「スレッズが早くもユーザー離れに直面、DAUが数日で20%減少(https://forbesjapan.com/articles/detail/64648)」との報道も出ています。

今後Threadsが完全なTwitterの代替SNSにまで成長するのかというと、現時点では疑問視されている状況です。

※2023年7月27日追記:タイムラインに新規機能が追加され、フォローしているユーザーの投稿だけを表示できるようになりました。

関連記事:【図解】Threads 最速で1億人突破!他SNSと比較

店舗マーケティングのノウハウが無料で学べる!「口コミアカデミー」を見てみる

Twitterの代わりとなるSNS9選

ThreadsをはじめとするTwitterの"代替"となりうるSNSを紹介します。それぞれTwitterと似た機能を備えつつも、独自のコンセプトや方法でサービスを提供していることを念頭に置いてご確認ください。

1.Threads

Threads
Threads|App Store

ThreadsはInstagramと連携が必須で、プロフィールやフォロワーを引き継ぐことができます。テキストを中心とした投稿を基本としながらも、写真や動画、リンクの添付も可能です。

タイムラインには各ユーザーが関心をもつトピックに合わせて、フォローしていないユーザーの投稿もおすすめされます。

※2023年7月27日追記:タイムラインに新規機能が追加され、フォローしているユーザーの投稿だけを表示できるようになりました。

関連記事:

2.Mastodon

Mastodon
Mastodon|App Store

Mastodon(マストドン)はドイツ発の短文を投稿できる分散型SNS(※多数の個人が運営するSNSのこと)です。利用者一人ひとりが自由にサーバーと呼ばれるミニブログを立ち上げるのが特徴です。サーバーごとにルールを設定しつつ、同じトピックに興味をもつ者同士がオンライン上で集まって交流できます。

2023年6月の月間アクティブユーザー数は150万人以上です。

3.Misskey

Misskey
Misskey公式サイト

Misskey(ミスキー)は日本のWebエンジニアによって開発された分散型マイクロブログSNSです。Mastodonと同様、ユーザーはサーバーに所属して短文を投稿します。雑談から特定の趣味、IT関連の情報共有までさまざまなコミュニティが存在します。

4.Bluesky

Bluesky
Bluesky|App Store

Bluesky(ブルースカイ)はTwitterの元CEOが支援する分散型SNSプロジェクトです。Twitterに似た操作感で利用できるのが特徴です。こちらもユーザーはサーバーに所属する形になりますが、サーバー間の移動は自由にできます。

2023年7月時点ではまだ開発中でベータ版のみリリースされており、利用するためには既存ユーザーから招待されるか、待機リストへの参加が必要です。2023年4月時点でのユーザー数は5万人を超えています。

関連記事:

5.Damus

Damus
Damus|App Store

Damus(ダムス)は分散型SNSプロトコル「Nostr(ノストル)」をベースとした分散型SNSです。Twitterに似たテキストベースのSNSで、

ひとつのサーバーがダウンしても他サーバーで投稿データなどが引き継がれるので、Twitterのようにアクセス集中により一定時間使用できないといったトラブルを防止できます。

アカウント作成に電話番号や名前などの個人情報が不要なことや、仮想通貨の投げ銭機能が搭載されている点も特徴です。

6.Tumblr

Tumblr
Tumblr|App Store

Tumblr(タンブラー)はブログとSNSの特徴を融合したサービスです。テキストや画像、音声などさまざまな方法で投稿でき、また投稿のデザインを自由にカスタマイズできることも特徴的です。

2023年7月時点では月間アクティブユーザー数1億3,500万人を誇ります。

7.Trickle

Trickle
Trickle|App Store

Trickle(トリクル)は、日記のような感覚で記録ができるサービスです。ジョギングや読書などさまざまなトピックを設定して書き込むことができます。

Twitterのようにユーザーをフォローする機能はなく、自分の興味のあるトピック主体で自由に情報を書き留められることが特徴です。他のユーザーのトピックをサブスクライブ(フォロー)することもできますが、自分から検索しなければ他のユーザーの投稿が見えることもないので、SNS疲れした人にも適したSNSです。

8.GRAVITY

GRAVITY
GRAVITY|App Store

GRAVITY(グラビティ)は「共感で繋がる」がコンセプトの匿名SNSです。アカウントのアイコンは指定されたイラストから選択する仕様になっており、また投稿が検索されないように設定できるなど、匿名性が担保されています。Twitterのようにリツイートなどの拡散手段が存在しないことも特徴です。

9.くるっぷ

https://crepu.net/
くるっぷ公式サイト

くるっぷは「オタクのかゆいところに手が届く」をコンセプトに開発されたSNSです。ひとつのログインID・パスワードで複数のユーザーを作成でき、「イラストや小説などを投稿」「他人の作品も閲覧」といった使い分けができます。

検索エンジンを避けているため、投稿したイラスト等が検索結果に表示されてしまうことがありません。創作活動を行う人にとってTwitterの代わりとなり得るサービスといえるでしょう。

今後のTwitterユーザーの動向に注目

Twitterへの不満が高まっている背景やThreadsの概要、Twitterの代わりとなるSNSを紹介しました。現在さまざまな投稿サービスが提供されていますが、機能面や受け入れられるユーザー数などの問題により、完全なTwitterの代替となるSNSはまだ登場していないようです。

一方、Twitterの仕様変更によりユーザーの不満がさらに高まることも予想され、各SNSのサービス改善が進んだ場合はTwitterから乗り換える人が増えるかもしれません。今後もTwitterユーザーや各SNSの動向に注目です。

<参照>
BBCニュース:ツイッターが閲覧制限、「データ強奪」への一時的対策とマスク氏
Twitter:Today we are launching our new Twitter API access tiers! We're excited to share more details about our self-serve access.
CNN Business:Twitter's future is in doubt as Threads tops 100 million users

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。

この記事の監修者

石橋美奈子

石橋美奈子

「口コミラボ」にて累計200本以上ものローカルSEOMEO、口コミ対策関連の記事の執筆・編集を手掛ける、自称「Googleマップ & 口コミ対策の記事を日本一書いている人」。店舗集客メディア「口コミラボ」インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」編集責任者。また、インバウンド業界最大級メディア「訪日ラボ」の編集責任者として、積極的に観光・インバウンドの情報発信を進めている。