SNSの自動投稿機能や、外部の自動投稿サービスを利用すれば、FacebookやTwitterといったSNSで指定した時間に設定したコンテンツを公開することができます。
本記事はFacebookに着目し、効率的な運用が可能となる自動投稿ツールについて、設定方法やメリットについて解説します。
※Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了しています。
Facebookで自動投稿を設定するには
Facebook上での自動投稿のやり方としては、ページ内の予約投稿機能を活用する方法に加え、一般に公開されている自動投稿ツールやプラグインを活用する方法があります。
それぞれのやり方について解説します。
Facebookページの予約投稿機能
予約投稿機能を活用するには、まずは投稿を作成し、その後公開日時を設定する、という流れになります。なお、時間帯は投稿者の位置に基づいた標準時で設定され、他のページ管理者も編集・新規作成が可能となっています。
実際の投稿作成は、下記の手順に沿って進めます。(9月にアップデートされた新Facebookページに基づきます)
- ニュースフィードで、左側のメニューにある [ページ]をクリック
- ページに移動し、左の列で[投稿ツール]をクリック
- 右上の[+ 作成] をクリックし、投稿を作成
- [編集]をクリックし、[投稿日時を指定]を選択
-
[公開予定]の下で、投稿を公開する日時を選択し、[投稿日時を指定]をクリック
Facebookの自動投稿ツールを利用する
予約投稿に加えて、もう一つ便利なのが自動投稿ツールです。同ツールの活用により、複数のアカウントを横断する形での同時投稿が可能となります。
また、ツールによってはFacebookのみならず、TwitterやInstagramなど、複数のSNSでの同時投稿に対応しているものもあるため、既に複数のSNSを運用している場合や、今後新規顧客層の拡大を図るために新規での運用を予定している場合、上記のツールを導入することにより、効率的な運用が可能となるでしょう。
ブログなど他のサイトと同時に投稿するプラグインを利用する
WordPressなど自社ホームページを所有している場合は、Facebookと連携させることにより、Facebook上でも同時投稿・公開が可能となります。
毎回リンクを引っ張ってくる手間が省けるため、効率的な運用のためには、導入を検討する余地は十分にあるといえるでしょう。
なお、方法としてはWordPress上で対応プラグインを導入・設定する形になり、代表的なものにはSocial Networks Auto-Posterや、All in One SEO Pack、Jetpackなどが挙げられます。
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Facebookの自動投稿ツールを選ぶポイント
Facebookの自動投稿ツールにはさまざまなものが存在しているため、搭載機能や使いやすさをよく吟味する必要があります。
以下では、ツールを選びにおける3つの留意すべきポイントについて解説します。
選ぶポイント1. Facebookに対応しているか
まず1つ目のポイントとして、自動投稿ツールにはさまざまな種類があり、中にはFacebookには非対応のものも存在しているため、必ず確認しておく必要があります。
また、Facebook以外にもTwitterやInstagramなど他SNSも運用している場合は、一元的な管理を可能とさせるためにも、多くのSNSに対応しているツールを選択することが肝要です。
選ぶポイント2.必要な機能が備わっているか
Facebookへの対応可否はもちろんですが、ツールの機能も同様に重視すべき項目の一つです。
利用を検討する際、ツール導入の目的、活用趣旨を改めて明確化し、目的達成に必要な機能が備わっているかどうか、確認する必要があります。
たとえば、リアルタイムでの作成・投稿に非効率性を感じている場合は投稿管理機能を、また複数のSNSを運用しており、それぞれの投稿分析に煩わしさを感じている場合は分析機能の導入をそれぞれ検討するなどの対応策が可能となります。
抱えている課題を改めて抽出することにより、課題を解決しうる必要機能も浮き彫りになり、持続可能な運用につながります。
選ぶポイント3.使いやすいか
また、持続可能な運用という文脈においては、SNS担当者の使いやすさも重要な指標となります。
特に、複数SNSを一括管理している場合、さまざまなKPIや情報量に混乱してしまうケースも少なくありません。
無料トライアルなどを上手く活用し、管理しやすい最適なツールを選択することが重要です。
Facebookに自動投稿できるツール3選
Facebookへの自動投稿が可能なツールとして、細かな分析が可能なBuffer、SNSの枠を超えてさまざまな動作が設定可能なIFTTT(イフト)、ECサイトや写真共有アプリからも自動投稿が可能なdlvr.itなどが代表的です。
それぞれのツールの特徴について解説します。
1. Buffer
Bufferは無料で自動投稿ができるツールです。
14日間のトライアルで利用でき、Instagram、Facebook、Twitter、Pinterest、LinkedinなどさまざまなSNSに対応している点が大きな特徴です。
投稿は全てダッシュボードから一元的に管理可能となっているほか、カレンダー上からも公開日時を把握することが可能であり、管理のしやすさに加えてSNSごとの対策を立てられやすい点も魅力の一つです。
エンゲージメント指標に基づいて細かな分析も可能であり、投稿・ストーリーに加えて、個々の投稿やハッシュタグごとの測定が可能であるため、ターゲットへリーチしているかどうか把握しやすく、費用対効果を数値で捉えるにはうってつけといえるでしょう。
投稿内容はSNSごとのカスタマイズや共同編集が可能となっています。
2. IFTTT(イフト)
WordPress上で作成した記事をSNS上でも投稿する際や、SNSをまたいで特定の動作を設定する際に便利なツールです。
具体的には、WordPress・SNS間での自動投稿をはじめ、Instagramの画像をFacebook上のアルバムへ自動アップロードを図ることや、特定のユーザーがTwitterでツイートした際にLINEへ通知、iOSカレンダーへ追加した新規予定をgoogleカレンダーへ追加することなど、400以上のサービスがプログラミング不要で実現可能となります。
SNSだけでなく、経営における事務作業全般を効率化する際に、アイデア次第でさまざまな使い方が実現できるツールだといえるでしょう。
利用にあたっては無料版と有料版があり、無料版は作成可能なアプレットが3つまで、有料版は無制限となります。
3. dlvr.it(デリバリーイット)
RSS形式で書かれたデータ(RSSフィード)やECサイト、写真共有アプリなどから、SNSをはじめとしたソーシャルメディアへ自動投稿するツールです。
対応メディアは幅広く、Instagram、Facebook、Twitterなどはもちろん、PinterestやLinkedin、Slackやgoogleマイビジネスなどに対応しています。
対応言語は2020年9月時点では英語のみとなっていますが、設定が容易であり、アイキャッチ画像の自動挿入や、曜日ごとに投稿時刻が設定可能など、細かいところまで対応している点は、魅力の一つです。
無料版と有料版があり、無料版は利用可能な機能が限られるものの、2つのSNSプラットフォームをまたいで利用できます。
1日あたりの最大投稿可能数はSNSごとに3件です。無料版でも導入を検討する余地は十分にあるといえるでしょう。
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Facebookの自動投稿ができるツールを使ってSNS運用を効率化する
SNSやブログの積極的な活用により、潜在顧客からの信頼を獲得し予約数増加や集客を図るためには、効率的かつ継続的な運用が欠かせません。
またSNSごとにユーザー層や利用目的が異なっているため、より広いユーザーへの訴求を図るためには複数のSNSのアカウントを更新することでより広く効果を期待できます。
Facebookだけでなく複数のSNSを一元的に管理できる自動投稿が可能なツールの活用により、運用を円滑に効果的にすすめられるでしょう。
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