毎月飲食業界の動向をまとめている「飲食業界動向まとめ」2022年12月版です。
すかいらーく、配膳ロボット3,000台の導入完了
すかいらーくホールディングスは12月21日、「ガスト」「しゃぶ葉」など全国約2,100店舗に、自動搬送型の配膳ロボットを12月27日時点で3,000台の導入を完了すると発表しました。
同社では顧客満足度の向上と働きやすい職場環境を目指し、2021年8月から配膳ロボットの導入を進めてきました。
試験導入の67店舗で行った顧客アンケートでは、回答者の9割がロボット導入に「満足」「大変満足」と回答しました。提供時間の短縮や従業員の接客時間の増加により、サービス品質が向上したとみられます。
また店舗調査により、ロボット導入後にランチピーク時の回転率が改善したほか、片付け完了時間の削減、従業員の歩行数の削減といった効果もみられました。
今後は、中長期にわたる成長を目指し、ITデジタルを活用した顧客満足度の向上や従業員の働きやすい環境整備に積極的に取り組むとしています。
<参照>株式会社すかいらーくホールディングス:約 2,100 店に 3,000 台のロボット導入完了
11月の外食売上高、前年比9%増 背景に「全国旅行支援」「W杯」
水際対策の緩和や政府の観光促進策「全国旅行支援」が支えとなり、全国で人の流れが活発になったほか、値上げによる客単価増も売上増に寄与しました。
業態別では、ファーストフードは前年同月比9.2%増・2019年同月比11.6%増と好調を維持し、特に「洋風ファーストフード」のテイクアウトや宅配が好評でした。洋風ファーストフード好調の要因には、サッカーワールドカップにちなんだ期間限定商品を充実させたことなどが挙げられました。
パブ・居酒屋は前年同月比14.7%増となり、忘年会の前倒しでの実施やワールドカップの観戦需要などで伸びた一方、深夜の客足の鈍さや法人の宴会需要は未だ戻らず、2019年同月比では38.6%減に留まりました。
ファミリーレストランは前年同月比7.5%増、ディナーレストランは8.9%増でしたが、人手不足による営業時間の短縮やコロナによる入店者数の制限などにより、2019年同月比には及びませんでした。
<参照>一般社団法人日本フードサービス協会:日本フードサービス協会加盟会員社による外食産業市場動向調査 2022年11月度 結果報告
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