株式会社テーブルチェックが12月14日に発表した飲食店の来店客数データによると、2021年になって初めて、ディナーの客足がランチを上回ったことが判明しました。
ディナー需要に回復の兆し
2021年1月に二回目の緊急事態宣言が発令されて以降、ほぼ全期間においてディナーの時間帯は時短営業が要請されていました。
そのため今年はディナーとランチの来店人数の逆転現象が継続していました。
しかし東京都内の自粛要請が解除されてから約1ヶ月半が経ち、12月13日に発表されたデータにてディナーの客足がランチを上回る結果を記録しました。
要因としては忘年会やクリスマスなどのイベントが重なり、ディナー予約が増加したことが考えられます。
2019年比では47.7%減
飲食店では一般的に、ランチよりもディナーの客単価の方が高い傾向にあるため、ディナー需要に回復の兆しがみられたことは、飲食店にとっては明るいニュースです。
しかし2019年と比べると未だ47.7%減という数字になっており、本来の集客状態に戻ったとは言いがたい状況にあるようです。
また他の調査では、ディナー需要には回復がみられていないとするデータもあります(飲食店客数 3週ぶり減少…オミクロン株の危機感、夜間需要の戻り鈍く)。オミクロン株への警戒感が強まる中、飲食業界の完全な回復にはまだ時間がかかるといえそうです。
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<参考>
TableCheck:【週次更新】コロナ禍における飲食店の来店・予約件数推移