大手グルメサイト「Retty」は12月24日、飲食店DX推進と営業強化のために4.7億円を投資すると発表しました。
ぐるなびも2.8億円の赤字となるなど、コロナ禍で外食産業が落ち込んだのに伴ってグルメサイト各社も苦境に陥っているようです。
そこでRettyは、飲食業界の回復をみすえ、DXに4.8億円という巨額の投資を行い再起を図ります。
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97億円赤字で苦境のぐるなび
Retty、2期連続赤字
「Retty」の売上は、2019年9月期(22億6,800万円)以降、昨年(22億1,500万円)、今年(19億3,800万円)と売上を減少させ、2期連続で3,000万円ほどの赤字を計上しています。
「ぐるなび」も約100億円の赤字で、コロナ禍によりグルメサイト各社も厳しい経営状況となっています。さらにSNSの台頭でグルメサイトの存在感が薄くなっているという構造的な問題もあり、加盟店の確保と収益力強化が課題です。
Retty、DX・営業強化に4.8億円投資
そんな中Rettyは、DX推進と営業強化に4.8億円を投資することを発表しました。うちDXに3.2億円を、営業に1.5億円を投資します。
コロナ禍で非接触サービスの需要が高まり、飲食店でのDXは加速度的に進んでいます。また、InstagramなどSNSの影響力が強まる中で、「Retty」が有料加盟店をつなぎ止め増やしていくためには、コストをかけてまで「Retty」に掲載し、その機能を使いたいと思わせるだけの魅力が必要です。そこでRettyはDX推進に巨額の投資を行うことで、「DXラインナップ」を強化して「Retty」の独自性や優位性を確保を図ります。
さらに事業提携やM&Aで決済機能やレジ機能を含めた「統合的」なサービスをつくり、従来の「集客」に役立つだけではない、新たな魅力を生み出す方針です。
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<参照>
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