〜NTTドコモ、KDDI、楽天グループ、ソフトバンクグループ(LINEヤフー)CVC4社を含む強力な資本構成で、店舗支援事業を拡大〜
店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム 」および業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」を運営する株式会社mov(代表取締役:渡邊 誠、本社:東京都渋谷区、以下mov)は、ソフトバンクグループのLINEヤフーのCVCであるZ Venture Capital株式会社(代表:In Joon Hwang、本社:東京都千代田区、以下Z Venture Capital)を引受先とする第三者割当増資により、シリーズB資金調達のセカンドクローズを完了したことをお知らせいたします。
今回の資金調達(*1)により、movは日本で初めて(*2)通信キャリア・IT系CVC4社(NTTドコモ、KDDI、楽天グループ、ソフトバンクグループ(LINEヤフー)CVC)から出資を受けたスタートアップとなりました。
movは店舗が使う口コミサイトやマップサービスを一元化するプラットフォーム「口コミコム 」の運営を通じ、様々な媒体とのアライアンスを推進してきました。これまでのアライアンス実績や媒体への価値貢献、事業の成長スピードなどを評価され、この度日本で初めてとなる通信キャリア・IT系CVC4社からの同時出資(*1)を実現しました。
これにより国内280万店舗といわれる店舗事業者に対し、より広く集客支援ができるようになる基盤を実現しました。
また、現在シリーズBのサードクローズも進行中であり、今後も事業成長を加速してまいります。
資金調達の背景と目的
Z Venture Capitalは、YJキャピタルとLINEベンチャーズが合併し、LINEヤフーグループの投資部門として活動しているベンチャーキャピタルです。
LINEヤフーグループの代表的な事業アセットとしてコミュニケーションアプリ「LINE」やポータルサイト「Yahoo! JAPAN」をはじめ、「メディア」(LINE NEWSなど)、「コマース」(Yahoo!トラベルなど)、「フィンテック」(PayPayなど)があります。
一方movは、「口コミコム 」を通じて、店舗情報の一元管理やAI口コミ分析、さらにはインバウンド対策にいたるまで、口コミサイトを中心とした集客ツールの一元化プラットフォームとして、店舗事業者に対して集客や店舗改善に貢献しております。また、既存株主である通信キャリア・IT系3社とも、各社が持つ媒体との多面的な事業提携を推進しております。
このようなmovの事業展開とLINEヤフーグループの事業アセットおよび戦略投資領域とのシナジーが期待され、今回の資金調達が実現しました。
直近の事業概況について
当社は「日本のポテンシャルを最大化する」を使命とし、店舗支援事業では店舗向け集客一元化プラットフォーム「口コミコム 」の運営、インバウンド支援事業では業界最大級のインバウンドビジネスメディア「訪日ラボ」の運営およびインバウンド専業のコンサルティングサービスを提供しております。
「口コミコム 」は国内外の19サイトと連携しており、多面的な店舗情報管理やMEO対策ができるほか、Google「AI スタートアップ プログラム」採択によりAIを活用した分析強化や業務効率化を強みとしております。
さらにインバウンドオプションにより、海外媒体を含む多言語での店舗情報管理や口コミ分析にも対応しており、インバウンド市場が急回復するなか、大きな反響を頂いております。
このような背景があり「口コミコム 」は飲食店や小売店だけでなく自治体と連携するなど、様々な業種業界、企業規模のお客様に導入いただいております。チャーンレートも0.1%を下回って推移しており、ARRでいわゆる”T2D3”ペースで成長し続けております。
業務提携実績
当社では既存株主や外部媒体との業務提携を推進しております。
・株式会社NTTドコモ:dポイント・d払い加盟店向けに「ドコモ パートナーフリープラン」の提供(https://mov.am/news/press/7732/)
・美団:「大衆点評」と公式パートナー契約締結(https://mov.am/news/press/7852/)
・Google:Google for Startups クラウド プログラム「AI スタートアップ プログラム」採択(https://mov.am/news/press/8174/)
・株式会社カカクコム:「食べログ」と公式連携開始(https://mov.am/news/press/8006/)
・LINEヤフー株式会社:「Yahoo!プレイス」と公式連携開始(https://mov.am/news/press/8182)
その他、既存株主である事業会社とも多面的な事業提携を進めております。シリーズB サードクローズにおいても、事業シナジーを共創できる投資家様からの資金調達を検討しております。
Z Venture Capital株式会社 代表取締役CEO 兼 LINEヤフー株式会社 上級執行役員CGIO 黄 仁埈氏、Z Venture Capital株式会社 インベストメントマネジャー 亀岡 千泰氏のコメント
今回、Z Venture Capital(ZVC)からmovのシリーズBに出資させていただきました。
現代では、口コミメディアが消費者の意思決定に大きな影響を与えています。movが提供する「口コミコム 」は、多くの口コミメディアと連携し、一括管理・更新・分析を可能にするサービスで、これからの店舗ビジネスに必要不可欠だと感じています。また、クライアントへのインタビューを通じて、「口コミコム 」のサービスの素晴らしさだけでなく、movの営業やカスタマーサクセスの充実度も知ることができ、同社の成功を確信しました。
今後は、LINEヤフーグループの様々なサービスとの連携をサポートすることで、movの成功をさらに大きなものにし、日本の店舗DXに貢献できるよう、ZVC一丸となって支援していきます。
株式会社mov 代表取締役 渡邊 誠からのコメント
この度、LINEヤフーグループのZ Venture Capitalより出資をいただけることになり、大変光栄に思っております。今回の調達により、movは日本初(*2)となる日本の通信キャリア・IT系CVC4社から出資を受けたスタートアップとなりました。今後も引き続き、多くの店舗事業者様に向けた独自性の高いサービス展開と事業成長を目指してまいります。
今回の資金調達を通じて、日本全国の店舗事業者様の成長を支援し、さらに多くの成功事例を創出していくことに全力を注いでまいります。
今後ともご支援、ご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
採用について
現在、全職種において積極的にメンバーを募集しています。最新の採用情報は下記のサイトをご確認ください。
https://movinc.notion.site/mov-Entrance-book-811367f9739e4951b4ae3c060f7ce7c7
*1 ファーストクローズ含む
*2 2024年10月2日現在。mov調べ。
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