口コミラボ運営会社である株式会社movは、セミナー「今さら聞けないMEO対策.vol,1」を3月2日に開催しました。
GoogleマップやGoogle検索で店舗選びを行う人が増加しているいま、Googleビジネスプロフィールの管理・運用やMEO対策は集客力アップに欠かせません。
今回のセミナーでは、Googleマップ上の店舗情報管理ツールであるGoogleビジネスプロフィール(旧「Googleマイビジネス」)が重要な理由やオーナー登録後にすべきことなど、店舗経営に役立つ基本的な情報をわかりやすく紹介しました。本記事では、その内容を一部ご紹介します。
※movでは、3月18日、3月30日にもセミナーを開催致します。ご興味のある方は、以下ボタンから詳細をご覧ください。
第2回セミナーに申し込む 第3回セミナーに申し込む【セミナーレポート】今さら聞けないMEO対策
では、セミナーの内容を一部ピックアップしてご紹介していきます。
Googleビジネスプロフィールを集客に活用できる理由
近年、インターネットを使い、行きたいお店を探す人が増えています。
そのためインターネットに正しい情報を載せておくことは、集客に大きな影響を及ぼします。
特に、国内外で圧倒的なシェアを誇る検索エンジンであるGoogleに、自店舗の「正確な」情報を載せておくことは非常に重要です。
またGoogleは営業時間や画像、口コミなどGoogleマップ上の情報を、公式ホームページよりも上位に表示する場合があります。そこに正確かつ魅力的な情報を登録することによって、それを見た方に来店を促せます。
さらに、Googleビジネスプロフィールは無料で利用できます。
GoogleマップやGoogle検索で店舗を探す人が多くなった今、Googleビジネスプロフィールを活用し、コストをかけずにGoogle上に正しい情報を載せることは、重要な集客施策のひとつなのです。
Googleビジネスプロフィールでできることは?
Googleビジネスプロフィールでは、まず「オーナー登録」といってその店舗・施設のオーナーであることを申請します。
このオーナー登録後にGoogleビジネスプロフィールでできることは、大きく分けて以下の4つです。
- 基本情報を正しくする
- 能動的に情報を発信する
- 口コミに返信する
- 分析する
今回の「vol,1」では、1と2について深堀りしました。
※3「口コミに返信する」と、4「分析する」については、次回以降のセミナーにて順次紹介する予定です。
1.基本情報を正しく紹介する
Googleビジネスプロフィールで登録できる基本的な情報として以下のようなものがあります。
- 名称
- カテゴリ
- 住所
- 営業時間
- 電話番号
- ウェブサイトのアドレス(URL)
- 説明文
これらの基本情報は、Googleビジネスプロフィールのメニュー欄の「情報」から編集できます。
なお、編集できる内容は、カテゴリによっても変わります。たとえば飲食店の場合、「メニュー」を追加する機能があります。
2.能動的に情報を発信する
Googleビジネスプロフィールには「投稿」といって、店舗から情報を発信できる機能があります。イベントやキャンペーン情報を発信することで、効果的な宣伝が可能です。
また、店舗と関連する語句を入れて投稿してみましょう。たとえばパン屋なら「カレーパン」、洋食レストランなら「ビーフシチュー」、美容室なら「パーマ」など。
こうした語句で投稿すると「関連性」が高まり、その語句で検索されたときに店舗の情報が表示されやすくなります。
Googleビジネスプロフィールが効果を生む理由
Googleビジネスプロフィールで情報を整備することで、「Google」「お客様」の双方にわかりやすく情報を伝えることができます。
- Googleに情報を伝えることで、ユーザーが関連語句で検索した際に、検索結果に表示されやすくなります。これにより、まずは「お客様の目に触れる」機会を増やします。
- 次に、お客様に情報を伝えることで、目に触れたあとに「選んでもらえる」ようになります。このとき、情報の量を多くするだけでなく魅力的な情報になっているかどうかも重要です。
質疑応答
ここまで、セミナーの内容を解説してきました。
さらにセミナー後半には、質疑応答の時間がありました。その中での寄せられたいくつかの質問のうち、2つを抜粋して紹介します。
1. 営業時間が勝手に変わっていました。こういうことはよくあることですか?
よくあることです。住所や属性などもよく変わります。
その要因としては、2つパターンが考えられます。
1つ目は、Googleが情報を収集し、修正した場合です。Googleは外部サイトの情報も見ているため、例えばホームページの情報が新しくて、Googleビジネスプロフィールの情報が古い場合、Googleが情報の更新を提案することがあります。このケースでは、Googleビジネスプロフィールに正しい情報を入力しても、1営業日程度で再び変更される場合が多くみられます。その際は、ホームページや外部サイトとの情報の齟齬がないか確認する必要があります。
2つ目は、ユーザーが提案している場合です。Googleの情報はユーザーが提案して変更する場合があります。例えば店舗のドアに貼ってある営業時間とGoogleに掲載している営業時間が異なっており、ユーザーが勘違いをしてドアに貼ってある営業時間で情報修正をする場合があります。
営業時間や住所などは見込み顧客の来店に大きな影響を与えます。常に正しい情報が表示されるよう、管理しておくことが重要です。
2. どれくらいの頻度やどのような内容で投稿したらいいでしょうか?
投稿の中に登場するキーワードの頻度が高いほど、そのキーワードで検索された場合に上位で表示される傾向にあります。
内容に関しては、インサイト機能を使うことが重要です。何で調べられているのか、何で表示されているのかを知ることができます。店名なのか、電話番号なのか、関連するキーワードなのかで投稿する内容は変わります。
インサイト機能を使って現状を把握し、自店舗の強みと弱みを知って、投稿内容に反映させるとよいと思われます。
第2回は3月18日/第3回は3月30日に実施
以上、第一回のセミナーレポートをお届けしました。
次回以降は、口コミへの対応方法やMEO対策の成功事例などを順次紹介していきます。
Googleマップで集客したい、コストをかけずに多くの人に情報を届ける方法を知りたいという方は、第2回からの参加でも役立つと内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
第2回セミナーに申し込む 第3回セミナーに申し込む口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】