北海道や大阪府を筆頭に、全国的に新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、い「第3波」とも
2020年前半の新型コロナウイルスの感染拡大期に、飲食業や小売業、宿泊業などの各業界団体が、独自の感染拡大予防ガイドラインを定めてきました。
これをふまえ、口コミラボの姉妹メディアである訪日ラボは「業種別新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインまとめ」を作成しました。
このガイドラインでは、業種ごとに事業者側の対応や利用者向けの対策などをチェックシート方式でまとめています。
本記事では資料の中から飲食店編と小売店編、宿泊施設編をピックアップし、新型コロナウイルス感染予防対策のポイントを解説します。
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業界別新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインまとめを公開
2020年前半の新型コロナウイルスの流行を受け、各業界では感染対策のガイドラインが相次いで制定されました。
今回、訪日ラボでは各業界において制定されたガイドラインをまとめ、チェックシート方式でわかりやすく整理した資料を公開しました。
コロナ対策チェックシート|飲食店編
新型コロナウイルス対策ガイドラインのチェックシートをふまえ、飲食店における感染予防対策のポイントを解説します。
飲食店のコロナ対策ポイント
飲食店は室内に人が密集し「3密」状態になりやすいほか、食事中に会話をするため、特に感染が広まりやすい場所とされています。
そのため、感染リスクを軽減させるためには店舗による感染対策が非常に重要です。なかでも以下の4つの対策は、最低限のものとして実施することが望まれます。
- テーブルにアクリル板を設置し飛沫の飛散を防ぐ
- 大皿から取り分けるメニューは最初から小皿で配る
- ビュッフェをセットメニューにする
- ドリンクバーは注文方式にする
また、来店客にはお酌や飲み回し、食べ回しを控えるよう呼びかけたり、アクリル板越しではない会話を控えるよう呼びかけることもできます。
あわせて会計時のキャッシュレス対応や、デリバリーとテイクアウト対応などを行うことは、新型コロナウイルス対策だけでなく来店客の利便性向上にも繋がります。
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コロナ対策チェックシート|小売店編
新型コロナウイルス対策ガイドラインのチェックシートをふまえ、小売店における感染予防対策のポイントを解説します。
小売店のコロナ対策ポイント
来店客に手指の消毒やマスクの着用を求めることは、基本の対策として実施しましょう。
これらに加え、必ず来店客が通るレジ付近での過密状態を避けるため、間隔を空けて並んでもらうよう床にマークを貼るほか、レジにアクリル板を設けることも効果的です。
また、混雑時間帯をWebサイトや店頭に掲示し、空いている時間に来てもらうことも、混雑緩和に繋がります。
さらに高齢者や妊婦、障がい者が優先的に来店できる時間帯を設けることで、重症化の可能性が高い層に配慮することが可能です。
あわせてセルフレジやキャッシュレス決済の導入、オンライン販売や在庫取り置きに対応することで、来店客が店内に留まる時間を最小限にできます。
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コロナ対策チェックシート|宿泊施設編
新型コロナウイルス対策ガイドラインのチェックシートをふまえ、宿泊施設における感染予防対策のポイントを解説します。
宿泊施設のコロナ対策ポイント
宿泊施設は客室内が密になりがちなため、客室の換気やこまめな消毒が特に大切です。
宿泊客にも常に部屋の空気を入れ換え、手指の消毒をこまめにするよう呼びかけるとよいでしょう。
更には、エレベーターやトイレ、大浴場などの共有部の清掃や消毒も以前より頻繁かつ徹底することが求められます。
食事を提供する宿泊施設の場合、ビュッフェ形式を中止しセットメニュー形式にするほか、座席同士の間隔を空けるなど、飲食店のチェックシートも参考になります。
また、オンラインチェックインやスマートキーの導入は、新型コロナウイルス対策だけでなく人件費の削減やデジタル化による利便性の向上にも繋がります。
あわせて、万が一感染の疑いがある宿泊者が発生した場合に備えて、対応方針や対応の流れを整備しておくことも必須です。
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掲載されている対策は今でこそ新型コロナウイルス対策として強調されていますが、新しい生活様式では基本事項として考えられるものです。
これまでの衛生管理の概念をアップグレードし、新しい生活様式に対応した営業方針の整備をしましょう。
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