Googleマップに新機能!「電車と自転車どっちが速い?」「環境に優しいルート表示」「商品受け取り可能時間」など【ローカルSEOニュースまとめ vol.13】

今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第13回目として、2021年3月26日から2021年4月1日に起きたローカルSEOに関する出来事についてお伝えします。

今週のローカルSEOトピック3選

ここでは3月26日から4月1日の間、Web上のニュースやSNS上の反応などで確認されたローカルSEO関連Webサービス(※Google マップなど)の動向で、特に注目すべき3つのトピックについて解説します。

1. Googleマップの新機能発表

3月30日、Googleは公式ブログ「Google The Keyword」にてGoogle マップの新機能を発表しました。

今回発表された新機能は、分類すると以下の5つに分かれます。

  1. 屋内ライブビュー:近日中に日本でも展開(東京のみ)
  2. 気象レイヤーと空気質指数レイヤー:気象レイヤーのみ、今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定
  3. 環境に優しいルート表示:日本では未定
  4. 電車vs自転車など、移動手段ごとの到着時間を一覧表示:今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定
  5. デリバリー・テイクアウト、商品受取の詳細情報(受取可能時間など):現時点では米国のみ

それぞれ、以下で詳しく解説します。

1. 屋内ライブビュー:近日中に日本でも展開(東京のみ)

屋内ライブビュー
▲屋内ライブビュー:Google The Keywordより

ライブビューは、スマートフォンのAR機能を利用し、スマートフォンのカメラを通してディスプレイに表示される現実の景色の上にナビゲーション画面を表示する機能です。

今回、このライブビューが屋内でも利用できるようになることが発表されました。

屋内ライブビュー(Indoor Live View)では、建物内の景色をAIを用いて認識し、エレベーターやエスカレーター、出入口、受付などへの道筋をディスプレイに表示された現実の景色に重ねて表示します。

この機能は現時点で米国シカゴ、ロングアイランド、ロサンゼルス、ニューアーク、サンフランシスコ、サンホセ、シアトルで利用できます。また、近日中に日本の東京とスイスのチューリッヒにある一部の空港、鉄道駅、百貨店などでも利用できるようになるとしています。

2. 気象レイヤーと空気質指数レイヤー:気象レイヤーのみ、今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定

気象レイヤーと空気質指数レイヤー
▲気象レイヤーと空気質指数レイヤー:Google The Keywordより

気象レイヤーでは、各地の天気や気温、降水確率、風向きと風力、1時間ごとの天気を閲覧できます。

空気質指数レイヤーでは、各地の空気質指数(AQI)を閲覧できます。

これらの情報はThe Weather Company、AirNow.gov、CPCBなどから提供されています。

気象レイヤーは今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定で、空気質指数レイヤーはまず米国とオーストラリア、インドの3か国で利用できるようになるということです。

3. 環境に優しいルート表示:日本では未定

環境に優しいルート
▲環境に優しいルート:Google The Keywordより

Google マップのルート案内機能において、より二酸化炭素排出量の少ないルートが表示されるようになります。

環境に優しいルートと通常ルートの予想到着時間がほぼ同じ場合、Google マップのルート案内は環境に優しいルートを既定のルートとして表示します。

また、ルートの詳細表示には環境に優しいルートを選ぶことで削減できる二酸化炭素の量が表示されるほか、設定画面からは環境に優しいルートと最速ルートのどちらを優先的に表示するかを指定できます。

この機能は、今年の後半に米国で利用できるようになる予定です。

さらに2021年6月、ドイツ、オランダ、フランス、スペイン、英国では「低排出ゾーンの警告」が利用できるようになります。

低排出ゾーンの警告
▲低排出ゾーンの警告:Google The Keywordより

この「低排出ゾーン(Low Emission Zone)」というのは、ロンドンやアムステルダム、ジャカルタなどの都市で、排ガス規制を満たさない車両の通行を禁止したり通行料金を請求したりするために設けられているものです。

Google マップでは、ルートの中に低排出ゾーンが含まれる場合は警告を表示し、低排出ゾーンを迂回するルートやほかの交通機関を利用するルートを選べるようになります。

4. 電車vs自転車など、移動手段ごとの到着時間を一覧表示:今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定

移動手段の比較
▲移動手段の比較:Google The Keywordより

今後、Google マップのルート案内には、利用可能な全ての移動手段を一覧表示する画面が追加されます。

この画面では、今までのようにタブを切り替える必要なく各移動手段の所要時間や概要が見られるほか、機械学習を活用しユーザーが最も用いている移動手段やその地域で最も用いられている移動手段を上部に表示します。

また、設定画面からは手動で好みの移動手段を選べます。

この機能は、今後数か月のうちに全世界で利用できるようになる予定です。

5. デリバリー・テイクアウト、商品受取の詳細情報(受取可能時間など):現時点では米国のみ

デリバリーとピックアップの詳細情報
▲デリバリーとピックアップの詳細情報:Google The Keywordより

スマートフォン版のGoogle 検索やGoogle マップに表示される店舗のプロフィール欄に、デリバリーとテイクアウトの詳細情報が表示されるようになります。

デリバリーとテイクアウトへのリンク欄には手数料、最低注文金額、予想受取時間などが表示され、タップすると店舗の公式サイトやアプリに遷移します。

この機能は、米国のデリバリーサービスであるInstacartとAlbertsonsで利用できるようになります。

さらに夏頃には、米国のスーパーマーケットであるFred Meyerのオレゴン州ポートランドにある一部店舗でも、商品の受取可能時間が表示できるようになります。

ピックアップの予想到着時間の共有
▲ピックアップの予想到着時間の共有:Google The Keywordより

商品を受け取れる時間通りに到着できるよう、出発すべき時間になるとGoogle マップから通知が送られます。

さらにユーザーは店舗への到着時にGoogle マップに駐車場の番号を入力することで、よりスムーズに注文を受け取れるようになります。

<参考>
Google The Keyword:Redefining what a map can be with new information and AI

2. Googleホテル検索で子供の数と年齢を指定できるように

Google ホテル検索に、宿泊する子供の数と年齢を指定できる項目が追加されました。

Google ホテル検索に宿泊する子供の数と年齢を指定できる項目が追加
▲Google ホテル検索に宿泊する子供の数と年齢を指定できる項目が追加:Googleホテル検索より

子供の数と年齢を指定すると、受け入れ可能な宿泊施設のみが表示されます。

なお、宿泊者数は大人と子供合わせて最大4名まで指定でき、子供の年齢は0歳から17歳までを指定できます。

※ただし現在OTAによってはこの機能に対応しておらず、空室が存在するにもかかわらず表示されないことがあるようです。

<参考>
Twitter:今井ひろこさんの投稿

3. タカラトミー、ストリートビューを活用したゲームを発売

タカラトミーは、Google マップのストリートビューを活用した謎解きゲーム「セカイナゾトキストリート」を4月24日に発売することを発表しました。

▲タカラトミー、ストリートビューを活用したゲームを発売:公式サイトより
▲タカラトミー、ストリートビューを活用したゲームを発売:公式サイトより

このゲームは、PCなどの情報端末を使って世界の街や名所のストリートビューを閲覧し、手がかりを探しながら謎解きを進めていくものです。

関連記事
ストリートビューとは・作成方法

Google マップのストリートビューは、コロナ禍の非接触需要により、観光を擬似体験するツールとしても活用されるようになってきました。

ストリートビューで閲覧した観光地を、コロナ収束後に実際に訪れてみたいと感じる人が出てくる可能性を考えれば、そうした情報の整備は観光プロモーションの一手段となります。

飲食店や小売店などの店舗だけでなく観光施設でも、ストリートビューなどGoogle マップ上の情報管理が必要になってきているといえるでしょう。

<参考>
タカラトミー:セカイナゾトキストリート

今週のGoogleマイビジネスヘルプコミュニティ、注目のQ&A4選

ここでは、3月26日から4月1日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。

1. 西暦1700年以前に開業したビジネスが開業日を設定するには?

質問

  • 寺院のGoogle マイビジネスを管理しています。Google マイビジネスの「開業日」欄には西暦1700年より前の日付が記入できないため、正確な開業日を登録できません。どうすればよいでしょうか。

回答

  • 現状、西暦1700年以前の開業日を登録する方法はありません。

Google マイビジネスの「開業日」欄には、西暦1700年1月以前の日付を入力できません

そのため、自社の創業が西暦1699年(元禄12年)12月以前である場合は開業日を入力しないか、西暦1700年1月以降に法人化や改組などがあれば便宜上の開業日として入力するとよいでしょう。

また、こうした機能で改善の余地があると感じた場合は、Googleにフィードバックを送信しましょう。

なお、このような歴史ある法人が開業日を強調したい場合、Google マイビジネスの「ビジネスの説明」欄や投稿などを用いるのがおすすめです。

関連記事
Google マイビジネスで開業予定日を設定するには

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:開業日が1700年以前の場合どうするのか

2. 自店の名前が何者かにより勝手に変えられてしまうのはなぜ?

質問

  • Google マイビジネスに登録した店名が何者かにより勝手に変えられてしまい困っています。

回答

  • Google側が、公式サイト・SNSなどの情報をもとに修正している可能性があります。
  • 店名にキャッチコピーなどが含まれていないか、看板や公式サイトに記している店名とGoogle マイビジネスの店名は同一であるかをご確認ください。

Googleに登録されているビジネスの名称は、店舗と関係のない一般ユーザーや、Googleにより修正されることがあります

Google マイビジネスに登録しているビジネスの名称が公式サイト・SNSと異なる場合、もしくはガイドライン違反と認識した場合は、Googleがそれを検出し、正しいと認識するビジネス名に修正することもあるようです。

もちろん一般ユーザーがいたずらでビジネス名を変更しているという可能性も否定できませんが、まずは店舗側で設定しているビジネス名がガイドライン違反になっていないか、公式サイト・SNSと統一されているかを確認しましょう。

関連記事
Google マイビジネスの店名を正式名称にするべき理由
Google マイビジネスでチェーン店の名称を設定するには

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:サロン名がたびたび何者かによって変更されます。 勝手に変更するのを止めさせるにはどうしたらいいですか? 本当に迷惑しております。

3. 近隣店舗のUber Eatsが自店に紐付けられている

質問

  • 近隣店舗のUber Eatsが自店に紐付けられており、自店のナレッジパネルに表示されてしまいます。紐付けを解除する方法はありますか?

回答

  • Uber Eatsのサポートに連絡するとよいでしょう。
  • 紐付けられている近隣店舗に連絡し、そちらからUber Eatsに連絡してもらうという方法もあります。

Google マイビジネスを利用している店舗がUber Eatsなどのデリバリーサービスに登録している場合、ナレッジパネル自動的にデリバリーサービスへのリンクが追加されることがあります。

Uber Eatsのようなサービス提供事業者が追加したリンクの場合、Googleのサポートではなく、サービス提供事業者側に問い合わせるのが適切なようです。Uber Eatsのサポートに問い合わせましょう

もしくは紐付けられている近隣店舗にこの問題を連携し、その店舗からUber Eatsのサポートに問い合わせてもらうという方法も考えられます。

関連記事
Google マイビジネスにテイクアウトやデリバリーの情報を登録するには

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:近隣店舗のウーバーイーツのリンクが当店に付けられています。外す事は出来ないのでしょうか

4. 経営者が代替わりしたので、以前の口コミを削除したい

質問

  • 経営者が代替わりし、店舗もリニューアルしたため、現在の店舗には相応しくない口コミがGoogleに残ってしまっています。削除する方法はありますか?

回答

  • 口コミを削除する方法はありません。口コミへの返信機能を用いて、リニューアルした旨を伝えるとよいでしょう。

店舗をリニューアルしたとしても、店名も業種も変わっていないということであれば、元々の店舗と同じものとGoogleは認識します。この場合、口コミがGoogleのガイドラインに違反していない限り削除できません

現在の店舗のようすと異なる口コミに対しては、口コミへの返信機能を用いて、代替わりしたこと、リニューアルしたことなどを伝えるとよいでしょう。

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:数年前の口コミ載ってるのはどうにかなりませんか?

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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