Googleマップ・Yahoo!乗換案内で「バスの位置」が表示されるように/Googleトラベルが無料化【ローカルSEOニュースまとめ vol.10】

今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第10回目として、2021年3月5日から3月11日に起きたローカルSEOに関する出来事についてお伝えします。

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今週のローカルSEOトピック3選

ここでは3月5日から3月11日の間、Web上のニュースやSNS上の反応などで確認されたローカルSEO関連Webサービス(※Google マップなど)の動向で、特に注目すべき3つのトピックについて解説します。

1. GoogleマップとYahoo!乗換案内で都営バスの位置情報が表示されるように

Google マップとYahoo!乗換案内の両方で、都営バスの位置情報を閲覧できるようになりました。あと何分でバスが到着するのかを確認でき、忙しい朝にも便利な機能です。

※Google マップで本機能が追加されたのは2020年8月、Yahoo!乗換案内で追加されたのは2021年2月です。

Google マップの場合、地図上の都営バスのバス停をタップし、一覧から路線を選びます。画面上に路線の通る道筋が表示され、道筋の上にバスの位置が表示されます。

また、下画面ではバス停ごとに到着予定時刻と出発予定時刻が確認できます。

Google マップに都営バスの位置情報が表示されている
▲Google マップに都営バスの位置情報が表示:編集部スクリーンショット

Yahoo!乗換案内では、出発時刻を現在時刻にして都営バスのルートを検索すると、バスの位置が「始発バス停を出発」や「まもなく到着します」のように文章で表示されます。

同時に各バス停名の左側に到着時刻が表示されるほか、到着時刻をタップすると前後のバスも確認できます。

Yahoo!乗換案内に都営バスの位置情報が表示されるように
▲Yahoo!乗換案内に都営バスの位置情報が表示:編集部スクリーンショット

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<参考>
ケータイWatch:「Yahoo! 乗換案内」と「Google マップ」で、バスの位置がわかるように

2. パフォーマンスレポート、デバイス・プラットフォーム別でユーザー数を確認できるように

Google マイビジネスには、パフォーマンスレポートというアクセス解析機能があります。

「インサイト」画面上部に表示される「新しいプロフィールのパフォーマンス」をクリックすると確認できます(2021年3月時点)。

パフォーマンスレポートを確認するには、「新しいプロフィールのパフォーマンス」をクリック
▲パフォーマンスレポートを確認するには、「新しいプロフィールのパフォーマンス」をクリック:編集部スクリーンショット

今回の更新では、自社のGoogle マイビジネスを閲覧したユーザーの数と割合について、デバイス別・プラットフォーム別でより詳しく表示されるようになりました。

パソコンのGoogle 検索、モバイルのGoogle マップなど合わせて4通りで、それぞれのアクセス数と全体に占める割合が表示されます。

パフォーマンスレポートがデバイス、プラットフォーム別で表示されるように
▲パフォーマンスレポートがデバイス、プラットフォーム別で表示されるように:編集部スクリーンショット

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パフォーマンスレポートが登場(1月のローカルSEOニュースまとめ)

<参考>
海外SEO情報ブログ:GMBパフォーマンスレポートでデバイス別・プラットフォーム別の閲覧数を確認できるように

3. Googleトラベル、宿泊施設の予約リンクが無料で掲載できるように

Googleが提供している旅行プラットフォーム「Google トラベル」において、宿泊施設の予約リンクが無料で掲載できるようになりました。

Googleトラベルの予約リンクが無料開放された
▲Googleトラベルの予約リンクが無料開放:編集部スクリーンショット

これまで、Google トラベルに宿泊施設の予約リンクを掲載するには、広告として掲載する必要がありました。しかし広告枠は資金に余力のある大手OTAにより独占されており、宿泊施設が自ら予約リンクを広告として掲載しても、上位に表示されにくい状況にあったのです。

今回、Googleトラベル上の予約リンク掲載が無料化されたことにより、広告主以外のホテルや旅行会社も予約リンクを掲載することが可能になりました。

広告が上位に表示される仕様は変わらないものの、それに続いてGoogleがユーザーに適していると判断した予約リンクが表示されることになります。

なお、Google トラベルに宿泊施設の予約リンクを掲載するには、Google Hotel Centerに登録する必要があります。

関連記事
Google トラベル「感染対策情報」の掲載方法

<参考>
Google The Keyword:More choice for travelers with free hotel booking links

Googleマイビジネス運用のこぼれ話

ここでは、株式会社mov(口コミラボ運営会社)がGoogle マイビジネス運用にかかわる中で確認した、特筆すべき事象について紹介します。

同じアカウントで管理しているビジネス同士が紐付けられる事例

ある店舗をGoogle マイビジネスに登録するべくオーナー確認を行ったところ、郵送された正しい確認コードを入力したにもかかわらず拒否されてしまったといいます。

※通常は確認コードを6回まで入力できるようになっていますが、「繰り返しの回数が上限に達した」と表示され、再度コードを入力することもできない状態でした。

正しい確認コードを入力したが、「コードが正しくありません」と表示
▲正しい確認コードを入力したが、「コードが正しくありません」と表示:編集部スクリーンショット

サポートによれば、同じアカウントで管理しているビジネスのうち1つがガイドライン違反により停止されているため、それを管理しているアカウントによるリクエストも拒否したということです。

アカウントに紐付けられたビジネスの一部が停止されていると、他のビジネスの操作にも影響する可能性があるようです。

特に複数のビジネスを管理している場合は、ビジネスが停止されたら早急に対応すべきでしょう。

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Googleマイビジネスのオーナー確認ができない!7つの原因・対処法を解説

ビジネス名の審査が厳しくなっている

あるチェーン店で「〇〇 渋谷店」「〇〇 新宿店」など「地名+店」の表記を含んでいたことが原因で、Google マイビジネスのアカウントが停止されました。

これについてGoogleに問い合わせたところ、「ビジネス名は、来店客が店舗を訪れた際に目にする看板表記と完全に一致した状態にする必要があるため、看板に 拠点名+店 の表記がない場合は名称として認められない」という回答がありました。

Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドラインの「チェーンとブランド」の項目では、「実際の店舗、ウェブサイト、事務用品で一貫して別の名称を使用している場合は、その名称を使用できる」と規定されています。

一方今回の事例からわかるように、使用している名称が看板に表記されていることも条件となっているようです。

Googleは看板表記と一致しない名称を設定しているビジネスを摘発すべく、審査を進めています。

Google マップにおいて、チェーン店で「〇〇 渋谷店」のような名称を使用している店舗は多く見受けられますが、看板表記と一致した名称であるのか、今一度確認する必要がありそうです。

関連記事
Googleマップでよく見かける "〇〇 渋谷店" の表記、実はNG?チェーン店の名称に関するガイドラインを解説

今週のGoogleマイビジネスヘルプコミュニティ、注目のQ&A3選

ここでは、3月5日から3月11日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。

1. 投稿した内容がすぐに掲載されません。

質問

  • Google マイビジネスで投稿した内容がすぐに掲載されません。なぜでしょうか?

回答

  • 投稿した内容は、掲載前にGoogleにより審査されます。審査に時間がかかることも多いため、記事を投稿する際には時間に余裕を持たせるようにしましょう。

Google マイビジネスに投稿した内容は、Google マップなどに掲載される前にGoogleにより審査されます。

審査に要する時間は数時間から1日程度だとされていますが、最長で1週間ほどかかることもあるようです。

期間限定のイベントや新商品、新サービスなどに関する記事を投稿する場合は、時間に余裕を持たせるようにするとよいでしょう。

なお、通常審査に通らなかった投稿にはGoogle マイビジネス上で「拒否されました」という表示が確認できるため、表示がない場合は審査に時間がかかっていると考えられます。

関連記事
Google マイビジネス投稿での集客方法
Google マップをSNSのように利用する方法

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:今日、新しく投稿をしましたが、掲載されていません。 不具合があったのでしょうか?

2. 電話番号がないため、Googleマイビジネスに登録できないとサポートから告げられました。

質問

  • 開業前の新しい店舗のオーナー確認を申請しました。ハガキがなかなか届かなかったため、何度か店舗情報を更新したりハガキをリクエストしたりしました。
  • その後、ハガキが届いたため確認コードを入力しましたが、コードが間違っていると表示されオーナー確認を進められませんでした。
  • サポートに連絡したところ、電話番号が確認できないとGoogle マイビジネスには登録できないと告げられました。電話番号がない店舗なのですが、Google マイビジネスに登録する方法はありますか?

回答

  • 電話番号が確認できないと登録できないと告げられた件について
    ガイドラインでは、電話番号の登録が必須であるという規定はありません。一方、サポート側で独自の審査基準を設けている可能性があります。

<解説1:確認コードが間違っていると表示される件について>

オーナー確認のハガキが届くまでにGoogle マイビジネスの情報を更新したり、新しいハガキをリクエストしたりすると、確認コードが無効になることがあります。

また、ハガキが届くまでにGoogle マイビジネスの情報を更新してしまい、ハガキに記載されている確認コードが無効になってしまった場合は、改めてハガキをリクエストする必要があります。

<解説2:電話番号が確認できないと登録できないと告げられた件について>

Google マイビジネスのガイドラインでは電話番号を持たない店舗の登録を制限していません。

しかしサポート側としては、ハガキによるオーナー確認ができない場合の代替手段として電話番号でのオーナー確認を提案しようとしたことから、「電話番号がない場合オーナー確認ができない」との回答となったのかもしれません。

また開業前の店舗の場合店舗の存在を確認できる手段が少ないため、ハガキでも電話番号でも連絡がつかないということを問題視された可能性があります。

そのため、改めてハガキをリクエストして確認コードを入力できれば、受理される可能性もあるということです。

関連記事
Google マイビジネスでオーナー確認をする方法
Googleマイビジネスでオーナー確認をする方法(電話編)

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:店舗に電話のない店は、Googleマイビジネスに登録できないのでしょうか?当方、小型のフィットネスジム故、店舗オペレーション上お客様用の電話はもっておりません。メールでの対応をさせていただいています。

3. Google マイビジネスから店舗情報が突然消えてしまいました。

質問

  • Google マイビジネスから店舗情報が突然消えてしまいました。

回答

  • 店舗情報が消えた理由として、以下の4つが考えられます。
  1. メインのオーナー権限を持つ社内の担当者がビジネスを消去した
  2. オーナー権限のリクエストを無視しオーナー権限が移行してしまった
  3. ガイドライン違反によりビジネスが消去された
  4. Googleの不具合

Google マイビジネスから自社のビジネスが突然消えてしまった場合、4つの原因が考えられます。

1つ目は、メインのオーナー権限を持つ社内の担当者がビジネスを消去した場合です。

2つ目は、他人がビジネスに対してオーナー権限をリクエストしたにもかかわらず返信せず、オーナー権限が他人に移行してしまった場合です。

他人によりオーナー権限がリクエストされると、リクエストを通知するメールがオーナーのメールアドレス宛に届きます。このリクエストに3日間返信しないと、オーナー権限が自動的に他人に移行してしまうことがあります。

3つ目は、ガイドライン違反によりビジネスが消去された場合です。通常、ガイドラインに違反したビジネスの管理画面には「停止中」という警告が表示されますが、いったん初期の状態に戻されることもあるということです。

なお4つ目の原因として、Google側の不具合で消えてしまうということもあり得ます。

いずれにしても、再度オーナー権限を取得する必要があります。オーナー投稿したデータを戻せる可能性は低いようですが、いったんサポートに起きたことを報告し、権限リクエストなどの対処方法について相談すると良いでしょう。

関連記事
Google マイビジネスが停止されたときの対処法

<参考>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:グーグルマップの店舗情報が消えてしまった、ダッシュボードにも表示はありません。 Googleマップのアカウントが登録している地点には口コミだけ残っている状態です

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この記事の筆者

口コミラボ編集部

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