飲食店がUber Eatsにレストランパートナーとして登録する方法|Uber Eatsのサービス内容とメリット・デメリット

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Uber Eatsはアメリカで始まった「料理配達サービス」で、2016年から日本でもサービスが開始されました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの飲食店テイクアウトデリバリーを導入する動きが始まっています。

この記事ではこれからデリバリーを開始しようとする事業者へ、Uber Eatsサービス内容、登録方法について解説します。

Uber Eatsとは

Uber Eatsとは、Uber Eatsのアプリケーションから注文を受け付け、配達し、自宅や会社にその地方の加盟店の料理を届ける「料理配達サービス」です。日本では2016年サービスがスタートしました。

Uber Eatsサービスや仕組みといった基本的なことについてお伝えしていきます。

Uber Eatsのサービス

Uber Eatsとは、配車サービス「Uber」を応用した「料理配達サービスです。地元にある料理をアプリケーションから注文し、配達を行うことができます。

Uber Eatsは今まで人員が確保できずに配達を行っていなかった飲食店でもデリバリーが気軽に開始できるという点が特徴です。消費者はさまざまな飲食店の料理を注文し、自宅で手軽に本格的な料理を楽しむことができます。

Uber Eatsは、これまで主に海外が活動の主流でしたが、2016年には日本でもサービスが開始されました。

自宅や職場にいながら、飲食店の料理を堪能できるシステムであることから、今後Uber Eatsは日本の食生活に新たな変化を与えるサービスとなるでしょう。

Uber Eatsのしくみ

Uber Eatsサービスは、レストランパートナーと配達パートナー、そして、食事を消費する消費者の3つで成り立っています。

Uber Eatsレストランパートナーとして登録している飲食店のなかから、消費者はUber Eatsのアプリケーションを使って注文をとります。

Uber Eatsで注文された食事は、レストランパートナーの飲食店で料理が用意され、配達パートナーは、その料理を自転車やバイクなどを使って運びます。

配達パートナーは、飲食店の従業員ではなく、「いま近くにいて時間が空いている人」がなります。そのため、無駄がなくスムーズかつスピーディーに配達を実現することが可能です。

必要なタイミングで配達可能な人材を確保できるシステムが、Uber Eats最大の魅力だといえるでしょう。

飲食店がUber Eatsに登録する方法

飲食店閑散期と繁忙期の差があり、繁忙期にはスタッフが足りずに忙しくなるために、デリバリーサービスの提供に踏み出せない店舗もあります。

ここでは、人手をかけずにデリバリーサービスを展開したい飲食店が、Uber Eatsの加盟店として登録する方法を紹介します。

レストランパートナー」への登録

Uber Eatsレストランパートナーへの登録は、Uber Eats for Restaurantsで配達パートナーとしてパソコンから簡単に登録できます。レストランパートナーは、飲食店の支援と継続的な注文の促進を目的としています。登録は、ホームページから簡単に行なうことができます。

  • 飲食店名
  • 店舗所在地
  • 階数/部屋番号(任意)
  • 名前/苗字
  • 携帯電話番号
  • メールアドレス
  • 店舗数
  • 料理の種類

上記の情報を入力し送信しレストランパートナーへの申請が完了です。レストランパートナーになってから数日で注文をの受付を開始できます。

申し込みが完了すると、Uber Eatsから連絡が届きます。そのあとは、担当者と相談し、「導入方法」や「掲載メニュー」を決定していきます。

「レストランパートナー」を始めるための費用

Uber Eatsレストランパートナーを始めるための費用は、基本的にかかりません。

サービス導入の際の料金も無料で始めることができます。初期投資料金がいらないので、手軽に始められるのがメリットの1つです。飲食店側は、月額費用もかからないので、料理を運ぶ際の器のみ準備します。

「UberEats(ウーバーイーツ)」に支払う手数料

注文を受けたときの売上は、総額に対して35%の手数料Uber Eats側に支払います。手数料は、注文が入ってから支払いを行うシステムです。

Uber Eatsに支払う手数料のなかには、「システム利用料」と「配達パートナー(配達員)」に支払う報酬も含まれています。

飲食店側で配達のためにいろいろと準備しようとすると、より多くのコストがかかります。しかし、Uber Eatsではさまざまな支払い手続きをすべて運営側が担うことになるため、加盟店側は比較的低コストで料理を配達することができます。

Uber Eatsの「レストランパートナー」に加盟するメリット・デメリット

Uber Eatsの基本的なサービス内容やしくみ、登録方法について説明してきました。ここからは、これまでの情報に加えて、Uber Eatsを導入することで、経営上どのようなメリットやデメリットが生じるか解説します。

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メリット:新型コロナウィルスの影響下でも集客できる

新型コロナウィルスなどの影響で、人との接触なども制限される中、店内飲食が難しい状況になっています。そのためテイクアウトを導入する店舗も多いですが、人の流動が少ない現状では近隣に住む顧客にしか利用機会がなく、オフィス街に店舗を構えている飲食店にとってテイクアウトだけでは経営が厳しい状況になっています。

Uber Eatsを活用することによって少し距離がある場所からでも注文を受け付けることができ、売り上げに貢献できます。

子育て中の親や自宅療養中の方など諸事情により外出できない人でもUber Eatsからであれば店舗の料理を注文する可能性があるので、新たな顧客の獲得も実現できます。

メリット:デリバリーサービスをコストをかけずに行える

デリバリーサービスをコストをかけずに行えるのもUber Eatsのメリットといえます。

たとえば、飲食店デリバリーサービスを行なうとすると、配送するバイク代、配達員、ガソリン代、配達物を運ぶ入れ物などさまざまなコストがかかります。

Uber Eatsを利用すると、配送するバイク代、配達員、ガソリン代などの経費を削減できます。

また、多くの注文を受けた場合でも、Uber Eatsの配達パートナーが配達業務を担当し配送するため店員は調理に専念することができます。

デメリット:配達パートナー側の問題によるクレームが寄せられる

Uber Eatsの配達パートナーに料理を運んでもらうことがトラブルにつながる場合があります。

Uber Eatsの配達パートナーは例えば自転車の場合、身分証明書とプロフィール写真を用意しアカウント登録をするだけで簡単に始めることができ、特別な資格は必要ありません。

配達は素人や危険な運転をする人が担当することもあり、その結果「届いた料理が傾いてぐちゃぐちゃになっていた」「暖かい料理を頼んだのに届いたときには冷めきっていた」など、店舗が自信をもって提供している料理がそのままの味で顧客のもとに届かないということがあります。

このような配達パートナー側の原因により顧客から店舗クレームが来ることもあり、店舗のブランド力が下がってしまうことにもつながりかねません。

デメリット:混雑時の作業が複雑になる

Uber Eatsの配達はテイクアウト用の捨てられる包装資材が必要となり、店舗で出す料理と準備の方法が異なります。

店舗が混む時間帯にUber Eatsの注文が殺到してしまうと、店内に出す食事や配送用の包装などの準備を同時にこなさなければならず、店舗の負担になってしまうことがあります。

メリットとデメリットをよく考えたうえでの利用を

Uber Eatsレストランパートナーの登録の仕方、活用の仕方をお伝えしました。Uber Eatsへの登録は簡単であり、新型コロナウイルスの影響を受けている現在でも店舗の経営を継続し、新規顧客の獲得にもつなげることが可能です。

しかし利用にはメリットだけでなくリスクも付きまといます。

店舗に導入すべきかメリット・デメリットをしっかりと理解したうえで、飲食店経営の新たな手法としてUber Eatsを利用することが新型コロナウイルスによる減収対策に有効な手段の一つといえるでしょう。

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