アゴダ(Agoda)は、シンガポールに拠点を置くホテル予約サイトです。
ホテル予約以外にも、アゴダでは旅行アクティビティに関するコラム記事を発行しています。コラムでは、各地の観光地情報やアクティビティに合わせて、周辺の宿泊施設を紹介しており、宿泊施設経営者にとっては予約してもらいやすいというメリットがあります。
本記事では、アゴダはどんなサービスかについて解説し、アクティビティと紐づけて自身の経営する宿泊施設をアゴダに掲載することでどのようなメリットがあるのかを詳しく紹介します。
アゴダ(Agoda)とは?
本項では、アゴダとはどのようなサイトなのか、どんな利用ができるのか紹介します。
アゴダを利用すると、直接ホテルを検索できるだけでなく、旅行先でおすすめのアクティビティに関する情報から宿泊施設を閲覧、予約することも可能になり集客に期待ができるでしょう。
アジアに強いホテル予約サイト。コンテンツ「トラベルガイド」も展開
アゴダとは、シンガポールに拠点を置く、主に宿泊施設を扱っているオンライン旅行会社(OTA)です。
世界の200万軒以上の宿泊施設を掲載しており、特にアジア圏のホテル予約に強いサイトです。
ホテル予約だけでなく、旅行プランに役立つ情報を発信する「トラベルガイド」というサイトも運営しています。
トラベルガイドの記事コンテンツから予約サイトへの導線を用意しています。ユーザーに滞在をイメージしてもらい予約を動機づける工夫がされています。トラベルガイドは、国内外を対象にコンテンツを更新しています。
「アクティビティ」から宿泊施設を予約することも
トラベルガイドには、おすすめ観光スポットや旅程、飲食店情報など、さまざまな旅行に役立つ情報が掲載されています。
トラベルガイドのカテゴリの一つに「アクティビティ」があります。ユーザーはエリアや観光スポットごとのおすすめアクティビティや、観光施設の詳しい情報などを閲覧できます。
たとえば、「渋谷のおすすめアクティビティ」、「浅草のおすすめ観光スポット特集」、「大阪 海遊館の営業時間」など旅行に行こうとしているユーザーにとって有益な情報がおおいです。
そして、それぞれのアクティビティのページには、アクティビティのエリアに近い宿泊施設を紹介しており、トラベルガイドを読んだユーザーをアゴダの宿泊施設予約に誘導できる仕組みになっています。
アクティビティの検索をしたユーザーは、そのエリアに滞在予定があると考えられ、効率的に集客につなげることができます。
<参照>大阪 トラベルガイド
宿泊施設がアゴダを活用するメリット
本項では、アゴダに自身の経営する宿泊施設を掲載することでどのようなメリットがあるのか紹介します。
集客や、インバウンド対策などのメリットを考慮し、自身の経営する宿泊施設が掲載に向いているのか考えるといいでしょう。
メリット1. コラムへの掲載で集客が見込める
上記で紹介した、トラベルガイドのアクティビティから宿泊施設を予約することができる点で、集客に効果が期待できます。
トラベルガイドは、各地域のアクティビティやおすすめ施設を紹介し、同時に宿泊施設も掲載することで予約に誘導しやすい仕組みになっています。
予約サイトだけでなく、このようなコラム記事からの集客も可能なため、コラム記事に掲載されれば店舗の知名度を上げることができ、集客につなげることができるでしょう。
コンテンツは対応している多言語で表示できます。
メリット2. インバウンド対策になる
アゴダのユーザーは世界の65ヵ国にわたり、230万人以上のユーザー数を誇ります。これにより、外国人への集客がしやすくインバウンド対策にも効果的です。
全世界にユーザーを持つだけでなく、アゴダのウェブサイト、アプリどちらも39か国語に対応しており、今後もさらにユーザー数増加が期待できるでしょう。
2021年現在は新型コロナウイルスなどの影響で外国人観光客の訪日が難しいですが、アゴダへの掲載をしておくことで見込み客の確保につながるといえます。
メリット3. 口コミを掲載できる
アゴダでは、ユーザーが宿泊施設の口コミ(10点満点)を投稿することができます。この機能のおかげで、他のユーザーが事前に口コミを見て、施設の仕様を考慮しやすくなります。
ユーザーは、実体験に基づいた口コミを見ることで安心感を感じやすく、また、施設側も口コミ評価をみて経営のモチベーションを上げたり、サービスの改善に役立てたりすることができます。
そのほか、アゴダでは口コミ投稿者の居住地域も確認できます。ユーザーの国や地域別にどのようなニーズがあるのか把握でき、サービスの改善に活かすこともできるでしょう。
宿泊施設がアゴダを活用する際に注意すべきことは?
アゴダには200万軒以上の宿泊施設が登録されているため、ユーザーにとっては数多くの中から比較しながら選べるメリットになります。
一方で掲載している宿泊施設側からみると、それだけ競合の施設が多いということになり、リピート客を確保するのが難しいというデメリットもあります。
また、アゴダと利用者のトラブルもネット上で確認できます。たとえばキャンセル料が案内と違い無料でなかった、アゴダを通じて予約したはずが宿泊施設側が把握していなかったといった意見が確認できます。
施設掲載の際には、こうした事態が起こらないよう、仕組みをしっかりと把握し、ユーザーへの案内に努める必要があります。
観光地・アクテビティ情報も発信しているアゴダ
世界中にユーザーを持ち、特にアジア圏のホテル予約に強いアゴダですが、ホテル予約だけでなく、旅行プランに役立つ情報を発信する「トラベルガイド」というサイトを通しても集客を行える強みを持っています。
トラベルガイドは、さまざまな言語で発信するサイトのため、これまでアピールできていなかった国籍のユーザーに対しても集客が期待できます。インバウンド対策としても効果があり、今後宿泊施設の集客力アップを考えるのであればアゴダへの掲載は検討に値するでしょう。
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