TIS株式会社は、オンライン予約に関する性質をスコアリングし、宿泊予約を入れながら当日訪れない「No Show(ノーショー)」の可能性を診断できる「Reservation Eye」を、2022年1月より、日本国内のオンライン旅行予約サービスに提供することを発表しました。
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年間推定94億円にも達する”No Show”被害
近年、旅行業界の取引額でオンラインが占める販売比率は右肩上がりで増えています。
一方で、予約のタイミングで支払いが不要な宿泊施設も多く、予約を入れるだけで実際には宿泊しないなどの不正予約被害も拡大しています。
同社の調査によれば、不正予約の代表格であるNo Show(ノーショー)だけでも年間推定94億円の被害があります。
このような背景からTISは、No Showの軽減に向けたサービス「Reservation Eye」を開発しました。
No Showリスクをスコアで診断
「Reservation Eye」は、これまでのNo Show予約の内容から、No Show傾向に関連する複数の要素を抽出し、危険度を診断します。要素には、宿泊金額、宿泊人数、宿泊期間、予約日から宿泊日までの日数、予約した時間帯などが含まれます。
オンライン旅行予約サービスや宿泊施設はNo Showリスクの高い予約客に対し、事前決済を予約完了の条件にすることで、被害の発生を防ぐことができます。
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<参照>
TIS株式会社:TIS、宿泊施設などオンライン予約のNo Show(ノーショー)※1リスクを可視化し、悪質な予約を予防する「Reservation Eye」を提供