Glossom株式会社は、10,000名を対象に「ソーシャルコマースに関する定点調査2021」を実施し、購買行動に与えるSNSやインフルエンサーの影響について調査しました。
調査の結果、商品・サービスを購入する際に「知るきっかけとなる情報源」として、ECサイトがテレビCMを上回ったことがわかりました。
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ソーシャルコマースとは?
年代性別問わずデジタルシフトの傾向
調査結果では、ECサイトの利用率はほぼ全ての性年代で8割超えとなりました。特に50代~60代男性で9割を超えており、高年齢層における利用率も高いことがわかります。
また、利用頻度は若者が高く、利用金額は高年齢層が高い傾向があるようです。
テレビCMより効果的?ソーシャルコマースの可能性
商品・サービスを購入する際に「知るきっかけとなる情報源」として、ECサイトで46.8%、テレビ番組・テレビCMの39.3%、検索エンジンで38.8%となり、テレビ番組・テレビCMを抑えてECサイトがトップとなりました。
最近では、ECサイト内や検索エンジンを利用して商品の情報を収集し、ECサイトで購入に至るという流れが一般的になっているようです。
しかしながら、年代や性別によって情報の収集経路は多少異なることもわかっています。若年層ではSNSの利用率が高く、高年齢男性はECサイト、高年齢女性はテレビ番組・テレビCMを情報源とする割合が最も高くなる傾向にあります。特に若い女性は、情報取得手段としてSNSを積極的に使用している傾向があるようです。
SNSにおけるインフルエンサーの存在
SNSを購買の起点とする商品で多いのが、女性は化粧品、衣服、美容、日用品、食料品などの非耐久消費財、若年男性はゲームやアプリです。
これらのような日常的に使用頻度が高い商品は、インフルエンサーが発信している内容に影響を受けて商品を購入している傾向があります。SNSで得られるインフルエンサーからの情報や意見を参考に、検索エンジンやECサイトを使用しながら商品の理解を深めるという流れができているようです。
なお、インフルエンサーが発信する情報を見た後の行動として最も割合が高いのはインターネットでの検索で、次いでSNSでの検索となっています。公式サイトやGoogleビジネスプロフィール(Googleマイビジネス)といった、Google検索上に表示される媒体の情報整備も重要となります。
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<参照>
Glossom株式会社プレスリリース:ソーシャルコマースに関する定点調査2021