キャンプ場のInstagram活用事例4選 | 集客のための活用ポイントも紹介

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ソロキャンプ」が2020年新語・流行語大賞のトップ10入りを果たすなど、注目を集めているキャンプ場ですが、自然やアクティビティを紹介するなど、SNSを積極的に利用したプロモーションを行っている施設もあります。

本記事では、SNSの中でも、キャンプ場が利用しているInstagramの活用事例、そして押さえておくべき活用ポイントを紹介します。

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キャンプ場のInstagram活用事例4選

キャンプ場がInstagramを集客に活かしていくためには、施設の特徴や周辺のおすすめポイントを積極的にアピールしていく必要があります。

ここではキャンプ場がInstagramの活用事例を4つ紹介します。

1. おおぐて湖キャンプ場:サイトの魅力を最大限伝える写真

長野県にあるおおぐて湖キャンプ場のInstagramでは美しい自然や天体の写真を使用し、ロケーションの魅力をユーザーへ最大限に伝えています。

投稿された写真は湖での釣りの様子夜空の星が綺麗な様子など、キャンプ場ならではの写真映えする投稿が多く見られ、写真と共に予約開始日などの施設情報も紹介しています。

おおぐて湖キャンプ場のInstagram
▲おおぐて湖キャンプ場のInstagramより:編集部スクリーンショット

Instagram:おおぐて湖キャンプ場の投稿(https://www.instagram.com/p/CD-wiHtngUt/)

2. ほったらかしキャンプ場:ハッシュタグで1.7万件もの投稿が集まる

ほったらかしキャンプ場は、山梨県山梨市ほったらかし温泉奥にあるキャンプ場で、絶景の見えるキャンプサイトとして人気を博しています。

Instagram上では「#ほったらかしキャンプ場」のハッシュタグ1.7万件(2021年2月現在)もの投稿が集まり、利用者が感想などを投稿し、その投稿が拡散されることで、キャンプ場の宣伝にもつながっています。

施設内から見える景色の写真以外にも、予約開始日の案内やキャンプ場の地図など、施設利用に関する詳しい説明も投稿しています。

ほったらかしキャンプ場のInstagram
▲ほったらかしキャンプ場のInstagramより:編集部スクリーンショット

Instagram:ほったらかしキャンプ場の投稿(https://www.instagram.com/p/CFUSt-tBq7c/)

3. 長瀞オートキャンプ場:スタッフの顔がよく見える投稿

埼玉県秩父市にある長瀞オートキャンプ場は、オーナーが女性であることから、ガールズキャンプなどのイベントも開催しています。

Instagramでは、施設内の様子イベント情報予約情報などをこまめに発信しています。さらに文章では、投稿者の思いがつづられていたり、スタッフの顔が見られる写真を多く投稿しており、キャンプ場の雰囲気がより伝わりやすいのも特徴です。

「#長瀞オートキャンプ場」のハッシュタグで、9,000件以上(2021年2月時点)投稿がされており、人気の高さがうかがえます。

長瀞オートキャンプ場のInstagram
▲長瀞オートキャンプ場のInstagramより:編集部スクリーンショット

Instagram:長瀞オートキャンプ場の投稿(https://www.instagram.com/p/CCN7o2_h1jH/)

4. 飛雪の滝キャンプ場:滝の迫力やアクティビティの様子を動画で伝える

三重県にある飛雪の滝キャンプ場は、施設内に滝があることが特徴的で、川遊びができるほか、テントサウナも完備されています。

Instagramでは、滝の迫力や利用者の反応がわかりやすく伝わるよう、アクティビティの様子を動画で投稿して魅力を発信しています。

飛雪の滝キャンプ場のInstagram
▲飛雪の滝キャンプ場のInstagramより:編集部スクリーンショット

Instagram:飛雪の滝キャンプ場の投稿(https://www.instagram.com/p/CFOzx2rpZ8S/)

キャンプ場のInstagram活用のポイント

キャンプ場がInstagramを活用する際、訪れてみたいと思わせるような工夫が必要です。

ここではより効果的に伝えるための活用ポイントを3つ解説します。

1. 写真や動画でキャンプ場の魅力を伝える

Instagram投稿する際、ユーザーが実際に訪れるイメージを与えられるような写真を投稿することが重要です。施設内の紹介やグルメ情報、近隣のおすすめスポットなど、滞在中の様子を細かく伝えることで想起させやすくなります。

豊かな自然やアクティビティを楽しめるキャンプは、写真や動画によって視覚的に伝えられるInstagramと相性がいいといわれています。そのため、投稿する画像のクオリティの高さもポイントです。

きれいな夜空の写真、日常では感じられない自然の風景写真など、写真を撮る器材、色彩や構成など細かい部分までこだわるとよいでしょう。

一方で、アクティビティを紹介する際は、写真よりも動画を活用して投稿することで、臨場感を伝えられます。

2. ハッシュタグを活用する

Instagramでより多くのユーザーに投稿を見てもらうためには、ハッシュタグの活用が必須です。

Instagramハッシュタグ1投稿あたり30個まで使用でき、多ければ多いほど、さまざまなキーワードから流入するユーザーが増えることに期待できます。

キャンプ場に関する人気のハッシュタグ「#キャンプ場」「#キャンプ」「#キャンプ飯」「#キャンプ好きな人と繋がりたい」などが挙げられます。

さらに「#ほったらかしキャンプ場」など、キャンプ場の名前をハッシュタグにするのもおすすめです。投稿が拡散された際、ハッシュタグを通して施設名を多くの人に見てもらえることになるため、宣伝につながります。

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3. キャンペーンの実施には注意

「フォロー&いいねキャンペーン」「投稿キャンペーン(#ハッシュタグキャンペーン)」「リポストキャンペーン」といったInstagramのキャンペーンはさまざまな企業で実施されていましたが、2020年12月のInstagramのコミュニティガイドラインの改定により、インセンティブ付きのキャンペーンが禁止となりました。

そのため、「フォローした人に対して抽選で宿泊割引券をプレゼント」といったように、「いいね!」、シェア、コメント、フォローの見返りに、インセンティブとして現金や現金に代わる粗品を提供するキャンペーンは規約違反となります。

また、インフルエンサーの起用にも新たなガイドラインが発表されたため、適切に対応するように注意が必要です。

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4. Instagram広告を出す

Instagram広告はFacebookが提供しているサービスであり、Facebookが収集したデータと連動して出せるため、効果的なターゲティングができます。

投稿型では写真広告動画広告、さらには複数のページに渡って紹介できるカルーセル広告があります。ほかにもストーリーズ上に表示できるストーリーズ広告、ユーザーにおすすめの投稿を掲載するタブに表示できる発見タブ広告があります。

2015年のデータにはなりますが、ジャストシステムが行った調査によると、いくつかあるSNSのなかで「利用中に広告が目に入ってきても特に違和感を抱かない」というユーザーの割合が最も多かったのはInstagram(20.0%)という結果が発表されています。

SNSとしてのInstagramの特徴

パソコンからは閲覧のみしかできず、基本的にモバイルから投稿できる仕様になっているInstagramは国内の月間アクティブアカウント数が3,300万(2019年3月時点)を突破しています。

総務省情報通信政策研究所の2020年の調査によると、女性の利用率が40%を超えており、利用者の年代は20代、10代、30代の順に多く、若年層へアプローチする際に最適なSNSであることがわかります。

さらに前述のジャストシステムが行った調査では、「Instagramでフォローした企業やブランドをより好きになったことがある」と回答した人が66.7%となり、TwitterやFacebookなどのほかのSNSと比較しても1番高い数値となったと発表されています。

事例を参考にInstagramを集客に上手に活用

Instagramは若年層の女性ユーザーが多いため、豊かな自然や豪快なアクティビティといった写真映えするような投稿をしていくことがポイントです。

また今回ご紹介した事例のように、施設で体験できることを動画として投稿する、予約状況やイベント情報をこまめに発信するなど、フォロワーを惹きつけるような発信をしていくことで、ユーザーの印象に残りやすくなります。

一方でガイドラインが一部改定されているため、SNSを活用したプロモーションを行う前に、今一度確認しておくとよいでしょう。

<参照>

広告を見ても、“違和感を抱かない”SNSとは?

令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書

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