大手外食チェーンのワタミが、今月末に実施される第49回衆議院選挙に合わせて、投票に行った人を対象に割引をするキャンペーンを実施することを発表しました。
ワタミをはじめとする衆議院選挙に伴って"選挙割"を実施する企業や、自治体とその取り組みについて紹介します。
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ワタミ、アルコール類含むドリンク1杯無料
ワタミは、居酒屋やレストランなどを経営する大手外食チェーンです。「ワタミの選挙割」キャンペーンとして、衆議院議員選挙の投票済みを証明する書類か投票所で撮影した写真を提示することで、1人1日につき生ビールなどアルコール類を含むドリンク1杯が無料となります。
キャンペーン期間は25日~11月7日で、対象店舗はワタミが運営する「ミライザカ」「鳥メロ」「炭旬」「銀政」「しろくまストア」「焼肉の和民」「かみむら牧場」「WANG’SGARDEN」「にくスタ」「うしメロ」の全307店舗です。
ワタミは、「新型コロナウイルスの感染拡大によって社会や生活様式が大きく変化するなか、ワタミでは選挙への関心を高めていただきたいと考え、今回の『ワタミの選挙割』キャンペーンを実施することといたしました。」と発表しています。
<参照>
ワタミ株式会社:衆院選投票でドリンク1杯無料に「ワタミの選挙割」キャンペーン
選挙割は「選挙割協会」との協力で実現
「ワタミの選挙割」は、一般社団法人選挙割協会との協力事業です。
「センキョ割」と呼ばれるこの事業は、センキョ割学生実施委員会と選挙割協会が中心となり、運営されています。
若者の政治参加のきっかけづくりと選挙を地域活性化に活用すること、最終的には選挙全体を楽しいポジティブな雰囲気にしていくために、開始されました。
2013年ごろから実施されているこの事業は、すでに全国で667店舗が参加しています。ワタミの他にも、一風堂や箱根小涌園ユネッサンなどが参加、加盟店舗の募集も実施しています。
<参照>
センキョ割とは? | センキョ割 / 選挙割
センキョ割の歴史 | センキョ割 / 選挙割
市内22店舗が対象、飲食店など割引(神奈川県秦野市)
企業だけではなく、地域の有志による「選挙割」のキャンペーンも実施されています。
神奈川県秦野市では事業者有志で衆院選で当日や期日前に投票した有権者を対象に、市内店舗で割引などのサービスが受けられる「選挙割」を開始しました。
じつは秦野市の事業者有志は、2015年8月の選挙から選挙割を実施しています。今回は、コロナ禍で落ち込んだ地域経済の活性化も目指し、飲食店や美容室、カラオケ店などに呼び掛け、22店舗が参加することになっています。
投票後に受け取る「投票済証明書」を参加店舗で提示すると、飲食代金の割引やトッピング無料、プレゼントなど、各店舗が考えたサービスが受けられます。
割引が受けられる対象の期間は投票日の10月31日から11月10日までです。期間中、何度もサービスを受けられる店舗もあります。
<参照>
カナロコ by 神奈川新聞:投票すれば特典アリの「選挙割」 秦野で飲食店など実施へ
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