20代女性は"現金派”?飲食店のキャッシュレス事情:リクルート調べ

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株式会社リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は1月26日、飲食店でのキャッシュレス決済の利用実態と意向に関する消費者アンケートの結果を発表しました。

飲食店での”キャッシュレス派”は7割以上にのぼりましたが、20代女性は全年代で最も”現金派”の割合が高いことも明らかになりました。

ホットペッパーグルメ外食総研、飲食店でのキャッシュレス事情を調査

ホットペッパーグルメ外食総研は、飲食店でのキャッシュレス決済の利用実態と意向についての消費者アンケートを実施し、その結果を公表しました。

調査は首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女を対象に、2022年12月1日~8日に実施され、9,731件の有効回答を得ました。

飲食店での支払い ”キャッシュレス派”が7割超

飲食店での支払い方法について「ほぼ毎回、現金以外の支払い方法を利用している」または「現金以外の支払い方法の利用が多いが、時々現金で支払うこともある」と答えた”キャッシュレス派”は71.5%にのぼりました。2019年3月調査時の52.9%から、大幅に増加しています。

いっぽう「滅多に現金以外の支払い方法を利用しないが、時々ある」または「現金以外では支払いしない」と答えた”現金派”は28.5%にとどまっています。

年代別で見ると、”キャッシュレス派”は60代女性(74.9%)で最も割合が高く、次いで30代女性(計74.6%)の割合が高い結果となりました。

逆に20代女性は、”キャッシュレス派”の68.0%に対し”現金派”が32.0%となり、全年代で最も”現金派”の割合が高いことが分かりました。

約9割が「今後キャッシュレス決済を利用したい」

今後、現金以外の支払い方法を利用するかについては、「積極的に利用したい」または「まあ利用してもよい」と答えた人が88.3%でした。

「あまり利用したくない」または「まったく利用したくない」と答えた11.7%よりも、圧倒的に多い結果となっています。

キャッシュレスの魅力は「ポイントやキャンペーン」、通信障害や停電に不安も

キャッシュレス決済に前向きな理由の1位は「キャッシュレスにはポイントやキャンペーンなどの特典がある」(55.7%)で、2位が「キャッシュレスの方が財布がスッキリする、身軽になる」(48.5%)、3位が「キャッシュレスだと支払いが早く済む」となりました。

いっぽうネガティブな理の1位には「通信障害や停電等の非常時には使えなくなるリスクがある」(15.8%)、2位には「現金しか利用できない店もあるため、現金の方が便利」(14.5%)、3位には「キャッシュレスは請求額が膨らむ・使いすぎてしまうのが怖い」(14.1%)が挙げられました。


<参照>

株式会社リクルート:飲食店では「キャッシュレス派」が71.5%。2019年3月の調査時の52.9%から大幅に増加 。「ポイントやキャンペーン」が魅力、「通信障害・停電」が不安

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