ホットペッパーグルメ外食総研は12月14日、今年度の忘年会・新年会における消費者アンケートの結果を発表しました。
同調査で忘年会、新年会への参加回数を聞いたところ、22.1%の人が「昨年より増加しそう」と回答する結果となっています。
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忘年会・新年会への参加数 22.1%が「昨年より増えそう」の一方、76.8%が「昨年と変わらない」と回答
まず今年度の忘年会、新年会への参加見込みを聞くと、「昨年と変わらない」と回答した人が76.8%を占めていました。しかし「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」と回答した人は合計で22.1%に上っています。一方、「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」と回答した人は合計で1.1%になっており、“増加派”が“減少派”を大きく上回っています。
昨年度に比べると若干忘年会、新年会市場が持ち直す可能性はありますが、変わらないとの回答が多数であるのも事実で、外食業界では依然として厳しい状況が続きそうです。
予算は昨年度より+34円で微増
また忘年会、新年会の予算について、昨年度使った金額と今年使用する予想金額を聞きました。すると想定予算では1回あたりの忘年会、新年会において「5,000~6,000円未満」と回答した人が32.1%を占める結果となりました。次いで「3,000~4,000円未満」と回答した人が24.2%に上っています。
昨年の忘年会、新年会の想定予算と実際の参加費は、どちらも調査開始以来最低金額を記録していました。今年の調査では昨年度より34円上回っており、飲食業界の若干の回復傾向が見込まれます。ただしいまだに低水準であり、本格的な回復には時間がかかることがうかがえます。
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<参考>
ホットペッパーグルメ:忘年会・新年会(2021年12月~2022年1月)の動向を調査