株式会社ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「年末年始の過ごし方」に関する意識調査を実施しました。対象者は、「Shufoo!」を利用する全国の男女4,896名です。
本記事では、新型コロナウイルスの感染状況に応じて変化する人々の年末年始への意識に着目し、調査結果の一部をご紹介します。
感染状況は落ち着いてきたものの、変異株オミクロン株が話題となった11月29日~12月3日に実施されたこともあり、生活者の意識に変異株の不安が見え隠れする結果となりました。
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年末年始の印象「ポジティブ」は昨年より微減。変異株の影響か
まず、年末年始の印象については、69.1%がポジティブ・ややポジティブなイメージと回答しました。「新しい年の幕開けで、楽しい未来を想像するから」、「楽しみなイベントが多くあるから」、「家族でゆっくり過ごせるから」などの理由が挙がっています。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大後初の年末年始となった昨年と比較すると、ポジティブが微減しています(昨年:69.9%)。「大掃除等やる事が多いから」、「義実家への帰省」と年末年始特有の悩みのほかに、「コロナも終息と思いきや、オミクロン株が発生して世の中が暗くなりそう」と変異株の出現を心配する意見もありました。
感染状況はピーク時と比較して落ち着いているものの、新たに登場した変異株に対して不安を感じる人も多く、それが年末年始へのイメージにも反映されています。年末年始の出費は年々減少。「1万円未満」が初めてトップに
Shufoo!では2018年から年末年始を通した出費額を調査しており、年々低予算化の傾向にあることがわかっています。
予算帯について、昨年まで最も多い回答は「1~3万円未満」でしたが、今回の調査では初めて「1万円未満」が34.6%でトップとなりました。
新型コロナウイルスの影響で、人々のお金の使い道が多様になったことも原因の一つと考えられるでしょう。帰省する予定がある人は昨年より増加、ワクチン普及が最大の理由
年末年始において、帰省をする予定があると回答した人は、昨年と比較して増加しました。今年自身の実家に帰省する予定の人は34.8%、義理(配偶者)の実家に帰省する人は33.0%となっています。
「自身がワクチン接種済みだから」が52.4%、「実家の家族がワクチンを接種済みだから」が44.0%と、ワクチン接種の拡大が帰省を促す最大の理由となっているようでした。
また、「実家が近いから」が49.2%、「実家が同じ都道府県内だから」が31.7%と、実家の近さも帰省理由の一つとなっています。主に緊急事態宣言中などにおいて、感染対策として都道府県をまたぐ移動が制限されていたこともあり、未だ長距離の移動に抵抗がある人も多くいるようです。
一方、実家に帰省しないと回答した人は、27.5%となりました。その理由としては「コロナが収まっているとは言えないから」が多く、新型コロナウイルスが年末年始の過ごし方に未だ影響を与えていることが見てとれます。(以上、株式会社ONE COMPATH『Shufoo!』 調べ)
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<参照>
PR TIMES:電子チラシサービス「Shufoo!」、年末年始の過ごし方に関する意識調査