9月末の緊急事態宣言の解除後以降、旅行需要は回復傾向にあります。
年末年始には帰省や国内旅行への意欲は高く、JRやJAL、ANAといった鉄道、航空各社の予約数も増加傾向にあります。
一方でオミクロン株の感染拡大への危機感が高まる中、海外旅行やインバウンドは低調です。さらに今後のオミクロン株の感染状況によっては、国内旅行の需要も下がりかねません。
関連記事
今年初、ディナーの来店数がランチを上回る 忘年会・クリスマス需要で
年末年始の予約数増加、JR6社で前年比181%に
JR6社は、13日から14日にかけて、年末年始の新幹線指定席の予約状況を発表しました。
6社合計で232万席、前年比で181%となっています。
航空業界も比較的好調
また、日本経済新聞の報道(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC164QL0W1A211C2000000/)によれば、航空業界の年末年始の予約状況も好調で、前年同月比でJALが4割増、ANAが6割増となる見込みです。
昨年末は新規感染者数が急増し、年末年始の予約数は低調でした。今年は感染状況が落ち着いていることもあり、帰省や国内旅行の需要が高まっています。
コロナ前の水準にはほど遠く
このように前年比では回復傾向にある旅行業界ですが、コロナ禍以前に比べれば依然として厳しい状況におかれています。
20年比で81%増加したJRの年末年始の予約数ですが、コロナ前の19年比では35%減と、いまだ回復しきっていません。また、オミクロン株の登場により今後の感染拡大の懸念もあります。
1月下旬以降、「Go Toトラベル」が再開する予定です。BIGLOBEの2021年12月の調査(https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2021/12/211216-1)では「Go Toトラベル」を「利用した」(27.1%)と「やや利用したい」(34.5%)が合計で、61.6%が利用に前向きな意向を示しています。
感染状況を抑え続けることに加え、コロナ禍で落ち込んだ需要を「Go To」で掘り起こせるかが今後のカギとなりそうです。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
<参照>
JR北海道:2021年度 年末年始期間の指定席予約状況のお知らせ
JR東日本:年末年始期間の指定席予約状況のお知らせ
JR東海:2021年度 年末年始期間の指定席予約状況について
JR西日本: 年末年始期間の指定席予約状況について
JR四国:2021年度 「年末年始期間」の指定席予約状況について
JR九州:年末年始期間 指定席予約状況について
日本経済新聞:新型コロナ: 国内の旅行需要、足元で回復 JRの年末年始予約8割増