GoogleマップやGoogle ビジネスプロフィール（旧Googleマイビジネス）など、ローカルSEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。
そこで編集部では、最新のデータやノウハウをいち早く取り上げるべく、毎週「ローカルSEOニュースまとめ」を配信しています。
今回は「ローカルSEOニュースまとめ」第64回目として、2022年3月18日から3月24日の関連トピックをお伝えします。
ローカルSEO最新情報
GoogleマップやGoogle ビジネスプロフィールなどの最新情報を解説します。
【Googleビジネスプロフィール】写真の閲覧回数が、折れ線グラフ表示へ
Googleビジネスプロフィールで、Googleマップに掲載した写真の閲覧回数が折れ線グラフで表示されるようになりました。インサイトから閲覧できます。
周辺地域の同業他社のデータが十分にある場合は、同業他社の閲覧数や推移も確認でき、自社と比較することができます。
＜参照＞Twitter：永友一朗 @ichironagatomo さんの投稿
【Googleマップ】ウェブサイトに飛びやすい仕様へ
Googleマップでローカル検索した際に表示される店舗一覧のサムネイルに「ウェブサイト」ボタンが設置されました。ユーザーはウェブサイトへ飛びやすく、詳細な情報を得やすくなります。
上の画像のようにウェブサイトの有無が目立つようになっているため、設定されていないとある意味"悪目立ち"するような状況になってしまいます。Googleビジネスプロフィールでリンクを設定しておきましょう。
※編集部で調査したところ、宿泊施設の一覧ではウェブサイトが表示されませんでした。また、今後のアップデートにより仕様がすぐに変更となる可能性があります。
＜参照＞Twitter：今井ひろこ @Imai_Hiroko さんの投稿、Rand Fishkin @randfish さんの投稿
【Yahoo!MAP】「小児用 コロナワクチンマップ」の提供開始
Yahoo!MAPは、小児がコロナワクチンが受けられる場所をワンタップでルート検索できる機能を追加しました。
全国の市区町村に対応しており、約4,000もの接種施設・医療機関の情報をカバーしています（2022年3月23日時点）。今後、厚生労働省からの情報をもとに拡充される予定です。
＜参照＞Yahoo!JAPAN：Yahoo! MAP、新型コロナワクチン小児接種が受けられる 接種施設や医療機関を確認できる「小児用 コロナワクチンマップ」の提供開始
今週の注目のQ＆A4選 - Googleビジネスプロフィールヘルプコミュニティより抜粋 -
ここでは、3月18日から3月24日の間にGoogle ビジネスプロフィールのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。
1. 投稿には住所と営業時間を掲載しないほうがよいのか
質問
- 投稿に住所や営業時間を掲載しない方が良いと聞きました。その情報が正しいか教えてください。
回答
- 住所、営業時間は掲載しても問題ありません。
補足
- 以下のような情報は掲載不可となっています。
- スパムの可能性がある情報（判読不可能な文字、ビジネスに関係のないサイトリンク等）
- 個人情報や機密情報（氏名に関連付けられた連絡先情報など）
- 電話番号（電話番号に関しては「今すぐ電話」のボタンで追加が推奨されています）
-
詳しくはビジネス プロフィールの投稿に関するコンテンツ ポリシーを参照してください。
＜参照＞Google ビジネスプロフィール ヘルプ コミュニティの投稿元
2. ビジネスプロフィールにSMSのボタンを設定したい
質問
- SMSで顧客とのやりとりを開始したいと思ってます。電話、経路、Webの横にSMSというボタンを表示する方法を教えてください。
回答
- SMSというボタンを設置することはできませんが、Googleマップを利用したチャット機能（メッセージ機能）を利用することはできます。
補足
- チャット機能を利用するには、Googleビジネスプロフィールマネージャから「メッセージ」を選択し、チャットをオンにします。なお、チャット機能でメッセージを受信した場合、24時間以内に返信しなければ、機能は無効となります。
＜参照＞Google ビジネスプロフィール ヘルプ コミュニティの投稿元
3. ビジネスプロフィールを作成・公開したが、検索してもでてこない
質問
- オーナー確認を終了し、ビジネスプロフィールを公開しましたが、検索結果に表示されません。どうすれば表示されるか教えてください。
回答
- 登録後、すぐには表示されないためしばらく待つ必要があります。
補足
- 待っている間に、Googleビジネスプロフィールを充実させる/写真を追加する/投稿機能で最新情報を発信する/ホームページやSNSも活用する、など準備をしておくと、表示後にGoogleビジネスプロフィールの活用がスムーズになります。
＜参照＞Google ビジネスプロフィール ヘルプ コミュニティの投稿元
4. 英語のカテゴリを設定しても問題ないか
質問
- 日本語で適切なカテゴリが存在しないビジネスです。日本の店舗に英語のカテゴリを設定しても問題がないか教えてください。
回答
- 英語のカテゴリを設定しても基本的には問題ありません。
- ただし、日本国内で英語で検索する人は比較的少ないため、そのカテゴリ名で検索された際に表示されやすくなるというメリットは非常に少ないものと考えられます。もし日本語で意味が近い名称のカテゴリがあれば、そちらを設定した方が検索時に優先的に表示される可能性が高いので、メインカテゴリの設定を変えた方が良いかもしれません。その場合、英語のカテゴリはサブカテゴリとして設定します。
＜参照＞Google ビジネスプロフィール ヘルプ コミュニティの投稿元
口コミラボ 最新版MEOまとめ
【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】
MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、2024年2月〜3月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→ビジネスプロフィールにSNSの投稿が表示される / 宿泊施設のGoogleビジネスプロフィールでSNS登録が可能に ほか【24年3月版 Googleマップ・MEO最新情報まとめ】
