店舗名の読み方が難しかったり、電話番号しか情報がない場合でも、Google マップで目的地までの経路や情報の検索が可能です。
ユーザーが電話番号を使って検索できるようにするためには、プロフィールに記載される情報を正確で最新の状態に維持する必要があります。
しかし、プロフィールの情報は一般のユーザーでも編集できるので、正確な情報を掲載するためにも店舗オーナーはGoogle マイビジネスへの登録が必須です。
Google マイビジネスは正確な情報を記載できるだけでなく、インサイト機能を活用したユーザー分析や写真の追加など、より多くのユーザーの目に留まるようなプロフィール作成につながります。
本記事では、電話番号を記載するメリットと登録方法、活用する魅力を解説します。
Googleマップでは電話番号で目的地の検索が可能
店舗名や住所がわかればGoogle マップで目的地を検索できますが、偶然見つけた看板や雑誌など、電話番号しか情報がないケースもあるでしょう。
Google マイビジネスに電話番号を登録しておけば、電話番号を利用した検索ができるようになり、ユーザーの検索結果にプロフィールが表示されます。
ここでは、店舗の電話番号の登録または修正する方法を解説します。
店舗の電話番号を登録するメリット/店舗情報を管理するには?
電話番号での検索が必要な状況は、店舗名の読み方が分からなかったり、日本語以外だったりと、さまざまな場合が考えられます。
このようなユーザーがプロフィールに辿り着けるように、電話番号で検索できるようにしておく必要があります。
また、「地域+ラーメン」のようなローカル検索などによって来店するユーザーが問い合わせやすいように、電話番号は登録しておくべき情報の1つです。
これらの理由により、Google マイビジネスで電話番号などの基本情報を正確に記載することが重要です。
プロフィールは他のユーザーによって編集される可能性もあり、正確な情報を記載するためにもGoogle マイビジネスを活用したプロフィール管理が必要です。
Googleマイビジネスに電話番号を登録する際の注意点
ユーザーがGoogle マップで店舗を検索すると、周辺地域をもとにユーザーが求める情報に関連性のある結果が表示されます。
そのため、登録する電話番号は市外局番にしておくと地域指定の検索結果に表示されやすくなります。
また、Google マイビジネスのガイドラインによると、フリーダイヤルや総合受付センターではなく、店舗に直接つながる電話番号の登録が望ましいとされています。
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Googleマイビジネスで電話番号を登録する方法
初めてGoogle マイビジネスに登録する場合は、登録手順内で電話番号を入力する指示が出ます。
手順に従うと、ユーザーが求める情報を充実させたプロフィールの作成もできます。
後からGoogle マイビジネスに電話番号を登録したい場合は、以下の手順で電話番号の登録と修正ができます。
本記事ではパソコンでの作業画像を用いて解説しています。
まず、Google マイビジネスにログインし、画像左側にある「情報」を開きます。電話番号のアイコンの右側にある編集マークをクリックし、電話番号を入力します。
入力が終わったら「適用」をクリックすれば完了です。同様の手順で電話番号の修正ができます。
Googleマップで電話番号を登録する方法
Google マップからも電話番号の登録と修正が可能です。
ビジネス情報のオーナーとして変更を加える場合には、「情報の修正を提案」をクリックし「名前またはその他の情報を更新」を選択すれば電話番号を編集できます。
スマホアプリの場合は、以下の手順で操作します。
- プロフィール写真をタップ
- 「自分のビジネスプロフフィール」を選択
- 管理するビジネスプロフィールが複数あれば編集したいものを選ぶ
- 「概要」の「編集」を選択
- 「名前またはその他の情報を更新」を選択
- 編集画面から変更
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一般ユーザーが電話番号の情報を追加する方法
Google マップには、一般ユーザーがビジネス情報に対し電話番号の情報を追加する場合もあります。手順について紹介します。
まず、Google マップで対象の店舗を検索し、プロフィールを表示します。
はじめて電話番号を登録する場合は、プロフィール上の不足している情報の追加にある「電話番号を追加してください」をクリックします。
指示に従った電話番号を入力し、「送信」をクリックすると登録が完了します。
電話番号を修正したい場合は、プロフィールの「情報の修正を提案」をクリックし、「名前またはその他の情報を変更」を選びます。
修正したい情報を書き換え、「送信」をクリックすると登録が完了します。
電話番号登録だけではないGoogleマイビジネスの魅力
Google マイビジネスは正確な情報の記載ができるだけでなく、無料でビジネスに役立つツールを利用できます。
オーナー確認を済ませると機能を利用できるようになり、魅力的なプロフィールの作成により集客力アップを期待できます。
1. 店舗の詳細な情報を表示させてローカル検索結果の順位も改善
ローカル検索において、検索キーワードと関連性の高い情報が優先的に検索結果に表示されます。
この関連性を高めるためには、プロフィールの内容を充実させ、検索キーワードとの一致率を高める必要があります。
Google マイビジネスでは、基本情報からWebサイトや予約サイトのURL、席の種類やWi-Fiの有無の属性など、詳細な情報を掲載できます。
また、カテゴリを登録することで、ビジネスジャンルに合ったプロフィールを作成が可能です。
プロフィールに商品紹介やメニューを掲載でき、ユーザーにとってWebサイトを調べる手間が省け、利便性が増します。
店舗プロフィールを充実させ、検索結果の上位表示を狙うことでより多くのユーザーに店舗の存在をアピールできます。
2. 写真の追加で雰囲気をアピール
魅力的なプロフィールを作成するためには、写真による視覚的なアプローチも重要です。
商品や店舗の様子がわかる写真を追加し、ユーザーが店内の雰囲気を掴めるようにします。
ユーザーが店舗のイメージがしやすくなれば、来店意欲が高まり、新規顧客の獲得につながるかもしれません。
また、はじめて来店する顧客が店舗を見つけやすいように、外観の写真も掲載しておくと親切でしょう。
3. クチコミを集め、返信する
クチコミは来店を検討しているユーザーにとって重要な判断材料の1つであり、クチコミの数や内容、評価、店舗の対応なども注目されます。
また、クチコミはユーザーからの率直な意見を得られる貴重な場でもあり、寄せられた意見を参考にサービス改善につなげるとさらに上質な店舗へと成長していけるでしょう。
クチコミへの返信はユーザーとの交流の場にもなり、丁寧に対応することで信頼関係を構築できるかもしれません。
ユーザーを大切にしている姿を見せることでイメージアップにつながり、再来店を促進できます。
4. 投稿機能で最新情報の発信
Google マイビジネスの投稿機能は、最新情報やお得な情報をリアルタイムでユーザーに発信できるツールです。
5つの投稿の種類から、投稿内容に応じて操作ボタンを追加したり、外部サイトに誘導できるリンクを貼ったり、目的に合わせた投稿を作成できます。
投稿機能は、サービスの割引やクーポン、キャンペーンの発信など、ユーザーに有益な情報を提供し、ユーザーの来店促進を図れます。
5. インサイト機能で顧客の行動分析/電話番号表示で問い合わせ数も確認できる
インサイト機能では、ユーザーが店舗プロフィールに辿り着く前後の行動やページ内での行動を分析できます。
ユーザーの検索方法や写真の閲覧数を把握することで、どのようなスタイルの情報発信が好まれるのか、話題になる商品はどのようなものかなどを知れます。
たとえば、飲食店でインサイト機能を活用した際に、プロフィールを見たユーザーからの問い合わせが平日の15時頃に多いということがわかりました。
このデータをもとに、15時から18時に来店できる顧客向けにお得なコースを用意するなど、集客につながる施策を考案できます。
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電話番号の検索にも対応できるGoogleマイビジネス
さまざまな理由によって店舗名や住所がわからない場合でも、電話番号があればGoogle マップで店舗を探すことは可能です。
Google マップで店舗を検索すると、周辺地域をもとにユーザーが求める情報に関連性のある結果が表示されます。
この関連性を高めるためにも、Google マイビジネスを利用してプロフィールに記載される情報を正確に最新の状態を保つことが重要です。
Google マイビジネスでは、店舗の詳細情報を掲載し、カテゴリを登録することでビジネスジャンルに最適なプロフィールの作成ができます。
電話番号などの店舗プロフィールを充実させることで検索結果の上位表示を狙え、より多くのユーザーに店舗の存在をアピールできるでしょう。