SNSを活用したメディアミックス|SNSごとの特徴や企業の事例を紹介

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メディアミックスとは、複数のメディアを利用して商品を宣伝することを指します。年齢や職業など、幅広い層の顧客を獲得するために効果的な宣伝手法です。

メディアミックスのなかでも、最近ではSNSとかけ合わせて効果的に施策を行う企業が増えています。

この記事では、SNSごとの特徴や、SNSを活用したメディアミックスの事例を紹介します。

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メディアミックスとは

メディアミックス」は商品サービスを宣伝するのに効果的な宣伝手法として知られています。そのメディアミックスに、SNSをかけ合わせて取り入れたいと考える店舗経営者の方は、メディアミックスや媒体の特徴をしっかりと把握しておくべきです。

メディアミックスの概要とSNSをかけ合わせるメリット、SNSを活用したメディアミックスの事例を簡単に解説します。

複数のメディアで宣伝する「メディアミックス」

メディアミックスは、2つ以上のメディアを利用して宣伝を行う手法です。メディアの媒体ごとにメインユーザーの年齢や職業などが異なるため、幅広い層の顧客獲得につながります。

エンターテイメント業界で言えば、小説や漫画などの原作がある作品を、映画化・ドラマ化することもメディアミックスの手法の一つです。

SNSをかけ合わせるメリット

メディアミックスにSNSをかけ合わせるメリットとしては、メディアごとの弱点を補いながら幅広い層へのアプローチが可能な点です。

たとえば、最近テレビを見ないと言われる若年層にアプローチするには、テレビCMだけでなくSNSも利用して宣伝すると効果的でしょう。

また、メディアミックスにSNSをかけ合わせることで、多くの媒体に掲載することになります。そのため、単純に露出頻度も高まる点といったもメリットと言えるでしょう。

SNSを活用したメディアミックスの事例

SNSを活用したメディアミックスでは、それぞれのメディアの特性を活かして利用することが必要です。

事例として、飲料の宣伝をしたい場合の効果的なメディアミックスを解説します。

テレビCMでは視覚・音声情報を活かした宣伝が可能です。そのため、氷の音や炭酸の泡立つ音などを効果的に視聴者に届けられます。

またTwitterでは、全角140文字までという文字数制限を活かして、キャンペーン情報や新製品情報といった速報性の高い内容の宣伝に適しています。

さらに公式サイトでは、商品に合う料理のレシピを公開することで、顧客の興味を惹きます。

最後に、YouTubeでは動画を公開できるので、商品のアレンジ方法などをわかりやすく解説することができます。

SNSの特徴と施策例

メディアミックスに利用されるSNSとして、LINE・InstagramTwitter・YouTubeが挙げられます。

これらの媒体の特徴とメディアミックスの施策例を解説します。

1. LINE

LINEは、主に通話やチャットなどを利用できるコミュニケーションアプリです。2020年9月時点で、国内の月間利用者数が8,600万人、また国内の月間アクティブ率が8割超えていることを発表しています。

LINEのユーザーは10~50代でそれぞれ全て8割以上60代半数以上が利用しています。

LINEを使ったメディアミックスの施策例としては、友だちになったユーザーに向けてキャンペーン情報やクーポン情報の配信があります。

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2. Instagram

Instagramは、主に写真・動画を共有することができるソーシャル・ネットワーキング・サービスです。ハッシュタグによる検索が特徴的です。

Instagramは、2019年3月時点でユーザー数が3,300万人を突破しました。国内の利用者は、男性が43%、女性が57%でやや女性が多めです。

Instagramでは写真で与えるインパクトが大切です。そのため、メニュー一つひとつを写真とテキストで丁寧に説明するなど、商品そのものの魅力を伝える投稿が効果的です。また、写真やテキスト内容の統一性を意識し、ターゲット層を意識した世界観にするとよいでしょう。

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3. Twitter

Twitterはテキストとともに画像や動画も投稿できるソーシャル・ネットワーキング・サービスです。主に若い世代を中心として利用されています。全角140文字という文字数制限があり、投稿がリツイートされることで不特定多数への拡散が可能です。

拡散力が高いTwitterでは、商品やキャンペーン情報の発信に適しています。また、アンケート機能を利用してユーザーの意見を把握できたり、コミュニケーションをとることもできます。

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4. YouTube

YouTubeは動画を共有し合えるプラットフォームです。コロナ禍における外出自粛の影響で利用率が増加し、2020年9月時点の月間ユーザー数は6,500万人を突破しました。なかでも、自宅で過ごす時間が増えたことから、料理に関する動画が50億回以上視聴されました。(2020年1月から10月までの期間)

YouTubeを使ったメディアミックスの施策例としては、動画を使った企業・店舗の紹介、ノウハウの紹介などがあります。

また飲食店であれば、自宅で実践できるようなレシピ紹介や、仕込みの解説動画などでユーザーの興味を惹けるでしょう。

さらに美容室であれば、ヘアセットやヘアアレンジのやり方の紹介などで視聴回数を伸ばしやすいです。

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メディアミックスを実施する際の注意点

メディアミックスを実施する際に考慮しておきたい注意点を2点紹介します。

媒体の使い分け

メディアミックスを実施する際には、媒体を使い分けることが必要です。

「エンターテイメント業界におけるメディアミックス」は、小説を映画化するなどのような、原作の流用が主です。

しかし、「マーケティングにおけるメディアミックス」はユーザーが実際に利用するシーンを考慮し、メディアごとに宣伝内容を変えていくことが重要になります。前述した各メディアの特徴を認識したうえで、メディアミックスを実践すべきでしょう。

費用対効果を意識

メディアミックスは、複数のメディアを使用して広告を出すため、媒体を増やすごとにコストがかかります

露出が増えるとはいえ、十分な売上につながらない場合も考慮し、アクセス数の分析や媒体ごとにかかる広告費など細やかな確認が必要です。

SNSを活用したメディアミックスにより、幅広い層の集客に期待

複数のメディアで宣伝するメディアミックスの実施は、露出が増えるだけでなく、幅広い層へアプローチすることができます。

より効果的にメディアミックスを実施するためには、各媒体の特徴をしっかりと把握し、使い分けることが重要です。

また、メディアミックスは複数のメディアを利用するため、コストがかかります。費用対効果を意識し、どの媒体に注力すべきかを考慮しながら運用していくべきでしょう。

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