群馬県、独自ワクチンパス発行へ旅行補助と食事券で需要喚起

ワクチン接種率が向上し、国民の多くがワクチン接種を済ませる中、経済活動を再開させる試みが進んでいます。

政府は、10月にも行動制限緩和の実証実験を行う見通しを発表しました。

政府だけでなく、自治体単位でもワクチン接種を済ませた人を対象に人流抑制を緩和していく動きが見られます。

この記事では、その一例として群馬県の取り組みを紹介します。

群馬県、独自のワクチンパスで行動制限緩和へ

群馬県は、10月にもワクチンを接種した人を対象に行動制限を緩和する施策を発表しました。

コロナウイルス感染防止対策を行いつつ、県内旅行や外食需要を喚起する取り組みを実施します。

県民を対象とした県内旅行の費用を5000円割引するキャンペーンを再開したり、「Go To イート」食事券のプレミアム率を独自に30％に上乗せして再販売したりして、宿泊業者や飲食業者を支援します。

ワクチンを2回接種した人は、群馬県の公式LINEアカウントで接種済みであることを示すか、接種券を提示するとこれらの割引を受けられる予定です。

またワクチン接種を受けることができない人は、PCR検査の陰性証明書で代替可能です。

このようにワクチンを接種した人や陰性の人の人流抑制を緩和し、感染拡大防止と経済活性化を両立するのが狙いです。

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