【Googleマイビジネス】公式に聞いた!店名が原因で「アカウント停止」される意外なケースとは

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Google マイビジネスで設定するビジネス名は、店舗・施設の正式名称でなければなりません。

たとえば店舗名が「ABC」であるにもかかわらず、「ABC:◯◯駅徒歩5分の隠れ家レストラン」というように地名や業種、アピールポイントなどを含めることは、ガイドラインで禁止されています。

しかし、各ビジネスがガイドラインに違反しているかどうかはプログラムが判断しているため、正式名称を設定したつもりでも、思わぬ形でアカウントが停止されるケースがあります。

編集部では、ビジネス名が停止されるケースについて、Googleマイビジネスサポートに電話で直接尋ねました。その内容をご紹介します。

※2024年3月ごろからGoogleビジネスプロフィールのアカウントが停止・無効とされた場合の対処法が大幅に変更されました。「Googleビジネスプロフィールが停止された場合の対処法とは?2024年3月から大幅に変更」の記事で新たな対処法を紹介しています。こちらを参考にしてください

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Googleマイビジネスのアカウント停止の条件や回復の方法・注意点を解説

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

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正式名称を設定したつもりでも、アカウントが停止となってしまう3つの事例

Googleによるビジネス名の審査が、以前よりも厳しくなっているようです。

審査がどのようなタイミングで行われているのかは定かではありませんが、Google マイビジネスから何らかの情報を更新した際に行っているものとみられます。

ここでは、ビジネス名が原因でGoogleマイビジネスのアカウントが停止される3つの意外なケースと、それについてGoogleマイビジネスサポートに尋ねた内容を紹介します。

1. 店舗の正式名称に「地名」が含まれる場合、ガイドライン違反と判定されてしまうことがある

地名をビジネス名に含めることはガイドライン違反となりますが、正式名称に地名が含まれている場合はそのまま記載しても違反とはなりません。

しかし店舗で使用している正式な名称であっても、地名を含んでいると判定されてしまい、アカウント停止になるケースがあるといいます。

たとえば、以下のようなケースが実際に発生しています(店舗名は仮)。

  • 店舗の正式名称:「ABC新宿」
    →「新宿」が地名判定されてしまい、アカウントが停止に

このケースでは、ビジネス名を「店舗名+〇〇(地名)店」と設定することで違反ではないと判定され、アカウントが再開されました。

  • Google マイビジネスで設定した名称:「ABC新宿店」
    →違反ではないと判定され、アカウント再開

ただし、必ずしもこの方法でアカウントが再開されるとは限りません。正式名称を設定しているにもかかわらずアカウントが停止された場合は、Googleに問い合わせて指示に従うのが確実です。

2. 固定看板を設置していないと、ビジネス名の確認ができずアカウント停止となることがある

Google マイビジネスを登録する際、店舗外観にビジネス名が確認できる固定看板を設置するよう、ポリシーで規定されています。

看板は、以下のような移動可能なものは対象外となるようです。

  • 可動式の三角パネル(スタンド型の看板のようなもの)
  • ラミネート
  • ポスター
  • テプラ
  • 紐での吊り下げ式

看板を設置していないことでアカウントが停止された場合は設置を検討しましょう。すでに看板を設置している場合も、記載している名称がビジネス名と一致していない場合、停止となる可能性があるため、その場合はビジネス名の修正も併せて行います。

また、登録している住所・電話番号と一致した情報の記載があるウェブサイトを登録していない場合も、ビジネス名や住所・電話番号の整合性が取れずアカウントが停止となることがあるようです。自社のWebサイトが存在するのであれば掲載しておきましょう。

これらの対応を行ったら、以下の手順でGoogle側に対応したことを知らせます。

  1. Google マイビジネスの管理画面にログイン
  2. ビジネス名と一致している固定看板の写真を追加
  3. ビジネス名の修正
    ※看板のビジネス名と一致していない場合
  4. ウェブサイトの追加
    ※ページ内に住所・電話番号を記載すること

3. ユーザーによる「改ざん」でアカウントが停止されるケースもある

Google マップ上の店舗情報は、店舗オーナー以外の第三者によって「改ざん」される可能性があることをご存知でしょうか。

正確に言うと、Google アカウントを持っている人であれば、店舗のビジネス プロフィールから「修正の提案」を行うことができ、それをGoogleまたは店舗側が承認すれば掲載される、という仕組みになっています。

関連記事
Googleマップの店舗情報、「誰でも勝手に書き換えられる」って知ってた?修正する方法を解説

このとき、ガイドラインに違反する名称で修正提案が行われ、承認されるなどすると、アカウント停止になるケースがあるようです。

ビジネスの停止はプログラムが判断している

Google マイビジネスのアカウント停止は、基本的にGoogleのプログラムが判断しているため、プログラムのエラーによりアカウントが停止されるといったこともあり得ます。

繰り返しになりますが、正式名称を設定しているにもかかわらずアカウントが停止された場合は、Googleに問い合わせましょう。

アカウントが停止された場合はGoogleに再開をリクエスト

※2024年3月ごろからGoogleビジネスプロフィールのアカウントが停止・無効とされた場合の対処法が大幅に変更されました。新たな対処法についてはこちらの記事をご確認ください。

Google マイビジネスのアカウントが停止された場合は、ビジネス名をはじめ、その他の内容がガイドライン準拠していることを確認した上で、Google側にアカウントの再開をリクエストしましょう。

問題がなければ、3営業日以内にアカウント停止が解除されるということです。

リクエストは以下のページから行います。

このページでは「このビジネス プロフィールまたはアカウントの回復リクエストをすでに送信していますか?」「あなたは会社、組織あるいはアカウントの正式な代表者ですか?」といった質問が表示されます。

それらに答えていくと、以下の画像のように「回復リクエストを送信する」というタイトルのフォームが表示されます。名前やメールアドレス、ビジネス名、URLなどを記入して送信しましょう。

回復リクエストを送信する Googleマイビジネス
▲回復リクエストを送信する:Google マイビジネス ヘルプより

3営業日を過ぎても返答がない場合は、問い合わせフォームから直接問い合わせると、Googleのチームによる調査が行われます。

<参照>

Google マイビジネス ヘルプ:停止中のビジネス プロフィールを修正する

ーーGoogle に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン

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