6か月以内に旅行する人約6割、「新型コロナウイルスの感染が心配」68％で観光業への影響続く

新型コロナウイルスと旅行意向

顧客満足度（CS）調査や消費者動向に関するリサーチ・コンサルティングを行っている株式会社J.D. パワージャパンは、新型コロナウイルスと旅行意向に関する調査結果を6月16日に発表しました。

同調査は、過去1年間にビジネス又はプライベート目的で1泊以上の旅行をしたことのある日本居住者1,909人に対し、2020年6月5日〜6月8日に実施されました。

4月にアメリカでも同様の調査を行っており、日本との比較を行っています。

今後6か月で宿泊を伴う旅行をするか聞いたところ、「プライベート目的」は日本人が45％、アメリカ人が43％、「ビジネス・プライベートどちらも」は日本人7％、アメリカ人13％です。

「予定はない／分からない」は日本で42％、アメリカで38％となっています。理由を聞いたところ、「新型コロナウイルスの感染が心配」が68％、「移動や出入国制限が改善するとは思わない」が52％です。

「旅行をする経済的余裕がない」は日本で18％、アメリカでは41％にのぼっています。

旅行予定がある人で、感染を危惧している日本人は51％で、アメリカ人の31％を大きく上回っています。

今後してみたい旅行について、日本では「車での近場」「ホテル宿泊」が多く、アメリカでは近くても遠くても「車での旅行」が半数以上となっています。

ホテル宿泊について、63％が周辺観光の拠点として、51％が保養として、25％がワーケーション目的と回答しています。

J.D. パワージャパンのプレスリリース（PRTIMES）
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000042677.html

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