外食市場に関するリクルートの調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」が、首都圏・関西圏・東海圏在住の20~69歳の男女を対象に「飲食店で外国人に話しかけた、話しかけられた経験」についての調査を実施しました。
調査によれば、国内の飲食店で外国人に「話しかけた経験」または「話しかけられた経験」がある人は全体の19.8%で、内容はいずれも「注文の仕方」「メニューや味付け」「日本の飲食物全般」が多くを占めていることが分かりました。
詳細な調査結果を見てみましょう。
国内の飲食店での外国人との会話経験、19.8%の人が「あり」
ホットペッパーグルメ外食総研が実施した「飲食店で外国人に話しかけた、話しかけられた経験」についての調査によれば、国内の飲食店で外国人に「話しかけた」、あるいは「話しかけられた」経験がある人は、全体の約19.8%であることが分かりました。
およそ5人に1人は国内の飲食店で外国人とコミュニケーションを取ったことがあり、異文化交流がますます身近なものとなっていることを示しています。
なかでも20代の男性が最も積極的で、28.1%が外国人と飲食店で何らかの交流経験があったことを報告しています。
20代の女性の21.0%が外国人から話しかけられた経験があり、特に若い世代が外国人と交流を深めていることが分かっています。
会話内容は飲食関連が多数
調査では、国内の飲食店での外国人とのコミュニケーション内容にも焦点が当てられました。
話しかけた内容では「出身地など相手のことについて」が最も多く、話しかけられた内容では「日本の観光について」が最も多くなっています。このほか、外国人との会話で多かったトピックは、「注文の仕方」や「メニューや味付け」「日本の食べ物・飲み物全般」でした。
外国人客との会話は飲食に関連することが多く、日本の食文化が国際的に注目されていることや、外国人客が日本の料理を楽しむ機会が増えていることを反映しています。
国内の飲食店での国際交流、「積極派」は13.1%、「消極派」は51.2%
飲食店における外国人との交流に対する姿勢についても調査されました。
国際交流に積極的な人は全体の13.1%にとどまった一方、消極的な人は51.2%もいます。飲食店で外国人とコミュニケーションをとる際、積極的な姿勢を持つ人はまだまだ少数派であることが明らかになりました。
20代の男性が積極的で、彼らの22.0%が外国人との交流に積極的な考えを持っています。一方、60代の女性は消極的で、彼女たちの58.2%が外国人との交流に対して消極的な姿勢を示しています。年代や性別によって、国際交流へのアプローチに違いがあることが分かりました。
また30.5%の人が「積極的には話しかけないが、話しかけられれば対応したい」と答えていて、外国人客との交流に前向きな姿勢を示しています。
一方で、23.5%の人が「もともと知らない人との交流は苦手」と考えており、外国人客とのコミュニケーションに抵抗を感じていることが分かりました。また、20.2%の人が「自分も外国では助けてほしいので、お互い様で手助けしたい」と考えており、お互いに協力する姿勢を示しています。
<参照>
ホットペッパーグルメ外食総研:「飲食店で外国人に話しかけた、話しかけられた経験」についての調査
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】