ローカルビジネスのレビュープラットフォームYelp(イェルプ)は、アメリカの18歳以上の1,500名を対象に調査を行いました。
この調査は「何がレビューを信頼させるか」をテーマに行われ、調査対象者の97%は「コメントありのレビューをより信頼する」と回答したことなどがわかりました。
関連記事
「ネガティブな口コミも尊重すべき」Googleが言及、高評価しかない口コミは信頼されない
ローカル検索の順位に最も影響するのは?2021年ローカル検索分析レポートを解説
97%はコメントありのレビューをより信頼すると回答
調査対象者の97%は、何も書かれていない星評価よりも、書かれたレビューの方を信頼する傾向があると回答しました。テキストがない評価の方がいいと答えた人はわずか3%となっています。
レビューを集める際は、星評価だけのレビューよりも何らかのコメントが入っているものを集めたいところです。

長すぎるレビューよりも「ほどほどな長さ」が信頼される?
上記のグラフで興味深いのは、レビューの長さについて「Medium reviews(16-50 単語)」が最も信頼できると答えた人が59%、「Short reviews(15単語以下)」が24%で、「Long reviews(51単語以上)」と答えた人(14%)よりも圧倒的に多かったこと。長ければ長いほど良いというわけでもないようです。
あまりにも長文だとステマ(ステルスマーケティング。第三者を装って宣伝する手法)のように見えてしまうからなのでしょうか。Yelpはこれについて特に言及していません。
何件のレビューを読む?→3〜5件のレビューを読む人が54%で最多
また同調査では、レビューを参考にする場合1〜2件で終わらせるという人は20%程度。多くが3件以上のレビューを参考にしています。
また、その企業がネガティブなレビューに対応し、問題に適切に対処していることを確認した場合、88%の回答者はネガティブなレビューを判断軸から外す可能性が高くなるとしています。
最新のレビュー1、2件が高評価であればいいというわけでなく、レビュー欄全体が信頼できるものになっているかどうかが重要だと言えるでしょう。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【25年2月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2025年2月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→Googleビジネスプロフィールのニュースレター 2月分が配信 ほか:【2025年2月版 Googleマップ・MEOまとめ】
<参照>
Yelp:Survey finds what makes reviews trustworthy — consumers want more than ratings