首相官邸によると、9月19日時点で国内の新型コロナウイルスワクチン接種率が米国の接種率を上回ったことが判明しました。
首相官邸と米疾病対策センター(CDC)の資料を比較したところ、9月19日時点における国内のワクチン接種率は人口の54.8%となっており、米国の同54.7%をわずかに上回りました。
9月22日時点における国内総接種回数は約1億5,500万回にのぼり、1回目のワクチン接種を受けた人は67.2%、2回目のワクチン接種を受けた人は55.1%でした。
特に高齢者は9割近くが2回目のワクチン接種を終えており、同時に若者への接種も進んでいます。
1日100万回超の接種続く、10月には規制緩和実験が開始
国内では自治体主導の接種と同時に職場主導の集団接種も進んでおり、1日の接種回数は100万回超となっています。
このような現状を踏まえ、政府では今後接種率が更に向上した際の規制緩和を検討しています。
具体的には飲食店やイベント会場における酒類の提供や人数制限の緩和を予定しており、本格的な実施はワクチンが行き渡る11月以降となる見込みです。
規制緩和の本格実施前には実証実験が行われることとなっており、現時点で北海道、埼玉県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県、神奈川県、滋賀県、熊本県の9道府県が実証実験への参加を表明しています。
実証実験では本番と同じく酒類の提供や人数制限の緩和が実施される見込みで、早ければ10月にも開始されるということです。
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ワクチン接種率の向上と規制緩和の実施により、国内経済の復興がより一層進むことが期待されています。
国産ワクチン、実用化の目標時期2022年度に
FNNプライムオンラインが報じたところによると、熊本県の製薬会社が開発中の新型コロナウイルスワクチンが臨床実験の結果を公表、安全性と有効性が期待できる結果が得られたことを発表したとのことです。
この結果を受けて、実用化の目標の時期を1年前倒しの2022年度中にすることが示されています。
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<参照>
日本経済新聞:ワクチン接種完了率、日本が米を逆転 19日時点で
国産ワクチン 2022年度実用化へ 「KMバイオロジクス」社が開発中