コロナ禍において大きな打撃を受けた飲食業界ですが、このタイミングで業績を伸ばす企業も存在します。
高級寿司食べ放題の「雛鮨」や自然食バイキングレストラン「はーべすと」などを展開するクリエイト・レストランツ・ホールディングスは今期、前期の赤字を乗り越え過去最高益の黒字の見通しであることがわかりました。
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コロナ禍で飲食店経営を立て直すには?4つのチェックポイント
クリレスHDが最高益予想
クリエイト・レストラン・ホールディングスは2021年10月14日、2022年2月期第2四半期連結決算を発表し、2022年2月期の連結最終損益(国際会計基準)が65億円の黒字になる見通しであることを明かしました。
同社は前期、138億円の赤字となっており、加えて今期の従来予想を35億円上回るなど、大幅な回復となっています。同時に、これまでの日本基準の決算期を含めても最高益となりました。
営業損益の面でも108億円の黒字を見込んでおり、こちらも最高益となります。前期は141億円の赤字でした。
コロナ禍に耐えうる経営体制:コストダウンにも注力
同社はコロナ禍において、政府や自治体からの種類提供禁止・営業時間短縮といった各種要請に対応しており、協力金の申請やコストダウンに努めてきました。
不採算店舗などを撤退し、残った店舗の固定費を圧縮すると同時に、雇用調整助成金などの協力金を申請し、コロナ禍に耐えうる経営体制に建て直すといった取り組みが見られています。
また連結連結子会社SFPホールディングスとのコストダウンや食材価値の向上を目的とした合弁会社設立を準備しています。
DX部門立ち上げ、モバイルオーダーやアプリ活用すすめる
同社はDX推進室を新たに立ち上げており、モバイルオーダーやアプリ活用といった取り組みはDX推進の一環で行われました。非接触やスムーズなサービス提供が実現し、今後同社の展開するブランドでは顧客満足度もより高まっていくと考えられるでしょう。
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<参照>
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