ビジネスリスティングとは?マイビジネスでGoogleマップに情報追加 | 集客に効果的な使い方

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

店名や会社名を検索すると検索結果一覧の右側に写真や会社の情報が表示されていることがあります。

これはGoogleマイビジネスの「ビジネスリスティング」機能です。

ビスネスリスティングをうまく活用することで、こうした見込み顧客へ効果的なアプローチが可能となります。

この記事では、インターネット上で集客を行いたいと考えている企業や店舗に向け、ビジネスリスティングの概要や効果的な活用方法を解説します。

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

\30秒でダウンロード完了/

無料マニュアルをダウンロードする>>

ビジネスリスティングとは?

ビジネスリスティングとは、Googleマップ上に掲載され、Google マイビジネスで管理するビジネス情報のことを指します

Googleマイビジネスは、企業や自分の店舗の情報(住所やホームページのURL、写真など)をGoogleマップ上やGoogle検索結果上に「無料」で掲載できるサービスとなっています。

このように、マップ上や検索結果上に掲載される情報のことを「リスティング」と呼びます。

ビジネスリスティングは広告を出して掲載される「リスティング広告」とは別の機能なので、無料でリスティングを表示できます。

店舗の営業時間やサービス商品の情報など掲載する情報を充実させるほど集客効果も高まっていくと言われているので、インターネットによる集客を目指す場合には活用していきたいサービスです。

ビジネスリスティングに掲載される情報

Googleの調査によると、ビジネスリスティングの登録・活用により「ユーザーから高い信頼を得られる」、「Google マップでルートが検索される回数が42%増加する」、「Webサイトへのリンクがクリックされる回数が35%増加する」など様々な効果があると報告されています。

その背景にあるのが、Googleマイビジネスに登録することで活用できる機能が充実していることです。

ここではビジネスリスティングに掲載できる4つの情報について紹介します。

1. 自社情報の提供

まず1つ目の機能として、Googleマイビジネスに登録することでホームページを作成しなくても見込み顧客に必要な情報を伝えられます。

たとえば、Google店舗名を検索すると検索結果に所在地や連絡先、営業時間などが表示されます。

これはGoogleマイビジネスにこれらの情報を登録しているため、検索結果の右側に表示されるようになっています。

2. 口コミの管理

また、Googleマイビジネスには実際にサービスを利用した顧客が口コミを投稿できる機能があります。

口コミとして寄せられる質問や不満点に対し丁寧に返事をしていくことで、サービスを利用した顧客だけでなく見込み顧客に対しても信頼度や親近感を上げていくことができます。

3. 写真や動画の掲載

3つ目の機能として、写真や動画を掲載できる機能があります。

Googleによると、写真をプロフィールに追加しているビジネスは追加していないビジネスに比べてGoogle マップ上で店舗までのルートが検索される回数が42%、Webサイトのリンクがクリックされる回数が35%増加すると言われています。

そのため、掲載できる写真や動画がある場合は登録すると検索結果に有利に働くでしょう。

4. アクセス解析

ユーザーが自社について検索したアクセスの分析ができる機能があります。

たとえば、「インターネット上の何を経由して、自社の情報にたどり着いたか?」「どのような方法で店舗を検索したか?」「検索してリスティングに表示された電話番号から、実際に電話してきた人は何人いるか?」という情報が数字やグラフで表示されます。

こうした見込み顧客の行動履歴や属性、流入経路の情報を蓄積することで、集客する上での課題について分析できます。その結果、集客における課題の改善の施策を具体的に検討できます。

ビジネスリスティングの登録方法・集客のための活用方法

ビジネスリスティングの登録方法と、集客に繋がるビジネスリスティングの活用方法について解説します。

ビジネスリスティングの登録方法(情報がGoogleマップ上に存在する場合)

ビジネスリスティングに登録する前に、まずは自分の店舗や企業名をGoogleで検索します。

検索結果にすでにリスティングが表示されている場合について解説します。

検索してリスティングが表示される場合は、「オーナー確認」と「情報の編集」の登録をする必要があります。

オーナー確認」の方法の手順は以下の通りです。

  1. Googleアカウントを取得する
  2. ログインして、店舗を検索
  3. 「このビジネスのオーナーですか?」をクリック
  4. 「利用規約に同意します」にチェックを入れる
  5. 確認コードを電話orハガキで受け取る
  6. 確認コードを入力

この登録をすることで、オーナーが情報を管理できるようになります。

ビジネスリスティングの登録方法(情報がGoogleマップ上に存在しない場合)

検索をしてもリスティングが表示されなかった場合は、以下の方法で店舗を登録できます。

  1. Googleアカウントを取得する
  2. Googleマイビジネスにログインする
  3. 「ご利用を開始」をクリック
  4. 必要事項の入力
  5. 確認コードを電話orハガキで受け取る
  6. 確認コードを入力

店舗の魅力が伝わる写真を登録

効果的な集客を実現する活用方法の1つに、写真の登録が欠かせません。

文字だけの説明よりも写真があることで店舗や企業のイメージ、提供しているサービス商品を視覚情報として伝えられます。

その結果、顧客に安心感が生まれやすくなり、来店までのハードルを下げることが可能です。

写真を用意する際は、店舗の内観や外観、スタッフや商品など店舗の雰囲気が伝わるようなものを用意すると良いでしょう。

写真の追加方法は、以下の通りです。

  1. Googleマイビジネスにログイン
  2. アカウントの管理画面を開く
  3. 管理画面左側の「写真」を選択
  4. 「写真を選択」を開く
  5. お好きな写真を選択

また、写真の形式については以下のような形式が推奨されます。

  • JPGまたはPNG、
  • サイズは0KBから5MB
  • 最小解像度は縦720px、横720px

店内ストリートビューで潜在顧客に初来店のハードルを下げる

「店内ストリートビュー」を登録すると、店舗や企業への理解が深まると同時にユーザーの興味をより一層引くことが可能となります。

店舗であれば、まだ来店したことがない潜在顧客に対して臨場感ある店内の様子を伝えられ、イメージをよりリアルに掴んでもらえます。

店内ストリートビューを作成する方法は、自身で撮影する方法と認定フォトグラファーに依頼する方法の2通りあります。

自身で撮影する場合は以下の方法にて実施します。

  • スマートフォンに360度撮影できるアプリをダウンロードする
  • アプリを使用して撮影する
  • 撮影後、「Googleマップに公開します」を選択

認定フォトグラファーとはGoogleの画像品質基準などを熟知している撮影者を指し、Googleが業務委託を行っているわけではありません。

認定フォトグラファーに依頼する場合は、以下のとおりです。

  • 「ストリートビューのプロを選ぶ」を選択
  • 近隣の認定グラファーを検索する

リスティング掲載にあたっての注意点

集客拡大に大きな役割を果たすビジネスリスティングは積極的に使用していきたいサービスです。

しかし利用にあたりGoogleのユーザーコンテンツおよび行動のポリシーを提示しており、知らずに違反してしまうとマイナス評価を受けてしまう可能性もあるので注意が必要です。

最悪の場合、リスティングやユーザーアカウントに対してGoogleから停止やアカウントの削除措置を取られる可能性があります。

ショルダーネーム(宣伝文句を含めた店舗名)は禁止

ショルダーネームを店舗名として登録するとGoogleポリシー違反となってしまいます。

ショルダーネームとは、店舗の正式の名前ではなく前後に付加価値を高めるようなワード、つまり宣伝文句を付け加えた名前のことを指します。

たとえば、「ワインが安くて美味しい○○」「アツアツ鉄板料理が美味しい○○」などが該当します。

このような「付加情報」を追加して登録すると、ポリシーに違反したと見なされGoogleからリスティングを停止されてしまう可能性が高まります。

近年、集客拡大のためにこのようなことを提案してくる業者もいるため、自身でGoogleのユーザーコンテンツおよび行動のポリシーに目を通しておくとしょう。

口コミのサクラ行為も禁止

口コミを多く集めると、Google検索上位に表示されると言われています。

そこで、口コミをスタッフや口コミ対策の業者などに頼むような店舗や企業が存在します。

また、ユーザーに対して、口コミを書いてもらうと割引などの特典を提供している店舗なども存在しています。

これらは一時的には口コミの増加により検索上位に表示される可能性があります。

しかし、特典で釣り強制的に口コミを投稿させることなどはGoogleポリシー違反行為となってしまうので、あくまでもユーザーの意思による投稿を促すことが大切です。

しゅるダーネームの使用やサクラ行為のような短期的な集客施策よりも、適切に「Googleマイビジネス」を活用し、長期的な視点に立ちユーザーに満足してもらえるようなサービスの提供などに力を割くことが大切です。

ビジネスリスティングをうまく活用して集客アップへ

近年、GoogleGoogleマップによるローカル検索ローカルSEO)に力を入れていると言われており、ローカル検索ローカルSEO)で上位に表示させ、集客の拡大を図れる「ビジネスリスティング」は今後さらに重要度が増してくでしょう。

ビジネスリスティングのできることは、以下の4つです。

  1. 自社情報の提供
  2. 口コミの管理
  3. 写真や動画の掲載
  4. アクセス解析

またGoogleGoogle マイビジネスの利用にあたり、ポリシーを公表しています。

そのポリシーに違反する行為がわかった場合、サービスやアカウントの停止、削除される可能性があるので注意が必要です。

Googleポリシーを守りつつ、ビジネスリスティングを最大限に活用することでローカルSEOでの集客の向上が期待できるでしょう。

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。

本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。

詳しくはこちらをご覧ください。
「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

口コミアカデミー 0円すべて無料 口コミサイトの運営やノウハウが学べる、店長限定の無料のオンラインスクール

関連するオススメ記事

この記事の筆者

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部

口コミラボ編集部ではMEO対策、ローカルSEO対策、販売促進店舗の口コミデータをもとにしたコンテンツなどを配信しています。