AI overviews が日本を含む6カ国で正式実装 / Google検索のコアアップデートが開始ほか【2024年8月版

MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

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本記事では、主に2024年8月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

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※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。

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AI Overviewsが日本を含む6カ国で正式実装
Google検索のコアアップデートが8/15から開始
Google Maps 交通状況の報告がさらに簡単に
Yahoo!乗換案内、「運行情報キャスト」を提供開始

AI Overviewsが日本を含む6カ国で正式実装

Googleは8月15日、生成AIを搭載した検索エンジン「AI Overviews（日本語表記では「AIによる概要」）」を日本を含む6カ国で正式に提供開始することを発表しました。

AI Overviewsは今年5月より、米国で試験的に導入されていました。

Googleは検証の結果、米国ユーザーのこの機能を使った検索結果に対する満足度は高く、特に18〜24歳の若い利用者層はさらに好反応を示したとしています。

今回のテストを踏まえて、日本を含む英国、インド、インドネシア、メキシコ、ブラジルの 6 か国へと拡大し、各国の言語への対応も開始します。

＜参照＞Google The Keyword：New ways to connect to the web with AI Overviews
　　　　Google Japan Blog：AI による概要 : ウェブにつながる新しい方法

Google検索のコアアップデートが8/15から開始

Googleは8月15日、Google Search Central（Google検索セントラル）公式サイトと公式X上で、Google検索のコアアップデートを開始したと発表しました。

Googleはコロナ禍初期に起きた誤情報の拡散などの問題をきっかけに、より信頼性の高い情報を上位に表示しようとする取り組みに力を入れています。

Google Search Centralにて公開された「What to know about our August 2024 core update」と題したアップデートに関する記事によると、「有用で独自のコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイトを含む、さまざまな高品質サイトとユーザーを結び付けることを目標としています」と書かれていました。

一方で、行政や大手企業などが運営する信頼性の高いサイト・ドメインなどを重視した結果、「有用で独自のコンテンツを作成している小規模サイトや独立系サイト」の順位が下がり、検索結果の多様性が失われる状況になっているなどと各所から指摘されている状況です。

アップデートに関しては公式の情報が少なく、断定はできませんが、小規模サイトや独立系サイトの順位や検索結果が改善するきっかけとなる可能性があります。

＜参考記事＞