noteは日本最大級の情報発信プラットフォームで、誰もが好きな文章を書いて投稿することのできるサイトです。
ユーザーの情報収集ツールとしてのインターネットの役割が重要になる中、noteを用いた発信は、使い方によっては店舗集客につなげる可能性を秘めています。
この記事では、noteを用いた店舗集客の方法について紹介します。
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noteとは?
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note が集客に有効な理由
noteは単なる文章を書き残すだけのサイトではなく、情報を発信し、そこから集客を生み出すことのできるツールです。
集客の流れを意識してnoteを活用することで、新規の顧客の獲得が期待できます。
1. レコメンド・フォロー機能の充実
noteは、記事を有料に設定することもできますが、無料で公開した場合、誰にでも読むことのできるサイトです。
noteの抱える2,000万人のアクティブユーザーは、文章を書いたり読んだりすることが好きな人と想定されるため、投稿した文章を読んでもらえる可能性が高いという特徴があります。
また、noteにはフォロー機能があり、気になる投稿者の記事を逃さないためにフォローできます。
フォローをしてもらった場合、投稿がユーザーのホーム画面に表示されるようになるため、継続して新しい記事を読み続けてもらえます。
その他、閲覧履歴からおすすめが表示されるため、同じ趣向を持っているユーザーに自分の記事を読んでもらう機会が自然と発生する点もnoteの特徴の1つです。
文章から集客をし、記事内で商品を販売することで、商品にまつわる背景や特徴について文章を通じて詳しく説明できます。
他の商品との差別化が容易になるため、気に入ってもらえればその場で購買につながる可能性もあります。
2. 顧客の囲い込みに有効
noteを用いた集客の際に役立つ機能として「サークル機能」というものがあります。
この機能を通じてさまざまな人と交流し、同じ趣向や趣味を持っている人同士がつながります。
購買の可能性のある層を、「サークル機能」によって囲い込めるため、自店舗への購買可能性の高い顧客と近い距離間を保てます。
noteで活用できる機能
日本最大級の規模を持つnoteでは、誰でも自由に情報を発信できます。
2019年における月間の利用者数は2,000万人以上で、自分の書いた文章を多くの人に見てもらえるチャンスがあります。
文章をはじめ、写真や映像も投稿できます。noteが人の目に触れるのは、公開されている記事がユーザーの検索と関連している場合だけでなく、noteの会員である人に向けた「おすすめ」としても表示されることもあります。
そのため、独自にブログを立ち上げるよりも人の目に触れる可能性が高まります。
1. 文章の投稿
noteでは、ブログのように文章を書いて、それを投稿して発信できます。
文字数による制限は設けられていないため、自由に自分の好きな長さで区切って投稿できます。
投稿のための作業はシンプルで、ホーム画面右上の「投稿」ボタンから、テキストを選択すると文章を打てる画面にジャンプします。
2. 画像・動画・音声の投稿
文章だけでなく、画像や動画、音声も投稿できるのがnoteの特徴です。
あくまでメインの要素は文章ですが、画像や動画を投稿することで、閲覧者の興味を惹きます。
画像や動画、音声を投稿したい場合は、文章作成の際と同様に、ホーム画面右上の「投稿」から、「画像」「音声」「動画」をクリックすると投稿画面に進めます。
3. つぶやきの投稿
note内には、ブログの文章作成の他に、140字での投稿ができる機能もあります。
これはTwitterのようなもので、短い文章を気軽な気持ちで発信できます。
投稿の方法は文章や画像などと同じで、「つぶやき」という項目を選択することで投稿画面に進めます。
4. 商品の販売
noteには、情報発信の他に商品の販売をする機能があります。
機能はnote for shoppingという名称で、具体的な方法としては、note内に自社のECサイトの商品を埋め込む形での販売になります。
記事を読んでくれたユーザーに対して、商品の紹介を行って購買につなげるという流れです。
商品の埋め込みの他にも、一覧を並べて販売することのできる「ストア機能」も搭載されています。
noteを使った集客のやり方
noteを用いた集客をするためには、まずどのようなコンセプトでアカウント立ち上げるかを決定する必要があります。
より多くの人に投稿を見てもらうためにも、自社に合ったアカウントの方向性や記事のスタイルを事前に決定しておくことが必要です。
1. 企業アカウントによる集客
企業アカウント名をブログのタイトルにつけることで、オフィシャルブログのような状態で情報発信ができます。
企業に関する情報や、商品の裏話などを発信し、閲覧者の興味を惹きます。
自社のWebサイトだからこそ書ける商品の誕生秘話や特徴に関する細かい情報など、閲覧者が面白いと思う内容を発信することが大切です。
ただし、過剰にプロモーションを掲載しているサイトは読者に倦厭される傾向にあるので、バランスが重要です。
2. 代表者アカウントによる集客
企業のアカウントとして発信する以外に、代表者のアカウントとして集客する方法もあります。
この場合、企業名でアカウントを作成するのではなく、企業に属している個人の名前を用いてアカウントを運営します。
たとえば、企業の代表者やトップに当たる人物の名前を用いて記事を作成、投稿することで、企業と個人の両方を同時に知ってもらうきっかけになります。
企業アカウントの場合、草案から投稿までのチェックなどが長くかかる傾向がある一方、個人アカウントでは柔軟にスピーディな投稿ができることが利点です。
noteを活用した集客事例2選
noteを用いて集客するには、どのような方向性で記事を作成するかを事前に決めておくことが大切です。
自社のアピールしたいポイントや、読者のターゲット層の想定も重要な要素になります。
1. 一風堂
ラーメン屋の一風堂では、企業アカウントの情報拡散の一環としてnoteを活用しています。
一風堂の商品にまつわる秘話などを中心にコラムを作成し、noteに投稿することで、企業のファンを増やすことにつながります。
記事をまとめて閲覧することのできる「マガジン」形式の内容は、一風堂の従業員にスポットを当てた投稿です。
定期的に情報発信を行うことで、リピーターの呼び込みにつなげています。
<参照>一風堂/note
2. LIGHT UP COFFEE
LIGHT UP COFFEEでは、企業のアカウントではなく、代表者アカウントとして運営を行っています。
企業の代表である川野優馬氏がアカウントを運営し、店舗の情報のみならず、自身のコーヒーへのこだわりなどを発信することで、個人と店舗のブランド化を同時に実施しています。
noteの2種類の有料プランの紹介と登録方法
noteは基本的に無料で利用可能ですが、2種類の有料プランがあります。
自社の目的に合った方法で活用するためには、有料プランの内容を把握しておくことが大切です
1. 月額500円のnoteプレミアム/定期マガジンの発行・数量限定販売など
noteの有料プランの1つ目の選択肢は、月額500円のnote プレミアムです。
定期購読のマガジンの販売できたり、記事の販売に数量の制限を設定したりできます。
2. 月額5万円のnote pro/幅広いカスタマイズ・運営サポートなど
さらに充実したサポートを受けるためには、月額5万円のnote proというサービスがあります。
このサービスでは独自ドメインやロゴ変更、メニューカスタマイズ、テーマカラー変更等のブランディングのためのカスタムが可能であり、分析ツールなどが提供されています。
有料プランへの加入方法
有料プランに加入するには、noteのサイトから申し込みをします。加入月は無料でお試しができるため、安心です。
毎週月、火、木曜日には、法人向けのnotepro にまつわるセミナーが開催されており、上記記載のURLからセミナーへの申し込みをすることもできます。
さまざまな機能を持つnote、魅力的なコンテンツづくりへ
noteは無料で活用しても自社の魅力を宣伝して集客につなげることのできる記事投稿ツールです。
近いジャンルに興味を持っている読者を引き込み、また、商品リンクを埋め込むことで直接販売につなげることもできます。
有料プランに加入することで、より戦略的にnoteによる集客を進められるため、自社の運営の方向性を照らし合わせ、最適な方法を採用することが大切です。
口コミコムとは
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