飲食店に客足が戻りつつある中、店舗でのコロナ対策が引き続きとられています。消毒やパーテーション設置といった対策方法のほか、注目されているのが接客用のロボット導入です。
焼肉きんぐ、ワタミなどがロボットを導入する中、ファミリーレストランの「ガスト」など数多くのレストランチェーンを擁するすかいらーくグループも、ネコ型ロボットの導入を発表しました。
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すかいらーくがネコ型のロボットを導入
ガストやバーミヤン、ジョナサンなどのレストランを経営する株式会社すかいらーくホールディングスは、料理の提供などを代行できるネコ型のロボットを店舗に導入し始めました。
2022年の4月までに「ガスト」と「しゃぶ葉」を中心に約1,000店舗への導入を、その後同年末までに他の業態を含めた2,0000店舗への導入を目標としています。
導入の目的は従業員の負担軽減と顧客満足度の向上で、ロボット導入後の従業員数は維持し、配膳以外の業務に注力する見通しです。
フロアサービスロボットのメリット
すかいらーくが導入する猫型ロボットは、配膳をメインに利用される模様です。一度に多くの料理を運ぶことができるため、顧客を待たせないことが可能となり、テーブルの後片付けのサポートでも活用できます。
画面上に表示される猫は表情が変わる、トークができるといった機能が備わっており、顧客の満足度向上が期待できます。実験店舗ではすでに8割の顧客からの評価を得ているとのことです。
従業員は配膳や下げ物の負担が軽減されるため、サービス品質の向上に努めることができる点も長所として挙げられます。
従業員のピーク時の歩行数は半減することがわかっており、シニアスタッフにとっても働きやすい環境となることが期待されています。またロボットとの作業分担により、新人・外国人スタッフの業務習得の効率アップも期待されています。
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<参照>
JIJI.COM:すかいらーく、ネコ型ロボットで接客 2000店に導入、コロナ対応
すかいらーくグループ:「ガスト」「しゃぶ葉」1,000店以上にロボット導入