「GoToイート」再開・延長続々と 都道府県別まとめ ※10/21更新

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2021年10月より、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置は全面的に解除となりました。東京都では飲食店の時短要請を24日に解除する方向で検討されており、今後飲食店の営業時間や酒類の提供などを段階的に規制緩和していくものとみられます。

そんな中、各都道府県は感染状況に応じ、食事券配布等の取り組み、いわゆる「GoToイート」を開始・再開しています。

以下では、Go To Eat キャンペーンにおける各地の状況をまとめます。

※本内容は10月21日時点で公開されていた情報をまとめたものであり、変更される可能性があります。詳細は各地域におけるGo To Eat キャンペーン公式サイト等をご確認ください。

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岸田首相「GoTo2.0」構想で経済再開に前向き

9月末に行われた自民党総裁選で新総理となった岸田氏は、総裁選に当たっての独自の施策として、感染抑止と経済活動の両立を図る「GoTo2.0」の構想を打ち出していました。

ワクチン接種を証明するワクチンパスポートや陰性証明書を活用して規制緩和や割引率の優遇などを行い、経済活動の活発化を図るとしています。

また、前回のGoTo 事業では、大規模店舗や大手などに使用が集中していたため、中小の店舗で消費がされるような仕組みを整えるとのことです。

そんな中、各都道府県が独自に食事券配布等の取り組みを開始・再開しています。

Go To イート、各地の状況は

長く続いた緊急事態宣言やまん延防止措置が10月より全面解除となったことから、各自治体が主導して停止となっていたGo To Eat キャンペーンを再開する動きが見られています。

ここでは、自治体ごとの10月19日時点でのGo To Eat キャンペーン実施状況をまとめます。

1. 宮城県

宮城県では10月15日より、宮城県が導入した新型コロナウイルスの感染対策「選ぶ!選ばれる!!みやぎ飲食店コロナ対策認証制度」の認証を受けた県内の飲食店で利用できる「認証店おうえん食事券」の販売を開始しました。

1冊で12,000円分利用できる食事券を10,000円で一人一回につき2冊まで購入でき、県内の道の駅やスーパーなど約200か所で販売しています。

販売期間は10月15日から11月15日までで、利用は12月15日の23時59分までとなります。

2. 栃木県

栃木県は、1冊12,000円のプレミアム付き食品券を1万円で販売します。

さらに10月16日からは、宿泊事業者支援の一環として、ひとりあたり3,000円~5,000円の割引や最大2,000円の地域クーポンの付与を行っています。

3. 群馬県

群馬県は、10月15日からGo To Eat 事業を再開しました。1セット12,500円のプレミアム付き商品券を1万円で購入できます。

さらにワクチンを2回接種した人向けに「ワクチンプレミアム付き商品券」として13,000円のプレミアム付き商品券を1万円で販売します。

ワクチン接種者向けの商品券の方がプレミア率が高くなっており、ワクチン接種率を高める狙いがあります。

4. 茨城県

茨城県は、10月22日からGo To Eat のプレミアム付き商品券の販売を再開します。

12,500円のプレミアム付き商品券が1万円で購入できます。

現在の加盟店は4,000件ほどで、インターネットから新たな加盟店の登録を11月15日まで受け付けています。

5. 千葉県

千葉県は、10月18日からGo To Eat キャンペーン事業を再開しました。12,500円分の商品券を1万円で購入できます。

再開時は4人以内で同じテーブルを使用することなどを条件としていましたが、25日からは制限を設けません。

6. 新潟県

新潟県では9月22日より、取り扱い登録をした県内の飲食店で利用できる「新潟県Go To Eat キャンペーン食事券」の第2弾を販売しました。

1冊で12,000円分利用できる食事券を10,000円で一人一回につき2冊まで購入でき、県内の約5,000店舗で利用できます。

9月29日時点で食事券は完売となり、食事券の利用期限は10月31日までとなっています。

7. 福井県

福井県は10月1日より、Go To Eat キャンペーン事業に参加登録した県内の飲食店で利用できる「福井県プレミアム食事券」の第2弾の販売を開始しました。

1セット6,000円分利用できる食事券が5,000円で購入でき、販売方法によって3つのタイプの食事券が用意されています。

  1. コンビニエンスストアのローソン店舗内にある発券端末「Loppi」から購入(紙チケット)
  2. 福井県内の指定販売店で購入(紙チケット:現金のみ)
  3. Yahoo! JAPANのデジタルチケット販売サービス「パスマーケット」で購入(電子チケット:一部店舗では利用不可)

販売期間は10月15日から11月15日までで一人一回につき4セットまで購入でき、利用は12月15日までとされています。

8. 長野県

長野県では9月21日より、県内のプレミアム食事券取扱加盟飲食店で利用できる「プレミアム付き食事券」の第2期の販売を開始しました。

1冊で12,000円分利用できる食事券を10,000円で一人一回につき2冊まで購入でき、約5,400店舗で11月30日まで利用できます。

県内の郵便局で購入でき、販売期間は9月21日から10月20日までとなります。

9. 静岡県

静岡県では利用自粛としていた静岡県商工会 Go To Eat キャンペーンの食事券を、10月9日より利用再開としました。

1セット12,500円の食事券を10,000円で販売していましたが、食事券の販売はすでに終了しています。

現在は、すでに販売済みの食事券の使用期限を12月15日まで延長し、食事券は県内にある約7,500店舗の「ふじのくに静岡県GoToEatキャンペーン」に加盟する飲食店で利用できます。

10. 愛知県

愛知県は、利用自粛としていたGo To Eatキャンペーンあいちの食事券第1期を、10月5日より再開すると発表しました。

また、停止されていた食事券第2期の当選結果の通知も10月12日より再開しています。

1セットで12,500円分利用できる食事券が10,000円で抽選販売され、当選者はコンビニエンスストアのファミリーマートに設置されている「Famiポート」から申込券を発券し、レジにて支払いと食事券の受け取りをします。

食事券の利用期限は第1期と第2期とともに12月15日までとしていますが、大村知事は期間延長の要望を国に出しているとのことです。

11. 岐阜県

岐阜県は10月20日より、県内のキャンペーン参加飲食店で利用できる「ぎふ Go To Eat キャンペーン食事券」の販売を開始しました。

1セットで12,500円分利用できる食事券を10,000円で一人一回につき2セット購入でき、県内の約4,500店舗で12月15日まで利用できます。

購入方法はWeb受付と電話受付の2通りがあり、どちらも引換番号を受け取り後、コンビニエンスストアのファミリーマートに設置されている「Famiポート」から申込券を発券し、レジにて支払いと食事券の受け取りをします。

12. 三重県

三重県は、10月15日から店内飲食でのGo To イート食事券の利用を可能とすると発表しました。

コロナの感染拡大に伴って、8月12日より店内飲食での食事券の利用自粛を求めていました。10月22日現在、Go To イート食事券の新規発行は終了しています。

13. 京都府

京都府は、10月22日からGo To Eat 事業を再開します。また21日で飲食店に要請していた営業時間短縮などの規制を解除します。

2021年3月31日までの有効期限となっていた販売済の食事券にくわえ、新規で80万枚の食事券が販売される予定です。新規販売分の発売時期は未定となっています。

14. 香川県

香川県では9月17日に、KAGAWA Go To Eatキャンペーンで販売していた「プレミアム付食事券」の利用期限について、食事券の十分な利用機会が得られなかったことを考慮して期限を10月25日まで延長することを発表しました。

1冊で12,500円分を利用できる食事券と、追加分の1冊で12,000円分利用できる食事券が、それぞれ10,000円で抽選販売され、県内の約2,300店舗で利用できます。

現在応募の受付や引き換えは終了しており、すでに引き換え分の食事券が対象です。

15. 福岡県

福岡県では8月より停止していたGo To Eatキャンペーン福岡の「プレミアム付食事券」の販売を、10月15日より再開しました。

1セットで12,000円分利用できる食事券を10,000円で一人一回につき2セットまで購入でき、県内の約8,700店舗で利用できます。

販売期間は10月15日から11月15日までで、利用期限は12月15日まで延長されます。50セットが販売され、一人2セットまで購入可能です。

購入はセブンイレブンのセブンチケットサイトまたは「マルチコピー機」、ローソンのローチケサイトまたは「Loppi」から購入できます。

経済再開と感染抑制両立できるかが引き続き焦点に

10月より緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が全面的に解除となり、飲食店では営業時間の延長や時間を制限した酒類の提供など、段階的な規制緩和が行われています。

東京などで実施されている時短営業や酒類提供の制限については来週解除が予定sれています。来月11月からは新型コロナウイルスの感染状況を注視しながらも、協力金などの給付も終了することが見込まれます。

コロナ禍の規制や自粛などによって厳しい状況に曝され続けた飲食店にとって、規制緩和によって見込まれる来店客の増加は望ましいことですが、同時に新型コロナウイルスの感染拡大の防止策は必須となります。

飲食店に対する政府の支援「Go To 2.0」や、感染再拡大の防止に有効な手立ての確立が、今後の経済回復へのカギとなってくるでしょう。

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<参照>
毎日新聞:緊急事態全面解除へ 1カ月の経過措置、酒類提供は「段階的に緩和」
河北新報:宮城の2割増し食事券と宿泊割15日スタート
上越妙高タウン情報:新潟県Go To Eatキャンペーン食事券第2弾 販売再開22日から
にいがた経済新聞:新潟県の花角英世知事が定例会見で、県民宿泊キャンペーンやGo To Eatの再開を発表
NBS 長野放送:経済活性化 Go To Eat、宿泊割 「克服する2カ月」へ 知事「アクセル、ブレーキ踏み分けて」
名古屋テレビ【メ〜テレ】:Go To Eatあすから再開 これまでは食事券の利用自粛呼びかけ 愛知
日本経済新聞:「Go To イート」愛知が発行再開 感染改善で旅行支援も
データ・マックス:福岡県、飲食店の時短営業、酒類提供時間制限を終了、福岡市は警固公園、市役所西側ふれあい広場への立ち入り制限を解除へ

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