Googleマイビジネスの「カテゴリ」は、なるべく多く登録するとよい?【ローカルSEOニュースまとめvol.36】

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Google マップやGoogle マイビジネスなど、ローカルSEOに関連するサービスは常にアップデートが続けられています。

そこで編集部では、最新のデータやノウハウをいち早く取り上げるべく、毎週「ローカルSEOニュースまとめ」を配信しています。

今回は第36回目として、2021年9月3日から9月9日の関連トピックをお伝えします。

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ローカルSEOニュースまとめ vol.35 

* ローカルSEOとは…特定の場所に関連する検索(ローカル検索)が行われた際、検索結果に表示される店舗・施設情報を最適化することで、来店や予約に結びつける施策のこと。「MEO」と呼ばれることも。

Googleマイビジネスは、2021.11.5よりGoogle ビジネスプロフィールという名称に変更されました。
これに伴い、2022年にスマートフォン向けGoogleマイビジネスのアプリが終了します。
アプリ終了前に、これまでと同じように快適に使えるよう今から準備しておきましょう!

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Googleマップの最新情報

東京オリンピック、パラリンピックが開催される中、雰囲気を楽しめるコンテンツや都内移動に便利なコンテンツをGoogleマップ上に期間限定で掲載し、話題となりました。

そのほか、施設や店舗へのコンタクトに便利な表示項目の追加など、アップデートされています。

1 ビジネス情報の「電話番号」表示が変更

Googleマイビジネスに詳しい編集者の長谷川氏は、Googleにて「ビジネス名+地名+電話番号」で検索した際の表示項目が増えたとツイートしています。

以前は、該当するビジネスの電話番号のみ表示されていたため、表示結果からダイレクトに発信やルート検索ができませんでした。

今回新たに、電話番号下に「発信」「ルート」「コピー」のボタンが追加され、電話番号検索の流れで店舗へ連絡できるほか、行き方を調べたり電話帳へ登録したりといった用途にも便利です。

長谷川氏のTwitter投稿
▲Twitter:長谷川氏の投稿

<参照>
Twitter:長谷川氏の投稿

2. パラリンピックのマラソンコースが表示

長谷川氏は、Googleマップ上にパラリンピックのマラソンコースが表示されていることをツイートしました。これは、東京オリンピックおよびパラリンピックの公式サポーターであるGoogleが、コロナ禍において自宅でもイベントを楽しめるよう、各種サービスでコンテンツを提供していた一環となります。

Googleマップ上には屋外競技のコース情報を載せていたほか、ストリートビューでオリンピックスタジアムや記念モニュメント、聖火台なども公開していました。

また会場周辺の交通規制を表示したり、ルート検索時は迂回エリアを推奨したりするなど、期間中の都内移動をアシストする工夫も施されたようです。

Twitter:長谷川氏の投稿
▲Twitter:長谷川氏の投稿

<参照>
Twitter:長谷川氏の投稿

今週のGoogleマイビジネスヘルプコミュニティ、注目のQ&A

ここでは、9月3日から9月9日の間にGoogle マイビジネスのヘルプ コミュニティに投稿された質問の中で、注目したい質問と回答の内容を抜粋して解説します。

1. ビジネス情報のカテゴリは多いほど上位表示につながるか?

質問

  • Googleマイビジネスのカテゴリは、複数設定した方が検索で上位表示されやすくなりますか。
  • 例えば、「建築会社」「工務店」「住宅会社」など、似たようなカテゴリをすべて設定するのと「建築会社」一つに絞って設定するのとでは、どちらがいいのか教えてください。

回答

  • ガイドラインにもある通り、基本的には中核事業に当てはまるカテゴリを可能な限り少なく選択します。実際のビジネスの分類に即したカテゴリ設定をおすすめします。
  • Googleマイビジネスではメインカテゴリとサブカテゴリを設定できますが、メインカテゴリで合致するものがあればメインカテゴリ1つを登録します。
  • サブカテゴリはぴったり合致するカテゴリがない場合や、1つの事業所で複数のビジネスを展開している時などに設定します。

補足

  • 複数カテゴリを追加した方が検索結果に表示される機会も増えると考えられますが、関連すると考えられる様々なカテゴリを設定した結果、メインのカテゴリ含め引っかからなくなってしまったというケースがあります。
  • Googleの検索結果は、カテゴリ内容の他にも「ビジネス情報」や「口コミへの返信」「投稿」など総合的に見て判断しています。カテゴリの設定だけで表示順位の改善は期待できないでしょう。

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:ビジネス情報のカテゴリについて

2. 複数事業のサイトURLが同じ、Googleマイビジネスを別々に登録できるか

質問

  • 同じ敷地内で2つの事業を展開しています。各事業の電話番号は別で、Webサイトは同一です。
  • それぞれ独立したビジネス情報を登録することは可能でしょうか。

回答

  • 基本的にはWebサイトは別ドメインである必要があります。
  • ただし、入り口と看板が別々にあれば、Webサイトや電話番号を共有している場合でも、サポートへの問い合わせで別々のビジネス情報を登録できる可能性もあります。

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:同じ敷地内(同じ住所)で2つ事業をしており、それぞれGoogleマイビジネスを登録したいです。電話番号は別なのですが、ホームぺージサイトのURLは同じです。可能でしょうか。

3. 商品が不承認になってしまう

質問

  • ビジネス情報の「商品」に、漢方の一種である「けい玉膏」を登録したいのですが、不承認になってしまいます。理由を教えてください。
回答

  • ヘルスケア、医薬品のポリシーに基づき、漢方は規制対象の商品に関連するコンテンツに該当するため、却下された可能性があります。
  • また「商品」の登録については、Google側でショッピングポリシーや技術要件を満たしているかを審査する承認制度が新たに開始しています。

補足

  • 不承認の商品について異議を申し立てる方法もあります。
  • 管理画面の「商品」メニューから、不承認マークがついた商品を選択し、「審査をリクエスト」をクリックして再審査を受けられます。

関連記事
Googleマイビジネスの投稿機能を活用|種類とメリット・注意点を解説

<参照>
Google マイビジネス ヘルプ コミュニティ:不承認の商品について

口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】


MEOに関わるサービス「Googleマップ」「Googleビジネスプロフィール」や、各種地図アプリ・口コミサイトは日々更新を続けており、その全容を把握するのは難しくなっています。

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本記事では、主に2024年9月・10月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。

※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
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「ポリシー違反によるビジネスプロフィールの制限」が明文化 ほか【2024年9月・10月版 Googleマップ・MEOまとめ】

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