Instagramのプロアカウントとは、広告やインサイトなど、集客や販促に役立つ機能を利用できるアカウントのことです。
プロアカウントに切り替えることでフォロワーや投稿がリーチしたユーザーの反応を把握でき、収集した情報をもとに効果的なInstagram運用へと改善できます。
本記事では、Instagramプロアカウントの概要から集客に役立つツール、プロアカウントへの切り替え作業を解説します。
Instagram for Businessを始める | Instagram for Business
関連記事
Instagram事例まとめ!5つのジャンルで整理/飲食・宿泊・小売・美容やリラクゼーション・レジャーやアクティビティ
飲食店でInstagram (インスタグラム)を集客に活用するには?意識すべきポイントや事例を解説
Instagramの3つのアルゴリズムとは?優先表示されるコツを解説
Instagramの予約・注文機能とは?飲食店を予約する方法/予約ボタンの設定方法を解説
Instagramのプロアカウントとは?
Instagramのプロアカウントとは、ビジネス目的やクリエイターとしてInstagramを活用したいユーザー向けのサービスです。プロアカウントに切り替えたアカウントは、ユーザー名の下に「カテゴリ」が表示されます。
ビジネスとクリエイター
企業向けの「ビジネス」と著名人向けの「クリエイター」の2種類から選択でき、基本機能に違いはありません。
プロアカウントに切り替えると広告などの一部機能を除いた新機能を無料で利用できます。
問い合わせ先として活用できる連絡先のボタンをつけることができます。
投稿した内容に対し、閲覧者の数やリアクションの数を確認できるインサイト機能もあり、投稿の効果やユーザーのリアクションなどを把握できます。
プロアカウント(ビジネス)でできること
プロアカウントにはビジネス目的でInstagramを運用するために役立つ機能がいくつかあります。ここでは、プロアカウントに移行することでどのようなことができるのかを紹介します。1. インサイト機能でフォロワーや投稿を分析できる
インサイト機能とは、フォロワーの年齢、男女比、性別、地域などの情報や、それぞれの投稿に対してどのようなアクションが起こっているのかを時間帯ごとに確認できる機能です。投稿がなぜ伸びないのか、逆にどうして伸びているのかを解析することでアカウントの運用方針を定められます。
この機能はプロアカウントのみが利用できるので、集客を目的にInstagramを運用したい方はプロアカウントへの移行が必須です。
インサイト機能で入手した情報をもとにアカウントを改善していくことで、より多くのエンゲージメントを見込める投稿へと改善できるでしょう。
2. 広告を出せる
Instagramの広告はタイムライン、ストーリーズ、発見タブなどに写真や動画形式で出稿できる有料機能です。年齢、性別、地域、趣味、職業、結婚など、ターゲットを細かく設定できるので、費用の無駄を抑えたアプローチできるのが特徴です。
広告の配信先はさまざまな形式で用意されており、目的に合わせて柔軟に変更できます。
また、インサイト機能で配信した広告への反応を詳しく把握できるので、どのような投稿が効果的なのかを分析して改善し、費用対効果を意識した広告運用が可能です。
3. Instagramショッピングが使える
ショッピング機能とは、写真やストーリーズに商品タグを追加し、そのタグから外部ECサイトへとユーザーを誘導できる機能のことです。商品に興味を持っても購入までのプロセスが複雑であったり、ユーザーが面倒だと感じてしまうと購入機会を逃す可能性が高まります。
そのため、ショッピング機能によってユーザーをスムーズに誘導し、購入までのストレスを軽減させることでオンラインの売上増加を期待できます。
ショッピング機能を利用するためにはFacebookページとInstagramビジネスアカウントを持っていること、さらにInstagramの審査を通過する必要があります。
下記のサイトにてInstagramショッピング機能の詳しい概要と審査までの手順を解説しています。
関連記事
Instagramのショッピング機能とは?審査までの手順/ユニクロ・マツキヨ・伊勢丹新宿店の3事例を解説!
4. DMが便利になる
プロアカウントに切り替えると、DM(ダイレクトメッセージ)のフォルダを「メイン」と「一般」の2つに分けて管理できます。メインフォルダに届いたスレッドを長押しまたはスライドすることで、一般フォルダに移動できるので、簡単にDMを整理できます。
また、デフォルトでは一般フォルダの通知はオフに設定されています。メインに未返信のスレッドを残しておき、返信が完了したスレッドは一般へ移動させることで問い合わせの状況整理に役立ちます。
メインフォルダをプライベート用に利用し、一般フォルダをビジネス用に使い分けるなど、好みの方法でDMの管理が可能です。
他にも、返信の定型文と呼び出す際のショートカットを設定すれば、返信作業の負担を軽減できます。
プロアカウントの作成手順
まずはプロアカウントに移行したいInstagramアカウントでログインし、右下のアイコンをクリックしてアカウントページを開きます。アカウントページの右上にある3本線のボタンを押し、その中から「設定」を選択します。
次に「アカウント」の項目を選択します。
アカウント設定画面の下部に青文字で「プロアカウントに切り替える」が表示されているので選択します。
すると、「無料のプロアカウントを取得」と出て来るので「次へ」を選択してプロアカウントの登録作業に進みます。
「カテゴリを選択」では、運用するプロアカウントに最も近い属性を選択します。
カテゴリを表示させたくない場合はプロフィールに表示をオフに設定すれば非公開にできます。
最後に「事業主ですか?」という選択肢が出ます。
企業が運用する場合や小売が目的なら「ビジネス」を選択し、アーティストや著名人が利用する場合は「クリエイター」を選択します。
これでプロアカウントに切り替わる作業は完了です。あとはプロアカウントの利用目的に適したプロフィールの作成や投稿に進みます。
プロアカウントでInstgram集客の効果を計測
Instagramは、プロアカウントにしたからといって必ずしも集客ができるわけではありません。
発信から集客につながる成功パターンを知るためには、情報収集と、運用を通じて仮説建てた改善策に取り組むことが大切です。
具体策の一つとして、フォロワーの反応や情報に対するユーザーのアクションの結果から、アカウントの発信により反応してもらえるような工夫を試みることが挙げられるでしょう。Instagramのプロアカウントはそのための手助けとなる機能が使えます。
口コミラボ 最新版MEOまとめ【24年11月版 Googleマップ・MEOまとめ】
そこで口コミラボでは、MEO・口コミマーケティングに役立つ最新ニュースをまとめた「Googleマップ・MEO最新情報まとめ」を毎月発行しています。
本記事では、主に2024年11月の情報をまとめたレポートのダイジェストをお届けします。
※ここでの「MEO」とは、Google上の店舗・施設情報の露出回数を増やしたり、来店行動につなげたりすることで、Google経由の集客を最大化させる施策を指します。
※『口コミアカデミー 』にご登録いただくと、レポートの全容を無料でご確認いただけます。
詳しくはこちらをご覧ください。
→写真・PDFからメニュー名を文字起こしする機能が実装 ほか【2024年11月版 Googleマップ・MEOまとめ】