東京都 2月の飲食店予約、対前月比111％と微増：祝日で人出が増加

エビソル飲食店予約推移・2021年2月度

株式会社エビソルは3月4日、飲食店向け予約管理システム「ebica」のデータを用いたレポート「エビソル飲食店予約推移・2021年2月度」を発表しました。

この調査は、「ebica」「グルメサイトコントローラー」を利用している約4,000店舗の予約状況を統計で表したものです。

全国の飲食店で、2月の1店舗当たり総予約数は104.1件（対前年比：55％、対前月比：94％。1月は110.3件）でした。

また、1日の平均予約数は3.7件（1月は3.6件）でした。

総予約数は1月から減ったものの、2月は1月に比べ日数が3日少ないことから、1日の平均予約数はほぼ横ばいとなっています。

ただし対前年比では、緊急事態宣言が延長された影響で、未だ厳しい状況が続いています。

大阪府における2月の1店舗当たり総予約数は127.5件（1月は144.7件）、1日の平均予約数は4.6件（1月は4.7件）でした。

対前年比では58％となっており、対前月比でも88％に減少しています。元々飲食店予約が比較的多かった大阪ですが、飲食店の時短営業が継続されていることから、停滞した状態となっていることがうかがえます。

一方で東京都は、1店舗当たりの総予約数が78.4件（1月は70.9件）、1日平均予約数は2.8件（1月は2.3件）でした。対前年比では43％ですが、対前月比では111％と増加しています。

特に最終の22日の週は、祝日（天皇誕生日）で外出が増えたことが要因にあげられています。

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株式会社エビソルのプレスリリース
https://www.ebica.jp/data/weekly-rsv20210304/